NISHISAITAMA PROJECT

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ダム巡りしつつ石見畳ヶ浦と美又温泉へ

温井ダムに満足した一行が次に向かったのが、王泊ダムです・・・が、気がついたら通り過ごしてしまいました。

 




王泊ダムが作るダム湖のど真ん中を突っ切る国道上にある吊り橋です。こうしてみるとこの国道はセンターラインもない古めかしいコンクリート道路なので酷道っぽい雰囲気もあるとはいえ、ほとんど2車線の道路なので走りやすいです。この先には、旧・芸北町の中心地やその先の浜田へ続く最短ルートでもある関係上、交通量もそこそこあります。

芸北町にあるスキー場の芝生を横目に見つつ国道186号線を走り続けると、島根県へと突入し、さらに突き進んでいくと浜田ダムへの入口が見えてくるので、そちらへとお立ち寄りしてみましょう。

ところが浜田ダムは改良工事中(?)で駐車スペースが工事車両で埋まっていて近づけなかったのでダムカードを貰うことができず通過・・・せっかくここまで来たんだからなんとかならないかなと思いつつ道なりに走って行くと、第2浜田ダムという最近できたダムがあったので立ち寄ってみました。



よくある重力式コンクリートダムとは違って垂直になっていて、見方によってはアーチ式ダムのような雰囲気があります。新しいダムだといろいろ技術が進化しているので、こんな設計でも大丈夫なのでしょう。よく知りませんけど。

ここまで来ると日本海は目と鼻の先、せっかくだから海でも見ようぜ!って事になったので、海まで行ってみることにしました。山陰本線や国道9号線のある海岸線まで出てしばらく走っていると、「石見畳ヶ浦」という案内が見えたので、休憩がてら寄り道です。

近隣の駐車場に車を止め、道標に沿って歩くと歩行者用の小さなトンネルを発見。その中を突き進んでいくと・・・



不思議な洞窟(地理用語でいう海蝕洞)になっていました。しかもここには祠のような物もあり、さながら宮崎の鵜戸神宮のような雰囲気でした。ちょっと地味でしたけど、その辺は山陰クオリティ。



トンネルをさらに進むと海岸線に出ます。これが石見畳ヶ浦です。狭いトンネルを抜けるシチュエーションも相まって、開放感が良い!



広大な千畳敷とノジュール。実はノジュールという用語を全く知らなかったのですが、同行した友人がなぜかやたら詳しかったのでいろいろ教えてもらえました! 詳しい解説はWikipediaあたりを見て頂ければ良いかと思います。

想像以上に広かったので適当なところで見切りを付けてUターン。ゴミもほとんど落ちてなく、山陰の海岸線特有の綺麗な海が広がっていたので、純粋に海水浴を楽しむには最高に良いところかもしれません。そういう機会があればぜひまた訪問したい観光スポットでした。

・・・

この後は江津の方へ移動し、かなり前に立ち寄った温泉津温泉に再訪問してから帰ろうという計画を企てていたのです。しかしながら、ダムや海岸線などで長居しすぎたおかげでそこまで行く時間的余裕が無くなってしまったということもあり、浜田自動車道からすぐ訪問できる温泉に行ってみることにしました。

ついで言うとここでドライバー交代したので、久しぶりに助手席に座ってのドライブです。

どこに立ち寄ったのかというと、市内にある美又温泉という温泉地。元々は浜田市に合併する前は金城(かなぎ)町の区域に存在していて、浜田自動車道からも金城PAスマートIC経由ですぐ行くことができます(もっとも、浜田市から行く場合は高速を使わなくても全然問題無く行けるのですけど、料金所を通過してから気づいたという笑)



美又温泉にはいくつかの温泉旅館の他、日帰り客を受け入れてくれる入浴施設もあるので、今回はその国民保養センターにお邪魔しました。



露天風呂こそありませんが、大浴場とサウナがあり、しかも風呂場がからの眺めもそこそこ良いので申し分ありません。お湯の方はアルカリ性のちょっとぬるっとした温泉で肌に良いため美人の湯とも謳われてます。なかなか良い温泉なので、はるばる訪問してみる価値はあると思います!

温泉に満足した一行は、再び友人の運転で浜田自動車道に乗り込んで広島市内へと向かったのでした。



浜田自動車道は片側1車線でも有料の高速道なので、車も少なく快適そのもの。これを使えば広島から浜田へはあっという間に行けてしまうので、今後もまた気が向いたらふらっと行ってみましょう。

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