NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

チェアゼロのシート交換が完了したので、庄原ライナーに乗って西城川でチェアリング

キャンプや登山などで活躍していた、ヘリノックスのチェアゼロというアウトドア用軽量チェアー。今まではカメラアングルで良い感じにごまかして見えないようにしていたのですが、実は2年前のとあるキャンプの時、運悪く風が吹いたタイミングで燃えさかる焚き火台の上に乗っかってしまい、思いっきり穴が開いてしまったのです。

最初は穴も小さめで使う分には問題無いだろうと、だましだまし使っていたのですが、さすがに穴がでかくなりすぎて座ること、それ自体が困難になってしまい、一念発起してシート交換!

ちなみに、シート交換前のチェアゼロはこんな感じです。



青い金属部分で尻を支えるような形となり、非常に座りづらい・・・それだけで無く、寒い時期だと、金属部分がキンキンに冷え切ってしまい、冷たい鉄棒の上に腰をかけているようになっていたので、しびれを切らして交換に至ったというわけです。

気になるシート交換費ですが、その価格は7,920円(モンベル店舗に取りに行けば送料不要、送付希望の場合は+550円。たまたま徒歩圏内にモンベルあるので今回は取りに行きました)。

同じ金額出せば似たようなデザインの、いわゆるパチノックス中華製チェアを2つぐらい新品で買えそうなくらい、それなりに良い値段です。ただ、チェアゼロ本体は2023年11月現在で17,380円もすることを考えれば、まあまあ妥当な金額といえばそんな感じですね。

webshop.montbell.jp


シートの交換自体はモンベルカスタマーサービスに連絡すれば、翌日ぐらいには返答がもらえ、数日以内にシートが店舗に届くので、その辺の手厚いサポートはさすがモンベル

まあ、ちょっとした授業料だったということで、次回からは取り扱いに気をつけたいと思います。対策としては、金属部分にロープを付け、その先にペグを結んで、強風時は地面に固定しようかななんて考えている次第(一応、公式でもそういうパーツがありますが、これがまた数千円する)。

と、いうわけで、これだけでブログの記事1本かけるぐらいだし、実際に1本書こうかとも思ったのではございますが、商品レビュー系の文章を書くのはどうも苦手だ(というか執筆してて楽しくない)し、そういうお話の詳細は他のレビュー系ブロガーの方の記事にお任せするとして・・・・今回は元通りになったチェアゼロ片手にチェアリングでもやろうかということで、広島県北部に位置する庄原市の方へと出掛けてみることにしました。

なぜ庄原なのかと、それは数ヶ月前にも乗った芸備線の臨時列車、庄原ライナーが今秋も週末に運行しているとの情報を知り、また利用してみたくなったからなのです。

庄原ライナーや、それに付随するお話については、前回の記事を参照して頂ければ。

ic-yas.hatenablog.com


前回と同様、今回も庄原ライナーに自宅最寄りの芸備線の駅から乗り込み、終点の備後庄原駅まで一直線。




高速バスに対抗するため、あるいは新幹線との連携や公共交通機関の相乗効果を出すためにも、広島と備後庄原間は2往復ぐらい特急とか快速列車を走らせても良いような気がしますけどね・・・?



今回は庄原市内を巡るツアーバスや備北丘陵公園に向かうシャトルバスなどには乗らずに、一人孤独に備後庄原駅からdoveplusで走りたいと思います。

まずは庄原市内を流れる西城川をめざして駅の北側へと回り込み、適当に街中を抜けて川べりへと向かいます。



西城川に沿って行けば三次まで行けるはずなので、基本的に今後はこの川沿いに進んで行くことにしましょう。なお、西城川庄原市内から北側に迂回して流れていくため、芸備線中国自動車道などとは異なるルートで三次へと流れていきます。



ずっと西城川に沿って進んで行ければ基本下り坂で楽なのですが・・・川沿いに道が一切無い区間も一部あり、そういうときは山を越えて反対側からアプローチするようなルートになります。大歩危小歩危などのような切り立った峡谷があるわけでも無いのに、川沿いに道が整備されていないあたり、広島北部は「開発がそれほど進んでいない現れ」なのかもしれません。



西城川に沿って進んでいたつもりが、気がついたら比和川沿いに北上していました。川沿い楽々サイクリングかと思いきや、峠越えが続き、なかなかハードな行程になってきています。それでも一つ一つの登りはそこまでキツくないので、普通のチャリなら余裕で進んでいけるとは思いますが(doveplusには厳しい)・・・

小粒な峠を3つぐらい越えたあたりで、旧口和町へと入ります。



お、源泉かけ流し温泉があるようなので行ってみましょう。

喜び勇んで温泉へと向かったところ・・・



休業中! 残念!

