NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

獺祭から滝を見て錦川鉄道へ

前回からの続きです。

獺祭の酒蔵で小休止&買い物を済ませてしまえば、本日の目的は達成ということで、あとはもう来た道を帰るだけです。実際に、たまたま建物の前にいた作業員さんに

「自転車でここまで来るのは大変でしたでしょう、でも帰りは下りだからよさそうですね!」

と言われ、まさにその通りなのですが、ただまっすぐ来た道を戻っても面白くないとは思っていたので、地図を見ながら別ルートを探してみることに。

地図で確認すると、この酒蔵から1つ山を越えた反対側に錦川鉄道の線路があるのを発見。距離も高低差もそれほど厳しくなさそうだったこともあり、とりあえず目的地を錦川鉄道北河内駅に設定して向かうことにしました。






獺祭の酒蔵から数百メートル玖珂方面に戻ったところにある、「ふるさと林道 二鹿・川越線」を使って二鹿という集落を目指します。



林道を登っていき、山の上にある明るい集落を駆け抜けます。日当たりが良くて農業に適していそうですが、車がなかった時代だと日用品ひとつ買うだけでも相当大変だったのでは。



急な登り坂をさらに登っていきます。基本的に自転車を降りて歩いているので、実質これはもうハイキング。



酒蔵を出発してから1時間弱で林道の起点に到着。ここから先はなだらかな下り坂になります。



二鹿の集落が見えてきました。ただし、錦川鉄道北河内駅は、さらにここからもう一段、標高差で言うと200メートルほど下る必要があります。ここも、以前訪問した旧・本郷村のような感じで、錦川からかなり登った山の上にある集落の一つなのですね。



「梅津の滝→」という立て看板を発見。行ってみましょう。

集落の外れまで下っていくと次第に左右の山が狭まっていき、そして、目的の滝の入口が見えてきます。



日本語の立て看板の他、英語の立て看板もあるところを見ると、岩国米軍基地の関係者も来ているようです。



落差は目測で7メートル程度の小振りな滝ですが、意外と見応えのある見事な滝でした。これはここまで見に来る価値はあるかと思いますね。



しかし滝の写真は難しい・・・!

この梅津の滝の近くには喜和田鉱山跡という、なかなか面白そうなスポットがあったものの、調べてみると今は特に何かがあるわけでも無さそうだったため、そちらには立ち寄らずに戻ることに。



タングステンが採掘されたらしいです。まあ、その辺の地学的な知識はあんまり無いのでそれ以上語ることはできませんが笑

先ほどの「梅津の滝→」の立て看板のところまで戻ってから、北河内駅に向かって一気に下っていきます。



こういうトンネルの先にある山村は人里離れた秘境感があって個人的には好きですね。

・・・

あっという間に麓まで下っていけば、北河内駅にたどり着けます。



時刻表を確認すると少し余裕があるので、一つ隣の行波駅まで行ってみましょう。

・・・

国道187号線を一気に走り抜けてます。



錦川は川幅が広く水も綺麗な川です。



時間的には、さらにもうひとつ隣の南河内駅まで行けそうでしたが、そこまで頑張必要も無かろうと言うことでここから乗車しましょうか(ちなみに写真は錦町行きであり、実際に乗ったのはこの後やってきた岩国行きです)。



そして、今回も新岩国駅で新幹線に乗り換えて帰ったのでした。

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