NISHISAITAMA PROJECT

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大崎上島を軽く巡って温泉へ行ってみた

6月のある週末のこと、以前から会社の人と数人で、瀬戸内海に浮かぶ島である大崎上島にてキャンプなどをやろうという計画を立てていたのですが、いざ予定していたキャンプ場を調べてみると改装休業中でやっていないことが判明し、この計画はお流れになりました。

ただまあ、元々大崎上島へ行くつもりだったし、それに事前調査で調べておきたい場所や、行ってみたいところなどもあったこともあり、一人で日帰りで大崎上島へ行ってみることにしました。

それに、そこそこ天気の良い週末に、お出かけしないのは勿体ないです笑

 

広島市内の自宅を出てからJR呉線安芸津駅まで行きます。



呉線も広駅を過ぎると速度制限区間が多くて時間がかかるのが難点。まあ、たまに乗る分には眺めの良いところでゆっくり走ってくれるので、これはこれでありですけど。



大崎上島は架橋されていない離島のため、フェリーで渡る必要があります。今回は、安芸津駅にほぼ直結している安芸津港から大西港までフェリーで移動してみましょう。



梅雨シーズンでこの天気なら問題ありません。

30分ほどの航海を経て、大崎上島に上陸します。



doveplusをここで展開して、木江町方面へ向かいます。



その前に、長島大橋を見学。大崎上島に隣接する長島へと渡ることができるトラス橋ですね。今回はそちらへは渡らず、島の南側へと向かいます。



フェリー乗り場のサイクリングコースとしてもオススメされていた木江町へ向かう最短ルートを使って見ます。島のど真ん中を突っ切る山越えの厳しそうなルートが予想されますが・・・・



意外とあっさり越えることができました。まあ、doveplusなので坂道を降りて押して歩きましたが、通常のギア搭載の自転車ならば簡単に乗り越えられると思います。

涼しいトンネルを抜け、一気に坂を下れば木江町の中心地へと入っていきます。あっという間。



ここで今回の目的の一つ、木江港から対岸の大三島にある宗方港へ行くフェリー乗り場の確認と、大西港からの到達時間を調べておきます。

というのも、この大崎上島大山祇神社などで有名な大三島を結ぶ大三島ブルーラインという航路があり、これを使ってしまなみ海道へショートカットするルートを使う際の下調べを兼ねていたのです。

omishima-bl.net


ちなみにdoveplusだと多少寄り道しても大西港から木江港まで40分ぐらいで移動できました。木江港には2023年現在で10:50に出港する今治行きの便があり、これに乗るためには10時過ぎぐらいに大西港に到着できれば11時過ぎには大三島へ、さらに12時にには今治へ行くこともできそうです。

さて、大三島ブルーラインや、その道中についての下調べも済んだところで、今回最大の目的である、木江町にある温泉へ行ってみましょう。

こちらは数年前に大崎上島を一周した時から気になっていた温泉です。

ic-yas.hatenablog.com





午後になってちょっと曇ってきたか・・・前回もこの辺から曇った記憶が。



途中、小さい灯台があったので記念撮影。灯台ってもっと背の高いタワーみたいな建物というイメージなのですが、こういうコンパクトなスタイルもあるようですね。



なかなか良い眺めです。

そしてこの灯台のすぐ後ろにあるのが、目的の温泉、きのえ温泉、ホテル清風館

hotel-seifukan.co.jp





駐車場の脇にdoveplusを止めて、さっそく温泉へ入って来ました。

こちらの温泉、ナトリウム、カルシウムを多く含んだ塩化物冷鉱泉という、海沿いの温泉らしい塩辛いお湯で、それだけでも良い感じなのに、それ以上にすごいのが露天風呂からの眺め。さすがに風呂場の写真は撮れなかったので公式ホームページを参照して頂きたいのですが、とにかく眺めが良くて飽きずに露天風呂に浸かっていられると思います。

また、地元の人曰く、晴れた満月の夜の日なんかは、それはとても美しい光景がお目にかかれるとのこと、そういう日を狙って宿泊するのもありかもしれません。

あとは細かいところだと、いろいろアメニティなども豊富に用意されていてサービスも良く、スタッフさんも親切なので、そういうところもポイント高めですね。

余談ですが、瀬戸内海をサイクリングするときにおなじみの「せとうちサイクルーズPASS」があると200引きになるらしいです(今回は不要かと思って貰わなかったのが裏目に出た笑)。



このテラスのすぐ横に露天風呂があるので、眺めもほぼ同じ。かなり良い温泉だったし、また時期をずらして訪問したいところですね!

温泉を後にして、来た道を戻ってみると、木江港に大三島行きのフェリーが接岸していました。



実は14時台の便に余裕で乗れることに気づいていて、温泉に入りつつ、このまま大三島へ行ってしまおうかとも考えていたのですが、温泉に入ってしまったが最後、これ以上アクティブに行動する気もなく、さらにちょうど良いタイミングで大崎上島が実家の会社の知り合いの人にお呼ばれしたこともあり、今回はフェリーは乗らずに見送ります。



前回とは逆ルートで海岸線を走って、会社の知り合いの人の家を目指します。

そして、会社の人と合流してしばしの歓談のあと(この辺は内輪ネタになるので詳細は割愛します・・・)、白水港から竹原へと帰ります。



なんだかんだで盛りだくさんの一日でした。





帰りのフェリーでは竹原港へと向かいます。

安芸津港&安芸津駅とは異なり、竹原港は竹原駅から少し離れているため、引き続きチャリで移動となります。この移動ついでに、駅前商店街を軽く散策してみましょう。



流石にもう何年前だよというレベルですが、竹原といえばたまゆらですね。最近イベントをやったらしく、新しい看板が設置されていました。

しかし、竹原の商店街は本当に絵に描いたようなシャッター街で、今後の行く末が心配になりますねぇ・・・古くからの建物が残る竹原の町並み保存地区は、それでもまだ観光地と言うこともあって多少の活気はあるのに、こちらの昭和の面影が残る商店街は完全に死に体になっているので、この辺をなんとかして欲しいところではあります。まあ、いろいろ難しいのだとは思いますが。



竹原駅へと戻り、呉線で帰宅となりました。

次回は、大崎上島から大三島へと渡り、しまなみ海道を裏から攻めるようなコースで再チャレンジと行きたいです。梅雨明け後は気温も高くなるし、自転車的には厳しいシーズンではあるので、10月ぐらいになったらやってみたいと思います。

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