NISHISAITAMA PROJECT

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広島・呉を巡り牡蠣小屋で牡蠣を食べるツアー

関西在住のお二方を広島に招き、広島県内を日帰りで観光してきました(昨年、大阪で開催した飲み会の続きでもあります)。観光というか、ツアー開催してご案内した感じですね。

ic-yas.hatenablog.com


紅葉の時期の広島と言えば、安芸の宮島で紅葉を楽しむべきであることが、誰もが認める王道パターンではあります。しかしながら、平日ですら大混雑している宮島など、天気の良い土曜日の昼間に訪問などしたら、人混みで身動きすら取れない可能性すらあったので、今回は紅葉とは何ら関係の無い呉の方へ行ってみました。



JR呉線で呉駅まで移動し、まずは昼食を探して呉の中心街でもある「れんがどおり」へ。



「広島に来たら、お好み焼きだよね~」とは言いつつも、いまからがっつり食べてしまうと今回のメインイベントの一つでもある夕食に影響を与えそうだったので、今回は軽く麺類を楽しみましょう。

 

そんなわけで、れんがどおりの裏手にある「麺屋たいら」さんへ再訪してみます(再訪とは言うけど弊ブログでは初登場ですけど)。



汁なし担々麺のように見えても、店主曰く担々麺ではなく「拌麺」とのことですが、わかりやすく言えば、広島市内で提供される汁なし担々麺の麺を太麺にした感じ。〆の白米もセットで付いてきて満足。

では、腹ごなしに呉市内を観光しましょう。



紅葉の方はそこそこ。それ以前に、この辺は海軍の街の呉らしい雰囲気がある良い場所なのに、観光客が数えるほどしかいないのは観光するには助かります。でも、広島市内や宮島はもとい、日本各地がインバウンド地獄で盛り上がっていることを考慮すると、少し心配になるぐらいの静けさではありますが・・・

そんな中、まず向かったのが、入船山記念館。

irifuneyama.com




入場券販売のところには・・・



以前に比べて、呉市内には艦これ等身大ポップがかなり増えたような気がします。艦これは全くやってないので、誰が誰だかさっぱりわからないのが残念なところではありますけど。

そんなことより、入船山記念館です。ここのメインの展示は旧呉鎮守府司令長官官舎で、和洋折衷の見事な建物が残されています。



和室の方は、よくある江戸時代~大正時代の内装という感じで特に特徴もないのですが(写真を撮り忘れたというのもある)、こちらの洋間についてはかなり細かいところまで大変見事で、おそらく当時の最先端かつ最高レベルのものだったと思われます。

・・・

次に向かったのが、大和ミュージアム。呉を代表するスポットですね。

yamato-museum.com




こちらは入船山記念館に比べると、かなりの盛り上がり。

そして特徴的なのが外国人観光客が少なめってところ。敗戦国の巨大戦艦などには興味ないのか・・・

しかし、この戦艦大和を作り上げた技術があったからこそ、いまの日本の産業的な発展があったわけだし、日本人技術者ならば必見だとは思いますね。技術者寄りの客観的な展示が多く、理系学生や技術畑で活躍しているエンジニアなら訪問する価値はあります。



8年ぶりぐらいの訪問ですが、改めて訪問してみるといろいろ勉強になります。2回目なので、復習がてら展示を見てみると新たな発見などもあったりして、このタイミングで再訪問したのは我ながらナイス判断でした。



下から見上げてみると、よりリアルに見える気がします。

特別展も含め、大和ミュージアムを隅々まで拝見したところで時間を確認すると、まだ少し時間が余っていたので、ラストに「てつのくじら館」へ行ってみました。

www.jmsdf-kure-museum.go.jp




こちらは半年前に訪問したばかりですね。

ic-yas.hatenablog.com


ここは無料なのに展示も力はいっているし、それに何より、実際に使用されていた潜水艦の中を見学できるので、呉観光においては、時間があれば絶対に立ち寄っておきたいスポットの一つです。

感想云々については前回の訪問記を参考にして頂ければ。

・・・

時間が来たので広島市内へと移動しましょう。

呉と広島市内の移動はJRか高速バスを利用するのが一般的ですが、今回は目的地が広島港の近くという点を考え、フェリーで移動してみることにしました。

setonaikaikisen.co.jp




呉中央桟橋もこんな感じ。



今回やってきたフェリーはSEA PASEO2。

2020年に就航したにもかかわらず、なぜかいつもタイミングがずれて乗ることかなわずだった新造船にやっと乗る事ができました。



デザインも昭和・平成時代の量産型フェリーとは違って、遊び心満載でセンスも感じさせられる造りになってます。



これなら長距離移動も楽しめそう。

いつか、これで松山往復したいところではありますね・・・もうじき広島から引っ越すことになるので「往復」することはないとは思いますが、何らかの目的を作ってでも乗ってみたいと思わせてくれるフェリーです。



呉から広島まで45分の船旅。

ゆっくり航海しているようで、実はJR呉線の各停と同じぐらいの時間で広島まで移動できてしまうのは意外と言えば意外(余談ですが、高速船のスーパージェットだと25分なので、安芸路ライナーよりも速い)。

船内後方のソファーでごろ寝しつつ、気がつけば広島港に接岸。



宮島を背後に停泊しているのは、スーパージェットの宮島。

広島港フェリーターミナルの向かいには、今回の夕食会場となる牡蠣小屋があります。

www.hiroshima-oyster.com




では早速・・・



牡蠣は殻が大きくても中身が大きいとは限らないので、ガチャ要素があります(当たる当たらないのガチャ要素もありますが、今回は焼き牡蠣なので大丈夫)。



牡蠣だけではなく、ホタテや巨大アサリなどもあって、いわゆる海鮮バーベキューみたいな感じで楽しめます。何食っても美味い!

2時間近く飲み食いしたところで宴会終了。



牡蠣小屋の目の前から発着している広電で広島駅へと帰ります。広島駅まで5号線の比治山下経由だと30分ちょい。



お土産を買って解散となりました。

今回は、日帰りで呉を中心に巡ってみました。関西や九州北部あたりだと、新幹線を使えば日帰りで広島観光をかなり楽しむ事ができそうですし、ホテルが高騰している現在だと、ちょうど良い日帰り観光スポットなのではとも思いますね。

さあ、引っ越しまで秒読み段階です。引っ越し前日まで、やっておくべきリストに挙げたイベントを確実に消化していきますよ!

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