NISHISAITAMA PROJECT

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広島電鉄駅前大橋ルートの工事進捗具合を確認しに行ってみた

早起きした土曜日。なのに、外を見ると雨が降りそうなぐらいのどんより曇り模様。

こんな天気だと、頑張って遠出しても良い景色に巡り会えそうにもないので、広島市内でもチャリで巡ってみましょう!!

というわけで、今回は広島の路面電車こと広電の新しい路線である、駅前大橋ルートがある程度完成してきたという情報を得たので、進捗具合などを確認しつつ、気になるスポットを巡ってみたいと思います。

まずは自宅を出て太田川に沿って、いつものチャリ通勤ルートを広島市内へと適当に走って行きます。



土手の桜も7分咲きといった具合ですね。ただ、青空ではないのでイマイチ映えないのが残念なところ。しかしまあ、天気云々は人間様がどうこうできるものでも無いし、こればっかりは致し方ない・・・

そのまままっすぐ南下し、広島の中心地をチャリで走り抜けて、幟町の酒商山田さんで酒を購入。



sake-japan.jp
調べてみると東京にも支店ができたようなので、東京に戻ったあとでも、この絶妙な日本酒や焼酎のチョイスを楽しむことはできそう。東京に戻るかどうか分かりませんけど。

日本酒を確保できたところで、今回のメインイベント、広電の新線工事現場へと向かってみることにしましょう。



稲荷町電停から広島駅までまっすぐショートカットする新線が既に完成している!(電車が走っている手前から左手前へカーブしている白い軌道が新線です)

これができれば、広島駅から広島の繁華街である八丁堀や紙屋町方面へのアクセスが格段に良くなるはず。



こちらはまだレールを敷設中っぽいですね。

もう少し高いところから見下ろせれば良いんですけど、この辺はオフィスビルばかりで、新しい軌道をはっきりと確認するのが少し難しい・・・



駅前大橋から広島駅の部分は高架になるとのことで、この辺は着手したばかりかな。

将来的には、広島駅の2階だか3階に突っ込んで、小倉駅北九州モノレールのようになるとのことで、路面電車が高架になるとは興味深いところではあります(中国・大連の路面電車が途中で高架になって道路と立体交差している路線はあったけど、国内だとそういう路線はないと思う)。

まだまだ時間的にも体力的にも余裕があるので、久しぶりに宇品方面へ行ってみましょう。



こちらは的場町電停から猿猴橋町を経由して広島駅へと向かう、現在の広電の路線。
広島駅電停から的場町を経由して稲荷町電停へ向かう区間は、広島駅からいったん繁華街とは別方向の狭い道を通り抜けて「くの字」で遠回りする上、道幅も狭くて運行上のボトルネックにもなっていたため廃止となり、先ほどの新線へと付け替えることになったのです。ついでにJRと広電の乗り換えもスムーズになって一石二鳥ってところでしょうか。



中央の赤い直線が新線で、猿猴橋町を経由するカーブしたルートが廃止になります。

広島港方面へ最短ルートで直進する皆実線は全線が残ったりするので、この辺の事情を知らない人だと複雑で理解しがたいところではあるのですが、その辺は興味があれば別途調べていただければ良いかと思います。

railproject.tabiris.com

皆実線と一緒に宇品方面へと向かっていくと、途中で本通からやってくる宇品線と合流します。



やってきたのは元・京都市電の車両。
故郷の京都では10年ちょっとで路線廃止となってしまったのに、移籍した広島ではもう40年以上使用されているという、京都生まれ・広島育ちの車両。もう故郷の土地も言葉など忘れているのでは。



「お弁当・タコの唐揚・タピオカ」
この店、かなり気になる・・・というか、そのラインナップはすごい。

さて、このまま宇品へ向かっても良いのですが、今日は他に行きたいところがあるので、方向転換して吉島・江波方面へ行きましょう。



南千田橋を渡って吉島へ行き、さらに江波へと渡っていきます・・・

というところで、キリが良いので続きは次回へ。

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