NISHISAITAMA PROJECT

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18きっぷで行く岡山市内サイクリング

今年の夏は6年ぶりぐらいに青春18きっぷを買ってみました。

学生時代に散々お世話になった青春18きっぷも、最近では時間をかけて安くゆっくり行くぐらいなら、多少の割高な金額を払ってでも新幹線や特急に乗って、快適に移動しつつ、できるだけ無駄な時間を減らして最大限に旅行を楽しむようなスタイルになりつつあって、その存在すら忘れかけていましたね。

 

まあ、それ以前に、ここ数年は酷道巡りやらハイウェイスタンプ収集やら離島巡りばかりやってて鉄道メインの旅行をしなくなってきたというのもありますが。

 



この18きっぷ、首都圏や関西圏に住んでいる人だとあまり気づかないかもしれませんが、地方在住だと使いにくさが倍増します。

たとえば広島駅起点の場合、まともに使える長距離JR路線は山陽本線ぐらいしかなく、18切符を使って旅行するとなると東か西の2択となり、現地に行って、それなりに観光して、常識的な時間に日帰りで帰ってくるとなると、行き先は岡山か山口のいずれかしかないのです(広島駅から大阪や博多まで片道5時間半以上、四国は鉄道がなくて論外、山陰方面は線路があってもまともに列車が走っていない)。なので、そういう地理的な要因からも非常に使いづらい切符なのです。

とはいえ言い換えれば、12,050円出して18きっぷを購入すれば、夏の間は岡山と山口に1日2,410円で5回も往復して現地で遊べるわけであり、文句など言っても仕方ありません。さっそく18きっぷを握りしめて、手始めに岡山まで行ってみました。

・・・

広島から最も接続の良い山陽本線の電車に乗ること3時間ちょっと、160km離れた岡山に到着です。高速バスでも広島から岡山へは2時間半で到達(自宅最寄りの中筋駅から岡山ICなら2時間)できることを考えると、やはり在来線の長距離移動はいろいろ厳しいですね。



そういえば、幾度となく雨に降られていた岡山駅、今回は初めて良い天気に恵まれたような気がします! おかげで暑い!



岡山といえば岡山出身の乙倉悠貴さんですね??

それはともかく今回、岡山に来た理由の1つは、宇野バスが発行している交通系ICカードを買うためだったりします。半年前に岡山に来たとき、その存在は知りつつも宇野バスの営業所がどこにあるか見つけられず購入を見送ってしまったのです(岡山駅ではなく宇野駅にあるものだと思ってた)。



この、宇野バスが発行する宇野バスハレカカード。これを含めて全4種類もあり、全部買おうかどうか迷いましたが、岡山在住でもないのにノーマルハレカカードと合わせて5枚もあっても使い道が全くなさそうだし、1枚だけの購入で落ち着きました。

広島のように県内を走る一部の高速バスでも使えるなら、1乗車1枚ぐらいの感覚で使いまくればあっという間に消費できそうですが、軽く調べた限りでは岡山県内にそういう路線がなさそうなので断念・・・(せめて、広島⇔岡山の高速バスで使えれば・・・!)

せっかく新しいハレカカードが手に入ったので、岡電路面電車に乗って終点まで行ってみましょう。終点まで行っても140円なので、全然使い切れる金額ではないですけども。



東山・おかでんミュージアム駅停留場。「駅と停留場が、かぶってるじゃねーか」って突っ込まれそうですけど、これが正式名称らしいです(別に誰も突っ込まないか)。

では、岡山駅方面に向けて戻ります。



自転車専用の信号機に矢印が付いている珍しい信号機。自転車に矢印ってどういうことなの? いやまあ、この状態で左折はともかく、右折などしたら車に轢かれるので、むしろ正しい表記と言えばそんな感じ。



旭川の中洲に形成されている東中島町と西中島町。その手の人には有名な地域ですね(詳しくは検索してみてください)。橋の上から眺める分には、まあまあ普通の住宅地です。

柳川筋を北上し、適当なところでさらに一本入ると、緑が生い茂る小川が見えてきます。



こちらは西川緑道公園という川沿いに沿って細く長く伸びる公園の一部分であり、昨年はこの川に沿って南下して岡山港を目指しました。

ic-yas.hatenablog.com
そのまま山陽本線の線路を越えて岡山駅の北側へと向かい、吉備線に沿って進みます。



岡山駅から5kmほど進むだけでこの光景。



なかなかのローカル線の雰囲気があります。将来的には電化してLRTが走る計画があるようですが、正直なところ、ここをピカピカの超低床電車が走る姿は想像できませんね。

中途半端なところですが、キリも良いので続きは次回へ

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