NISHISAITAMA PROJECT

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doveplusと共に、いざ桂浜へ!

11月の飛び石連休は、余りまくって既に腐りかけている有給休暇をくっつけて4連休とし、前半の2日間は、泊まりがけで遠出してみることにしました。向かった先は高知県です。

向かった理由とか、今回の行程のコンセプトなどについては追々語っていくとして、まずは高知へ向かいましょう。

始発の新幹線に乗って岡山まで行き、そこから特急南風1号で高知県を目指します。



そういや、いつも岡山から乗るときはマリンライナーだったし、この駅から特急に乗って四国へ行くのはサンライズ瀬戸を除けば初めてですね。



朝もやの中、瀬戸大橋を渡っていると、やっと太陽が顔を出してきました。今日一日は長くなりそうです。

宇多津駅で高松からやってきた「特急しまんと」と連結し、土讃線を飛ばして行きます。



四国の中央部分を一直線に通過していく路線なので、車窓は終始こんな感じの山の中の景色が続きます。ちなみにですが、高知に向かう場合は進行方向右側に座った方が眺めが良いし(特に大歩危小歩危付近)、なんならスイッチバックの駅や琴平参宮電鉄の廃線跡なども見ることができるのでオススメです。まあ、私は左側に座ってしまったので、景色的にはアレでしたね・・・

岡山を出て2時間半、定刻通りに高知駅に到着です。岡山駅からずっと曇り模様だったのに、ここに来てこの天気! 



この時点で、まだ9時半を少しまわったところ。広島から高知はそれなりに離れているイメージがあるのに、新幹線&特急を使えば3時間ちょっとで行けてしまうとは・・・

そんなわけで時間的にはかなり余裕があるし、今回は意味も無く路面電車に乗ってみましょう。というのも数年前に購入した、とさでん交通ICカード「ですか」の残高が残っていて、これの消化も兼ねているのです。



「ですか」の写真を撮っていたら、電車本体の写真を撮り損ねるという失態・・・



とさでん交通桟橋線に乗って、はりまや橋電停を目指しつつ、その先は特に考えていないので、適当なところで降りてみましょう。



こちらは、有名な「はりまや橋」。

路面電車の中からでも眺めることができますし、なんなら路面電車に乗りながら、はりまや橋を渡ることもできてしまいます。つまり、はりまや橋自体に路面電車の線路が敷かれている、いわゆる鉄道併用橋なのですね。ほとんどの人にとってはどうでも良いことだと思いますが。

はりまや橋電停で伊野方面に乗り換え、さらに進んで行きます。



あんまり遠くに行っても、今度は戻ってくるのが面倒じゃないのか?と思ったので、急遽、蛍橋電停で下車してdoveplusを展開。この先はチャリで高知市内を走ってみましょうか。



今思えば県庁前あたりで下車して、高知城をバックに一枚キメた方が、絵面的には良かったような気がしますが、まあ良いでしょう。そんな写真はおそらく他の人が嫌ってほど撮りまくってインスタとかに載せまくっているでしょうし笑

高知市内を東西に流れる鏡川に沿って、高知の中心地へと戻っていきます。川沿いの道は自転車通行OKの歩行者・自転車道となっていて、気軽に走ることができます。



はりまや橋はともかく、やっぱり高知城ぐらいには数年ぶりに立ち寄っても良かったかなと思いつつも、今回はまだ訪問したことの無い、桂浜を目指してみましょう。



ひたすら南へと突き進んでいきます。



高知の中心地は意外にも太平洋に直接面しているわけでは無く、防波堤のような小高い山に囲まれている盆地状の街なので、桂浜方面へ向かう場合は山を越える必要があります。

ここに来て気づいたのですが、もしこの山が無ければ、先ほど乗った高知駅から出ている路面電車の桟橋線は、それこそ桂浜あたりまで走っていた可能性がありそうですね。

それはさておき、トンネルを越えて、特に特徴も無い住宅地をしばらく走っていると、よさげなうどん屋を発見したのでお立寄り。



浜心うどん。セルフ形式のうどん屋です。



コシの強いうどんで、これはかなりうまい! しかも安い! 大当たりの店でした。てか、こんなにやすくて美味いなら、もっと天ぷら上乗せしておけば良かった!!

うどんに満足したところで、ふと道の反対側を見てみると、なにやらデカイ銅像が目にとまったのでお立寄りしてみます。



長宗我部元親

まさかこんな適当に走っていて出会えるとは、なんたる奇遇・・・

ちょっと話は逸れますが、ざつ旅というマンガでも、まさにこの場所にやって来るシーンがあるのですが、完全に一致してますね(そりゃそうだろうけれど)。そういえば先程通り抜けたトンネルも描画されていたし、途中から無意識に作中と同じルートを通っていたとは、まったく気づかなかった。

www.kadokawa.co.jp
長宗我部元親の像から少し南へ進むと、ついに太平洋に到達できます。



ここからあと3km。高知市内からそれなりに走った感覚ありますが、まだまだ遠い・・・



あとはこのまま海沿いだから、平坦な道を走っていりゃ惰性でも桂浜まで行けるだろうと高をくくっていたら、最後の最後に激坂(って程でも無いけど)の登場。

桂浜って高知駅とか高知城から意外と離れているので、鉄道旅行で高知駅に途中下車した際高知城や、はりまや橋のついでに、レンタサイクルで桂浜でも行くか~」などと考えない方が良いかと思います。行くなら「ついで」ではなく「桂浜に行くぞーッ!!!! いざ、桂浜へ!!!!」ぐらいの気合いを入れないと、たぶん途中で後悔します笑

思いっきり坂を登り、そして登った分だけ一気に下ると、やっと桂浜に到着です!

駐車場の脇にある駐輪場にチャリを止め、桂浜の海岸線まで歩いて行くと・・・



坂本龍馬

かなり高いところに立っているので、並んで記念撮影なんかはできません。

龍馬像の横を少し行けば・・・



これが桂浜か!

正直なところ「桂浜とか有名観光地すぎるし、ちょろっと適当にその辺を見たらすぐ帰ろうか」なんて最初は思っていたのですが、海も砂浜も綺麗だし、なかなか良いところで、思わず長居してしまいました。さすがに観光客は多めですけど、それでもそこまで気になるほどでは無いし、近所にあったら予定の無い休日には散歩がてら通いたくなるようなそんな場所です。



海の色が青くて素敵ですね。

たぶん、幕末の歴史の知識があれば、全然違った物が見えるのでしょうけれども、その辺の知識があまりないので、目に入る情報以上の物が見えなかったは、ちょっと残念ではありました。とはいえ、それらの知識が無くても十分楽しめますし、実際に自分が普通に楽しむことができたので、来てみて損はないかと思います(天気がイマイチだと眺めもアレかもしれないので、その辺は注意・・・)。



龍王岬の先端部分。
海津見神社という小さい神社があり、その先、遠く見えるのは室戸岬・・・は距離的に見えないかも。それはともかく、あっちの方もチャリで走破してみたいし、いつかは四国一周なんてのもやってみたい(doveplusでは厳しいというか無理だと思うけど)。

とまあ、こんな感じでさらっと立ち去る予定だった桂浜をがっつり堪能し、そして次の目的地へと向かうことにしました。

キリが良いので、続きは次回へ。

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