NISHISAITAMA PROJECT

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岩国でラーメンを食べ、伊藤博文に会いに行く 前編

先週に引き続き、18きっぷを使って遠出しようと意気込んでいた土曜日の朝、微妙に寝坊してしまい、遠出するには難しい時間帯になってしまったので、以前からプランBとして温めておいていた、山口県光市にある、伊藤公記念公園へと行ってみることにしました。

こちらの公園は、伊藤博文邸がある敷地内に造られた公園で、最寄り駅は山陽本線岩田駅から4kmほどのところ。一年で最も暑い時期と言われる8月上旬の時期に長距離チャリ移動は厳しくても、4km程度なら軽く汗をかくぐらいでなんとかなりそうだし、山陽本線なら1時間に1本程度はやって来るので、そこまで時間をきっちり調べなくてもなんとかなるのも無計画で行くには最適なところです。

 

自宅近くのJRの駅へと移動し、山口県を目指します。

そして、やってきたのは山口県東部の岩国駅

 



岩国駅もこんなに綺麗に生まれ変わり、さらにはこの辺を走る末期色な国鉄車両も一掃されそうですし、やっとこの辺にも平成の風が吹き出したようです。今は令和ですけど。

ところでなぜ、この駅で降りたのかというと、ここで乗り継ぐ予定の下関方面へ行く山陽本線との接続が悪く、なんと50分待ち・・・気温35℃に迫る真夏の昼間に、駅のホームで50分など待ってはいられないし、11時前とはいえ時間的には昼時でもあったので、駅の外へと出たわけです。

岩国駅を出て駅前ロータリーを眺めていると、昔からやってそうな昭和時代のラーメン屋っぽい食堂を発見。己の直感がここに突撃せよと命令を下してきたので、迷わず突撃してみます。



中華そば、寿栄広食堂。

まだ11時前だというのに、既に行列ができていました(自分が入店した直後に行列が形成されていた)。



寿栄広食堂の中華そば。これはうまい!

基本的には尾道ラーメンと同じ細麺で背脂が浮いているラーメンです。尾道と違う点といえば、スープが醤油ではなく、とんこつ醤油な感じの甘めな感じ。しかも、このご時世に780円という良心的な価格なのも良し。これなら酷暑の中、11時前から行列ができるのも納得です。

鉄道旅の途中ならば、電車の本数に余裕がある下関方面から広島方面への乗り換えついでに、岩国駅で途中下車して立ち寄って見るのもオススメです!

・・・

ナイスなラーメンを楽しんだところで駅に戻ると、全くノーマークだった数時間に1本しか来ない貴重なローカル線の岩徳線が、5分後に発車することが判明。

当初の予定では、山陽本線に乗って岩田駅で降り、そこからチャリで目的地へ向かう計画を立てていましたが、岩徳線に乗ることができるならばこちらを使いましょう・・・結局、片道4kmという短距離チャリ旅で終えるようなことはしないってことですね。



岩徳線のホームに降り立てば、1両編成の気動車が待ち構えていました。半年ぶりの再会です。

1970年代に造られたであろうキハ40の車両に乗り込めば、夏休み期間だというのに課外授業帰りっぽい高校生が多く、それに加えて18きっぷシーズンであるが故に"乗る事が目的の客"らしき乗客もちらほら乗ってて、普段以上に乗車率は高かったように見えます。立ち客も多めでしたし。

そんな岩徳線に乗って40分、米川駅で降りてみましょう。



もちろんこの駅を使うのは人生初。



特に古い駅舎があるとか、眺めの良い海や峡谷が見えるわけでは無いですが、雰囲気としては悪くないです。



自動券売機で記念に1枚切符を購入。「18きっぱーはローカル線に貢献してない」とは言わせないぜ!!

では、doveplusを取り出し、伊藤公記念公園に向かいましょう。


今回のルートとしては、前回、玖珂駅から柳井駅までチャリで走破したときのルートと違いがないため、同ルートでチャリで走ってみようかなとか思っている方がいらっしゃいましたら、そちらも参考にして頂ければ幸いです(絶対にいないと思いますけど)

ic-yas.hatenablog.com

米川駅からdoveplusに乗り換え、出発!




駅前を流れる島田川に沿って下っていきます。

現在の気温34℃でも、基本的に下り坂だし、直射日光さえどうにかすれば、まあまあ快適です。じめっとした暑さじゃないのが助かります。



島田川と共に延びる県道144号線は、高速のインターがある三丘温泉付近までは交通量も少なめなのでチャリ的にも快適。適度に日陰もあり、また、川沿いだからか、灼熱地獄のように暑くならないのも良し。



ここから先は周南市

キリが良いので、一旦区切り、続きは次回へ。

 

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