NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

山梨などを経由して広島へと帰ってみる話

1週間の実家滞在を経て、広島の自宅へ戻る日がやってきました。当然のごとく、まっすぐ帰るようなことはせず、寄り道したわけですが・・・

今回は、doveplusという決して小さいとは言えない荷物があるので、東京都心部を迂回するために、埼玉の実家より中央本線などを使って山梨経由で帰ることにしました。

さあ、帰るぞー! と、気合いを入れて万全の体制で迎えた1月下旬のとある土曜日。出掛けようと天気を見たら、なんと外は大雨。チャリはともかく徒歩ですら外を歩くのは遠慮したくなるような雨が降っており、仕方なく実家近くのバス停よりバスに乗って最寄り駅へ・・・



関東のJRだと、座席の下がかなり開いているので、自転車を下に入れることもできますね(おりたたぶというマンガでも紹介されていました)。ロングシートの場合は2席分取ってしまうため混雑時は厳しいですが、覚えておいて損は無さそうです。

kc.kodansha.co.jp


八高線で八王子まで行ってから中央本線で西へ向かいます。



広島に引っ越して6年ぐらいの間にJR東日本の特急は大幅にリニューアルされたようで、見たことない特急がやってきました! ・・・と思いきや、これがこれから乗る予定の、特急かいじ・富士回遊号とのこと。たった6年でここまで変わるとは。余談ですが広島方面はほとんど変化ない気がしますね。芸備線に至っては、未だに昭和50年代のキハ40/47とかいう気動車が現役です。



山の方は雨が降っても、それはそれで味わい深い風景になるので、中央本線経由での帰宅は「旅の楽しみ」の観点から見れば良かったと思います。新しくなった特急も乗れたことですし。

特急かいじは八王子を出発後から、ものすごい速度でかっ飛ばし、あっという間に甲府駅に到着。



信玄公も歓迎してくれました・・・が、天気は相変わらずの大雨。晴れていれば、甲府市内を軽くdoveplusで巡ってみようかと思っていたのですが、人生そう甘くはないのですぞ(と、信玄が俺に忠告しているように見えた)。



なので、乗り換え時間を使って、駅ナカで「ほうとう」を頂きましょう。雨が強くて、さすがに駅の外を出歩くのは厳しい・・・



寒い時期のほうとうは最高ですね! というか、ゆるキャン△のアニメみてから、久しぶりにほうとうを食べてみたかったというのもあります。ほうとうが出た回は相当前ですけど。

・・・

腹も膨れてテンション上がってきたところで、旅の続きと行きましょうか。

当初の予定では、中央本線塩尻経由で名古屋まで行ってしまおうかとも思っていたのですが、この先は身延線で静岡まで出ることにしました。どうせ乗るならあまり乗る機会の無い路線の方が楽しいのではないかと思ったので、こちらをチョイスしてみます。



この特急を含め、身延線に乗るのは今回2回目。前回は大学時代の友人と下部温泉に行くために乗り、確かその時も大雨だった記憶が・・・

ic-yas.hatenablog.com


身延線は元々は私鉄でもありJRにしては駅の間隔が短く、路線距離の割には時間のかかるルートでもあり、可能であれば特急で駆け抜けたい路線の1つ。しかも、特急料金も他のJR路線に比べて安めに設定されていることもあり、18きっぷでも無い限りは特急を使った方が何かと良いのですね。

というか、特急ですらわりとこまめに駅に止まるので、下手すると北海道の最果ての鈍行と同じぐらいのペースで駅に停車したりするわけで、あんまり特急に乗っている感じはしません笑

・・・

先ほど乗った特急かいじとは対照的に、特別急いで行くこと無くマイペースで静岡を目指して走って行くと、前回途中下車した下部温泉駅に到着。



実を言えば、晴れていたら河口湖から下部温泉までチャリで移動する計画も立てていたのです。これはまあ、関東に戻ってきたときにでもやりましょう。

下部温泉駅の次は身延駅

『お出かけを楽しみましょうね♪』

ここは、ゆるキャン△の聖地的には途中訪問してみたかったところでもあり、改めて訪問してみたい駅の一つです。あと、ゆるキャン△以上に駅メモのパネルやら横断幕やらあって、いろいろとカオスな状況でした。



もし、天気が良かったら、目の前には南アルプスの山々が拝めたりしたのだろうか・・・前回乗った時も大雨で、全く同じ光景だったので未だ分からずじまい。

そうこうしているうちに、富士宮市を過ぎ、身延線の線路は複線となって富士駅に到着。ここでスイッチバックして、東海道本線後ろ向きで走り抜けます。



令和の時代、JR東海管轄の東海道本線を爆走する在来線特急という存在そのものがそこそこ珍しいので、これはこれで楽しい経験。前回は関東から訪問したゆえに、この区間は乗っていないのですよ。

 

そして定刻通りに静岡駅に到着し、そのままジャストタイムで接続している新幹線にお乗り換え。



別にこの先も在来線でも良かったのですが、朝の出発が遅くなってしまった影響で時間が押していたので、早めに移動しておきたかったのです。一般的な乗車券で移動しているゆえに、特急や新幹線は特急券だけで乗れることもありますし。

静岡駅から、たったの50分弱。あっという間に名古屋に着いたら、間髪入れずに今度は関西本線にお乗り換え・・・まだまだ寄り道しますよ?



名古屋から先は、関西本線に乗り換えてみます。ちょうど良い具合に快速にも乗り継げて、今朝の出遅れをうまい具合に取り戻せつつあります。気がつけば天気も回復してますし、これはいい流れがこちらにやってきたようです(伏線)。


関西本線を走る快速電車で一気に愛知県を抜け、三重県の北部を軽快に飛ばして行きます。

さらに四日市付近で伊勢鉄道と別れつつも、そのまま乗車して終点の一つ前の井田川駅で下車します。



そして、ここでトラブル発生! 2週間ぶり2度目!

井田川駅に停車し「よしよしまだ明るいぞ」と喜び勇んで下車したところで、財布その他一式が入ったカバンを電車内に忘れたことが発覚!

というのも、普段、電車に乗ったときはカバンは前に抱えるか足下に置くかで、下車時に忘れるようなことはないのですが、どういうわけか今回は網棚にカバンを置いていたため、そのカバンの存在をすっかり忘れてしまったのです。肩にはdoveplusが掛けてあるので、無意識にカバンも肩にかけてあると思ってしまったのが敗因・・・

とりあえず、JR東海の忘れ物センターに連絡しようと電話をかけると、ちょうど営業時間が終了してつながらず、それならばとお客様センターに電話をしたら、忘れ物についてはお答えできませんと言われ(そりゃそうなんだけど)八方塞がり。

ただ、今乗った電車は次の亀山止まりであり、幸いなことに後続の電車が20分後にやってくるとこが判明していたので、慌てず冷静に、その後続電車に乗って次の亀山駅まで移動しました。



電車到着と同時に、急いで亀山駅の駅員さんに聞いてみると、待ってましたの如く「こちらですか?」と、見覚えのあるカバンを出してくれて、一件落着。

今回は、たまたま「終着駅の一つ前」で忘れ、「折り返しの電車内をチェックする乗務員」がいて、「終着駅が有人駅」で、「後続の電車がすぐ来る時間帯」だったのがラッキーでした。これが、1日数本しか来ない終点がはるか先の超ローカル線だったり、乗客が頻繁に入れ替わる都会の電車だったりしたら、財布などを含めカバン一式紛失した状態で、縁もゆかりも無い三重県という土地で移動すらままならなかったわけですし・・・

と、一息ついたところで、長くなってきたので、続きは次回へ。

 

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