NISHISAITAMA PROJECT

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紅葉シーズンが終わった早朝の宮島へ

広島に引っ越してからもう7年目ぐらいになると思うのですが(それすらも忘れた)、未だに「宮島の紅葉」をまともに見たことがなく、今年こそは! ということで夏ぐらいから行こう行こうと思っていたのに、なんだかんだで紅葉シーズンの11月の土日や連休はあちこち遠出してしまって、気がつけば結局12月になってしまいました。

もうさすがに遅いだろうとは思いつつも、12月2日という12月最初の土曜日ぐらいなら、まだ少しぐらいは紅葉は残っている可能性はあったので、ほぼ始発の電車に乗って宮島へと行ってみることにしました。

 

なぜ始発近くの電車かと言えば、それはアフターコロナになった現在の休日の宮島は、それはそれはものすごい観光客が押し寄せる阿鼻叫喚な世界となり、ゆっくり観光などできるような状況では無いことが予想されているので、観光客が活動開始する前の時間帯に訪問しておきたかったのです(なお、完全に始発じゃ無いのは、始発で行くとまだ真っ暗だったというのもあり・・・寝坊したわけではないですよ)。

 

同様に今では観光客が溢れすぎててあまり行く気のしない京都も、早朝だったら普通に楽しめた経験があり、宮島も早朝に行けば楽しめるんじゃないかとも思ったのですね。

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doveplusで四万十川をさかのぼり温泉を目指す 後編

前回からの続きです。

西土佐の道の駅で小休止した後、引き続き、四万十川をさかのぼって行くと、目の前には鉄道らしき鉄橋が見えてきます。

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doveplusで四万十川をさかのぼり温泉を目指す 前編

前回からの続きです。

翌日は早めに起床し、四万十川に沿ってdoveplusで走ってみたいと思います。

というのも、今回、高知までdoveplusを抱きかかえてやってきた目的と言えば、やっぱり四万十川。これに尽きます。

そもそも、doveplusに乗り始めて以来、漠然と「四万十川に沿って川下りしてみてぇ・・・」と思い続けていたのですが、いざ実際に現地へ行こうとすると、主に天候的なところが折り合いが付かず、なんだかんだで未だに実行できなかったのですね。

そんなわけで、念願の四万十川へやってくることができたのですが、当初の予定では、「川下り」をするつもりで、「川上り」は計画していなかったのです。では、なぜ川をさかのぼることになってしまったかというと、それは今回の最終目的地の温泉の存在があります。

初めは広島から船で松山に渡り、予讃線予土線宇和島を経由して江川崎まで行き、そこから四万十川に沿って川下りして、中村へ抜けようかと思っていたのですが、地図を確認すると中村には〆の温泉がなく(以前はあったけど廃業していた)、その一方、四万十川とその支流には温泉マークがいくつか並んでいたので、これはもう、中村を起点に登り坂を散々走って温泉入って列車で帰るしかない! と、その温泉のためだけに、全行程をひっくり返すことにしたのです。

とまあ、そんな裏話はおいといて、まずは中村を出発します。

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桂浜から高知海岸を走って須崎へ

前回からの続きです。

桂浜から先は特に予定も計画も無く、なんなら高知市内に戻って街ブラしつつ、土讃線に乗って本日の宿泊地へ行こうかとも考えていたのですが、桂浜へ向かう途中に見えた直線的な高知海岸沿いの道路、通称・黒潮ラインがとても良さげだったので、この黒潮ラインをひたすら西へと走ってみることにしました。

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doveplusと共に、いざ桂浜へ!

11月の飛び石連休は、余りまくって既に腐りかけている有給休暇をくっつけて4連休とし、前半の2日間は、泊まりがけで遠出してみることにしました。向かった先は高知県です。

向かった理由とか、今回の行程のコンセプトなどについては追々語っていくとして、まずは高知へ向かいましょう。

始発の新幹線に乗って岡山まで行き、そこから特急南風1号で高知県を目指します。

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今福線の未成線巡りついでに有福温泉へ行き、ついでにスーパーまつかぜに乗ってみる

前回からの続きです。

今福線の有福駅(予定地)から有福温泉へと向かってみましょう。もし、実際に今福線が旧線として開通し、有福駅が開設されていたら、最盛期には有福駅から有福温泉への路線バスがあったかもしれないし、輪行で有福駅まで来た場合は、駅前でまだ見ぬ温泉に思いを馳せつつ、うきうきしながらチャリを組み立て、そして現地へと向かっていたに違いないので、そんな気分で向かってみることにしましょう。

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今福線のコンクリートアーチ橋を見に行ってみる

現在の広島の自宅の近くを走るJR可部線は、2003年までは三段峡駅まで走るそれなりに長い路線でした。計画では、そこからさらに北進して島根県の浜田まで行くはずだったのですが、いろいろあってご破算となり、三段峡までの線路すらも廃止となって現在に至っています。

一方で島根県側の路線は、戦前から今福線という名称で工事が進められ、山陰本線の下府(Shimokou)駅から分岐し金城(Kanagi)町の途中まではほぼ完成という状態まで持って行けたにもかかわらず、運悪く戦争やら水害やらあって結局は鉄道が走ること無く放棄されてしまいました。

現在でもその痕跡の一部が残されていて、しかも場所によってはその線路が敷かれる予定だった橋の上などを歩くことができるとのこと情報を得たこともあり、実際に行ってみることにしました。

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チェアゼロのシート交換が完了したので、庄原ライナーに乗って西城川でチェアリング

キャンプや登山などで活躍していた、ヘリノックスのチェアゼロというアウトドア用軽量チェアー。今まではカメラアングルで良い感じにごまかして見えないようにしていたのですが、実は2年前のとあるキャンプの時、運悪く風が吹いたタイミングで燃えさかる焚き火台の上に乗っかってしまい、思いっきり穴が開いてしまったのです。

最初は穴も小さめで使う分には問題無いだろうと、だましだまし使っていたのですが、さすがに穴がでかくなりすぎて座ること、それ自体が困難になってしまい、一念発起してシート交換!

