NISHISAITAMA PROJECT

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岩徳線の柱野駅から錦川鉄道の北河内駅まで行ってみる

以前、岩国から岩徳線欽明路駅まで向かったとき、その一つ前にあった柱野駅という山の中の駅が妙に気になっていたので、18きっぷの余りを使って行ってみることにしました。

ic-yas.hatenablog.com

まずは、岩国まで山陽線で向かってから、岩徳線に乗り換えます。そして、岩国駅からわずか3駅で目的の柱野駅に到着します。



岩徳線を見送ってから、もう少しホームを眺めてみましょう。



秘境駅感が出ていますね。



プレハブっぽい小さな駅舎というかトイレと、ホーム上に少しだけ屋根があるだけの簡素な駅です。ただ、西日本でたまに見かける異次元レベルの秘境駅や、開業当時から残されている古き駅舎ではないので、わざわざ駅を見るためだけに降りたり、立ち寄ったりする人はそんなにいないような気がしますね。



ホームの入口に券売機があったので初乗り区間だけ購入する図。赤字ローカル線18きっぷで乗車しても利益にならないが、降り立った駅で切符を1枚でも購入すれば乗車記録が残って僅かながらでも貢献できる」なんていう話を聞いたこともあり、初乗りを1枚だけ買ってみました。

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それでは、ここから先はdoveplusで移動しましょう。地図を見ると、すぐ近くに新幹線の新岩国駅があって、そこから錦川に沿って錦川鉄道の線路もあるので、錦川を遡り、適当な駅で錦川鉄道に乗って戻ってくるような感じで行ってみましょうか。



御庄川の反対側、写真でいう中央から左にかけて柱野駅があります。



岩国方面に少し進むと錆びた鉄橋が見えてきます。岩徳線の線路かなと思って地図で確認すると、これは岩徳線ではなく錦川鉄道の線路とのこと。言われてみれば、岩国から来るときにこんなところで川など渡った記憶などないし、よく考えてみれば岩徳線ではないことは明白です。

錦川鉄道の鉄橋や山陽自動車道の巨大な橋をくぐると新岩国駅が見えてくるので、今度は錦川鉄道の線路の脇を北西方面へ進んでいきます。



対岸を往く国道2号線+187号線は交通量が多い一方、集落の中を抜ける狭い道なら車も少なく、ゆるっとしたポタリング的な乗り方ならむしろこっちの方が楽ですね。



湿った森の中を進んでいきます。まだまだ蚊も多く、立ち止まったりすると蚊に刺されそうになるため、ほぼノンストップで一気に駆け抜けていきます。この辺は冬に来た方が良さそうな感じであり、実際に逆ルートで訪問した前回は真冬でした。

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突然、広いところに出ました。手前の道路は国道2号線で、これに沿って行くと岩徳線方面へと行ってしまうため、この道路は通らずに国道187号線方面へ走って行きます。



錦川に架かる橋は沈下橋が多く、中には交通量がそれなりにあるような橋でも沈下橋になっていて、沈下橋好きとしても興味深いところです。

対岸に渡って国道187号線を進んでいき、二鹿方面の入口が見えてきたところでで再び錦川を渡りましょう。



地元の埼玉や東京でも西の方でも似たようなところはありますが、こんなに水量が多くゆったりと流れる川はそうそう無いですね(探せばあるのかもしれませんが)。それに関東だと、後ろにそびえ立つ山々がどれも標高が高く、もう少し窮屈な感じがしていたような気がします。

そんな錦川を渡れば、北河内駅が目の前に現れます。



25分待てば13:07発の岩国行きに乗る事ができそうですので、本日はここでお開きとしましょう。ローカル線だと25分待ちは「すぐ来る」レベルなのです。



そういえばいつもこの緑色の車両に乗っているような気が・・・



この日もクロスシート席とその横のロングシート席の一部が埋まるぐらいには混んでいました。なので、一番後ろの広まったところにdoveplusを設置して乗車です。

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帰り際、まだ戻るには少し早い時間帯だったこともあり、清流新岩国駅で途中下車して、今までも何度か訪問している村重酒造さんへ今回も訪問してみます。



日本一の大杉玉。今年のバージョンが完成していました。



今回も、いつも買っている「村重」という新酒を一本調達しました。しっかりとした味わいで日本酒に慣れていないと飲みにくいような気もしますが、個人的にはむしろこれくらいのほうがゆっくり楽しめるので、最近はこういう方が好みになりつつありますね(とはいえ、スッキリした日本酒も好きですよ!)。

 

日本酒を手にしたあとは錦帯橋の横を抜けて、岩国駅方面へと戻ったのでした。

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