事前にホームページで調べた限りでは特に告知も無かったし、Googleマップのレビューでも特に触れられていなかったことを見る限りでは、突然の臨時休業だったのでしょうか・・・

気を取り直して先へと進みましょう。ここから先は三次市内まで西城川と共に進んでいくことができるみたいですし、惰性でもなんとかなりそうです。

西城川を眺めながら走って行くと、昔の取水堰の残骸みたいなだだっ広い空間を発見し、時間的にもお昼時だったので、ここらで昼食にしました。



新調したチェアゼロと共に、お湯を沸かしてシーフードヌードルを頂きます。



天気はイマイチでも、快適なチェアゼロに座って誰もいない川のど真ん中でカップヌードルを食べるだけで十分満足できます。コンクリートという思いっきり人工物の上なので、大自然に囲まれているとは言い難いとは言え、それでも視界に入る風景は川と森だけ! そんな自然を楽な体制で存分に楽しめるし、やはりシート交換して良かったというか、もっと早く交換するべきだった・・・!(できれば値上げ前に)

昼食もかねて30分ほど休憩した後、再び三次へ向けて出発です。



三次市内へと入り、旧君田村方面からの道と合流すれば三次市街地はあと僅か。

ここで時間を確認すると、まだまだ余裕がかなりあったこともあり、少し寄り道してみることにしました。



三次町歴史的街並み景観形成地区。

今まで幾度となく訪問していた三次にこんなところがあったとは知りませんでした。竹原の街並み保存地区や柳井の白壁通りなどの雰囲気にも似ていて悪くないですね。三次市は、もっとここをアピールするべきなのではないでしょうか(自分がたまたま見落としていただけのようが気にするけど)。

もう少し寄り道してみましょう。というのも、三次市内に入ってから天気が回復してきたこともあって、それならば尾関山公園の紅葉でも見てみようかと思ったのです。



駐車場は満杯でしたが自転車は気にせずガンガン進んで適当に止めることが可能です(駐車場のおっちゃんに「好きなところに適当に止めて良いよ!」って言われた)



今年は(今年も?)猛暑が続いたあとに、一気に夏から冬へ季節が進んでしまったためか、真っ赤に色づいている木々もあれば、まだまだ緑色の部分もあったりと、かなりムラがあるような感じでしたが、全体的にはそれなりに色づいていたので、良しとしましょう。

尾関山の紅葉に満足したあとは三次駅へと一気に戻ります。



高速バスで帰るか芸備線で帰るか少し考え・・・



芸備線で帰ることにしました。



今回は30km程度の移動でアホみたいな峠越えなどもなく、普段に比べれば楽だったのですが、かなり寒くて堪えました。1週間前に岩倉ファームパークキャンプ場へ行ったときなど、特に昼間は夏のような陽気で暖かかったのに、今秋は一変して真冬のような気温で、しかもこの日は、庄原市高野町や大朝町あたりでは雪も降ったとのことで、本当に寒かったし、下手すれば体調を崩しかねない気候・・・

とはいえ、寒い中でも暖かいカップヌードルを椅子に座りながら食べたりと、寒いながらも楽しめたし、最後に紅葉なんかもちょろっと楽しむ事ができたので、小粒ながらも十分満足することができたので、総じて満足です。

というか、そろそろ山陰地方は雪で閉ざされてしまいそうなので、今のうちに行きたいところへもっと行っておかないと、下手すると二度と訪問できなくなってしまうかもしれませんね・・・・! (今年度中には関東に戻る可能性が出てきているので)

←新しい記事 / 古い記事→