NISHISAITAMA PROJECT

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友人が来たので広島市内を散歩してお好み焼きを食べてみる

9月下旬頃、中学時代からの友人が九州出張ついでの帰り際に広島で途中下車してやってきたので、軽く飯でもという感じで、ビールを美味しくするためだけに、市内を散歩してきました。

その友人は自分と同様、生まれも育ちも生粋の関東の人なのですが、友人父が一時期広島に単身赴任していた関係上、何度も広島には訪問していたようなので、一通りの観光地は見ているとのこと。なので、あえて「そういうところ」は外しつつ、適当にぶらつく感じで行ってみました。



荒神橋を渡る広電の路面電車

稲荷町交差点から的場町電停を通り、荒神橋を渡って猿猴橋町電停経由で広島駅へ行くルートが近い将来に廃止となり、稲荷町交差点からまっすぐ広島駅の二階に突っ込む新線が建設中なので、この風景を眺めることができるのはあと僅か。なんとなく、小倉のモノレールみたいな風景になるのではと予想している次第・・・

それはともかく個人的には広島に出張していた頃は、この荒神橋のたもとにあるアークホテル広島というビジホを良く利用していたので何気に思い入れのある場所だったりもするんですよね(設備は古かったけど、最上階にある大浴場とサウナが良かった)。

荒神橋の先を行くと、多くの広島県民からすれば聖地とも呼べる、マツダスタジアムが見えてきます。



どうせだったら行けるところまで行こうと、球場のゲートの直前まで歩いて、脇道の逸れて離脱。


※ちなみにこれは別の日です・・・

マツダスタジアム山陽本線に挟まれた道路を東へと向かい、JR貨物のターミナルの下にあるトンネル状の歩道をくぐって線路の北側へと行き、その近くにあった銭湯に突撃してみました。



三本松湯。

一見すると、築年数が良い感じに行ってる木造アパートのようにもみえてしまうこちらが、入口から男女に分かれているタイプの銭湯。失礼ながら絵面的には面白みのないかもしれませんが、このスタイルの銭湯は絶滅危惧種に指定されてもおかしくないレベル・・・

中に入ってみれば、それはもう昭和の雰囲気を色濃く残す、下町の銭湯そのものといった風合いで、なかなか良かったですね。浴場には絵に描いたような年代物の広告がずらっと並んでいて、それらを眺めているだけでも楽しめますし、お風呂の方も、そこまで広くはないものの、適温のお湯と肩までしっかり疲れる水圧を全身で感じられるぐらいの深さの湯船で、大変気持ちよく入浴することができました。ここはまた訪問したい。

・・・

ひとっ風呂浴びたあとは、本日のメインイベント。



せっかくなので男前ジョッキ。たぶん1リットルぐらいありますが、先ほどの銭湯でいろいろ絞られたおかげで、一瞬で蒸発しました。



今回訪問したのは、友人の希望により、広島駅の北口から徒歩5分ぐらいのところにある、としのや光町店。

www.toshinoya.com

こちらの店は府中焼きがメインなので、広島「県」のお好み焼きであっても、広島「市」のお好み焼きではなく、広島県東部・府中市お好み焼きになります(府中市は、だいたい広島から90kmぐらい離れている)。

府中焼きは豚バラ肉の代わりにミンチ肉を使って、パリッと仕上げるので、これがとてもビールに合うし、としのやオリジナルのソースがまた最高に美味いので、県外の人にもお勧めの逸品ですね。

余談ですが、としのや府中焼きは、たまに出前で頼んで自宅で食べています。

広島市内はお好み焼きデリバリー網が古くからかなり発達しているおかげで、自宅から電話で注文して速攻で出前してくれるお好み焼き屋が、把握しているだけでも8店舗ぐらいあります。なので、その気になれば毎日違う店のお好み焼きを食べることすら可能という、広島県民のお好み焼きにかける情熱はすさまじい・・・・

 

そんな感じでがっつりビールを飲んでお好み焼きを食べたあと、広島駅に戻って解散となりました。

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