毎年夏に購入していた18きっぷ。
18きっぷオンリーでの日帰り圏内では、いよいよ行く場所がなくなってしまったので、18きっぷを活用しつつ、他の交通機関などを使って少し遠くに行ってみることにしました。
どこへ向かったかというと、香川県です。
つい先月もドライブで向かっていますが、今回は電車での訪問となります。
広島市内から山陽新幹線に乗って岡山へ。18きっぷなら3時間以上かかる行程も新幹線のぞみなら、たった40分・・・!
岡山駅からは、瀬戸大橋を渡って高松を目指していきます。先月、初めて自らの運転で走行した高速道路とは違って鉄道はもう何度も乗っているので、こちらはもうお馴染みの車窓です。
とはいえ、日本国内で電車が大海原の上に飛び出すような路線などはここにしか存在しておらず、そんな瀬戸大橋を渡るときはテンションあがります笑
四国に上陸し、坂出に一旦停車したあとはノンストップで高松駅まで一直線。
岡山から高松まで、普通乗車券だと片道1660円なので、最寄り駅から広島駅までの金額を含めても18きっぷ的にはまだ元が取れてませんが、新幹線を活用したおかげで、広島から2時間弱でここまで来ることができました。すごい。
今回の目的は、ことでんの志度線なので、JR高松駅の向かいにある高松築港駅へ移動し、そこからことでんに乗車します。
ひさしぶりのことでん。改札を抜けたところで、すでに発車ベルがなっていて発車間際だったため写真など撮らずに、黄色い電車の琴平線に飛び乗り、2つ隣の瓦町駅まで行きます。
瓦町駅はことでんの中心となる駅で、この駅からことでんは琴平線、長尾線、そして今回乗る予定の志度線の3方向へとそれぞれ別方向へと分岐していきます。阪急でいう十三駅みたいな感じですね(十三駅とは違うのは、志度線は他の線路と接続していない点でしょうか)。
琴平線や長尾線のホームとは少し離れた志度線のホームへ移動し、赤い電車に乗車しましょう。
電車に乗り込み、しばし待てば出発です。
志度線は本線扱いの琴平線にくらべて駅間が短く、沿線の民家との距離も気持ち近めで、まるで路面電車の専用軌道区間のような車窓が続きます。
1ヶ月前にレンタカーで走り抜けた道路の横を電車で進んでいくこと30分、乗客もほぼいなくなった志度線の終点間際で、一瞬だけ海岸線を走る区間があります。
終点間際で海岸線を走る点では、伊予鉄の高浜線と似たような感じではありますね。
そして、終点の琴電志度駅に到着。これで四国の鉄道はJR私鉄含めて完乗です!(正確には八栗寺へ行くケーブルカーと阿佐海岸鉄道の甲浦駅モードチェンジの部分が残っていますが)
ここから先はdoveplusで移動しましょう。
時計を見ると10時過ぎ。そろそろ讃岐のうどん屋がぼちぼち開店し始める時間帯でもあるので、どこかでうどんを頂いておきましょうか。
今回立ち寄ったのはこちら、亀城庵さん(以前、坂出の駅構内にあった店とは違う系列かと思います)。
本日は長丁場になりそうだったので、うどん2玉分の大盛りぶっかけに天ぷらをつけて豪華にしてみましたが、これで640円というから安い・・・! しかも文句なしにうまい!
腹も膨れたところで、doveplusで適当に讃岐の大地を走ってみましょう。
まずは高徳線の線路に沿って南下して行きます。
ため池の反対側にはオレンジタウン駅という駅があり、その上にはニュータウンが確認できます。このあたりも高松市内への通勤圏内なのでしょう。
・・・
さらに4kmほど進んでいくと、ことでん長尾線の長尾駅が見えてきます。長尾駅は四国八十八ヶ所の87番札所、長尾寺の最寄駅なので、駅や札所を含めてその辺をチェックできれば良かったのですが、ノリノリでチャリ漕いでいたら、それらを完全に見落としてしまったので写真などはありません・・・
この先は長尾線の線路に沿って長尾街道を西へと向かってみます。ただ、この道は交通量が多く、道幅も狭い道なので、適当なところで裏道に避難。
地元の人にとっては何とでもない道でも、初めて自転車で走り抜けるのは楽しい。
高松市内へと向かっていく長尾線の線路と別れて、さらに西へと進んでいきます。
ちょうどお昼過ぎ。もう一杯ぐらいうどんを食べてもいいかなとか思いつつも、天気予報を見ると大きな雨雲が迫ってきていたので、とにかく先へと急ぎ、どこでも良いので避難できそうな駅を目指します。
さらに西へと進んでいくと、今度は別の鉄道路線が見えてきました。
こちらは今朝、2駅だけ乗車した琴平線の線路ですね。地図で確認すればすぐそこに仏生山駅があるようですが、あいにく琴平方面の電車は行ったばかりなのと、天気はまだ持ちそうだったこともあり、もう少しだけ進んでみます。
そして到達したのが円座駅。
まだまだ青空でも、ついにGoogleさんから「大雨警報発令」とのアラートが発せられ、さらに、南西の空には明らかに危険な雨雲の塊が迫ってきているのが肉眼でも容易に確認できる状態になってきてしまいました。
というわけで、一旦ここでdoveplusでの散策は打ち切り、琴平線に乗って移動することにしましょう。こういうところで臨機応変に対応できるのも、折りたたみ式自転車のメリットですね!
参考までに今までの行程です。
ことでん乗りつぶしを考えているとき、高徳線のダイヤが合えば、琴電志度駅から高徳線の造田駅を経由して長尾駅まで行けば、徒歩でも効率よく乗りつぶしすることができそうな予感がします。実際にやったわけではないですが・・・
切りが良いので、続きは次回へ。