NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

山賊弁当と酒を買いに行くサイクリング

岩国や徳山方面は何度も行っているのに、岩国から徳山に向けてまっすぐ走っている岩徳線には10年近く乗っていないことに気づいたので、これに乗る事を主な目的として、その近辺をDAHON DovePlusで走行してきました。

 

↓前回岩徳線に乗ったときの記事はこちら・・・

ic-yas.hatenablog.com

実際に、岩国周辺には昨年から月に1~2回ぐらいのペースで訪問しているにもかかわらず、岩国市のど真ん中を突っ切る岩徳線には全く乗っていなかったので、ちょっと乗ってみたくなったのです。

まずは岩国駅へと移動します。



それでは乗ってみましょう。ちなみに、岩徳線は典型的なJR西日本のローカル線であり、昼間の本数は2時間に1本程度。確実に乗るためには、しっかり時刻表を確認しておく必要があります。

岩国駅を出発した岩徳線は岩国の市内をゆっくりと走行して錦川を渡り、錦川鉄道と分かれてからは、さらに速度を落として山間部を進んでいきます。この辺は中国山地の奥地を走る芸備線の三次以東や姫新線の雰囲気と似ていますね。



山陽自動車道や山陽新幹線国道2号線の他、旧山陽道とも併走している経路であり、広島~福岡を結ぶ最短ルートだったりします。山陽本線が計画された時期がもう少し違っていたら、間違いなく在来線のメインルートになっていたことでしょう。

欽明路トンネルという長いトンネルを抜け、旧・玖珂町に入ってすぐのところにある小さい無人駅、欽明路駅で下車します。



次の岩徳線は2時間後。

この欽明路駅で降りたのには理由があります。というのも、この欽明路駅から1km弱のところに、この界隈では有名ないろり山賊があり、そこで昼食を調達しようという目論見があったのです。


駅前でDovePlusを展開し、いろり山賊へ移動すること5分で到着。近い!



日曜日の正午という最も混み合う時間で、駐車場は満車、店内にもいつ入れるかすらわからないような状況だったため(待ち時間は確認していないけど)、山賊弁当を購入してすぐに離脱です。



手頃な公園でも探してみようかと思った矢先、「そういや欽明路駅ならしばらく列車も来ないし、ちょうど良いのでは?」と気がつき、来た道を戻って欽明路駅に戻って、駅のベンチで食べることにしてみました。

欽明路駅は比較的できたのが最近の駅で、駅自体にはいわゆるローカル線らしい風情はないのですが、それでも弁当を食べるにはちょうど良い感じかなと思います。

期待通りの山賊弁当に満足した後はDovePlusでサイクリング再開です。目的は山を越えた先にある新岩国駅近くの酒蔵と、その先にある錦帯橋です。

 

 



旧・山陽道らしき道を進んでいきます。勾配もそれほどキツくなく、ほとんど車も通らない静かな道であるため、自転車で気楽に走るには良いですね。



意外と低い峠を越えてしまえば、あとは下りです!



山を越えて柱野駅方面へ行こうと思ったら、あろうことか全面通行止め・・・実際には欽明路道路という道路を経由すれば抜けられるとのことですが、軽く調べてみると欽明路道路は高規格な自動車専用道っぽく見えたこともあって、走るのは難しいと判断し、国道2号線方面へ進むことに。

・・・

ただ、国道2号線は古くからある交通量がそれなりにある道路で、こちらも自転車で走るには厳しいだろうと思いきや、言うほど交通量は多くなく、自転車が走れるぐらいの道幅はあったので、結果としてこっちルートでも悪くはなかったです。ロードバイクとも何台かすれ違ったし、自転車的にはわりと有名なルートなのかもしれません。



錦川鉄道の線路をくぐり、錦川に沿って川下りしていきます。



誰もいない錦川鉄道の線路沿いの道路を飛ばしていきます。この雰囲気、廃止された三江線の雰囲気によく似ていて、懐かしさすら感じさせられますねぇ。

線路沿いにしばらく進んでいき、小さい峠を越えれば新岩国駅の裏手に到達し、そしてそこには今回のもうひとつの目的である、村重酒造さんの酒蔵があります。



お土産用に日本酒を1本調達してから、錦帯橋へ向かいましょうか。



錦帯橋いざない街道」なる道が新岩国駅近くから錦帯橋まで続いています。歩道も広めに整備されていて、地元の人がジョギングなどを楽しんでいました。ただ、実際に新岩国駅からここを通って錦帯橋まで歩いて行くとなると、ちょっと距離があるので、もし新岩国駅から錦帯橋へ向かうときは素直に路線バスかタクシーで向かいましょう(そんな人はほとんどいないと思いますけど)。



錦帯橋です!



自転車のないバージョンも載せておきます笑

日曜日の午後3時すぎで観光客も少なめ。天気も良いし、久々に来ることができて満足です。

しばし休憩し、その後はまた国道2号線を広島方面へと走り抜け・・・



山陽本線の快速シティーライナーに上手いタイミングで乗れそうだったため、大竹駅から先は電車で移動して帰ったのでした。

←新しい記事 / 古い記事→