ちなみに、シート交換前のチェアゼロはこんな感じです。

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ゆめしま海道にレンタカーで乗り込んでドライブしてみる

かなり昔から、一度やってみたかったことの一つに「自分の運転でフェリーに乗り込んでみる」というのがありました。

ぶっちゃければ要するに、「車でカーフェリーに乗るだけ」なのですが、関東在住の頃にこれを実現しようとなると、一番近くでも神奈川の端っこの方から出ている東京湾フェリーぐらいで実行するしかなく、あとは静岡や新潟まで行くか長距離フェリーしかありません。

したがって、自分が所有する自家用車ならともかく、レンタカーなどでやるにはあまりに馬鹿げていてやりようがなかったのですが、大小様々な有人島を数多く持つ広島近辺では、地元民が日常的にフェリーに車を乗せる航路も意外と多く、それならばちょっとやってみようかと思い立ったわけです。

じゃあ、どこへ行こうかといろいろ地図を眺めて思案した結果、ゆめしま海道へ行ってみることにしました。

ゆめしま海道を抱える愛媛県上島町は、しまなみ海道因島生口島からほど近く、フェリーに車を乗せても一般的な乗用車ならば片道千円前後で利用でき、頻繁に運行していて、さらには予約も不要と、カーフェリー未経験者にもかなり難易度が低めだし、車が無いと行くのが難しい場所もあったりするので、行ってみたくなったというわけです。

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今年も岩倉ファームパークキャンプ場へ行き、ついでに温泉へ

なんだかんだで今年は去年ほどキャンプに行っていないことに気づいたところで、いつも一緒にキャンプに行っている職場のHさんからお誘いを受けたこともあり、しばらくぶりのキャンプへ繰り出すことにしました。

今回は特に新しいこともせず、ただキャンプに行って肉を焼いて1泊して帰るぐらいの行程なので、特筆するようなことも無いと言えばないのですが、毎回常に新しいことを求めて続けても息切れしかねないし、たまには良いよねってことで。

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広島県最南端の鹿島へ行ってみた・後編

前回からの続きです。

鹿島にある広島県最南端で一休みしたところで帰りましょう。桂浜温泉からここまで、ほぼ一本道だったので、帰りも全く同じルートで戻ることになります。

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広島県最南端の鹿島へ行ってみた・前編

広島湾には江田島倉橋島といった大きな島がいくつかあり、それらの島々にくっつくような形で鹿島という小さい島があります。こちらの鹿島は、広島県有人島の中では最南端にある島で、倉橋島から橋で渡ることが可能です(無人島を入れると岩礁を除けば最南端は横島という島らしい)。

昔から、とにかく地形上の先端まで行ってみることを趣味としているような人間でもあるので、前々から興味があったのですが、いろいろ調べてみると路線バスなどを活用すると、案外簡単に行けることがわかり、さっそく行ってみることにしました。

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友人が来たので広島市内を散歩してお好み焼きを食べてみる

9月下旬頃、中学時代からの友人が九州出張ついでの帰り際に広島で途中下車してやってきたので、軽く飯でもという感じで、ビールを美味しくするためだけに、市内を散歩してきました。

その友人は自分と同様、生まれも育ちも生粋の関東の人なのですが、友人父が一時期広島に単身赴任していた関係上、何度も広島には訪問していたようなので、一通りの観光地は見ているとのこと。なので、あえて「そういうところ」は外しつつ、適当にぶらつく感じで行ってみました。

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国道184号線などで出雲へ向かい、高速バス輪行で帰る旅

前回からの続きです。

酷道から一変して快適な国道に生まれ変わった国道184号線を通って出雲を目指してひたすら走ります。

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国鉄バス雲芸本線と国道184号線の酷道部分走破

広島と島根を結ぶ交通機関の一つとして、かつては国鉄バス雲芸本線という路線がありました。

こちらは、その名の通り出雲国安芸国を結ぶバスであり、実態としては現在でいうところの出雲市駅と三次駅をダイレクトに結ぶ国鉄のバス路線でした。もちろん現在は消滅した路線バスなのですが、コンセプトを引き継いだ路線としては広島と出雲を結ぶ高速バスとして存続し、また、広島市内にJRバスの路線バスで雲芸南線という路線名でわずかながら生き残っています(実態はバスセンターから安佐北区ニュータウンを結ぶ路線バスなので、雲芸本線の「雲」にいたっては全く名を呈していませんが)。

www.chugoku-jrbus.co.jp


そんなこともあって、この雲芸本線というバス路線は完全に消えたかと言えばそうでもなく、三次駅から赤名駅までは備北交通の路線バスとして1日3〜4往復ながらも辛うじて健在であり、かつ乗車難易度としてはそこまで高くないので、この区間だけ乗ってみることにしました(これ以外の区間は、起終点が鉄道駅では無く、地元民が病院などに行くために走らせている町営バス的な扱いで乗車難易度はそれなりに高め)。

まずは自宅最寄りの芸備線の駅から芸備線に乗って三次駅へ。

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