NISHISAITAMA PROJECT

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DAHON DovePlusで小豆島一周(前編)

(前回からの続きです)

 

新岡山港を出港した船は約70分の航海を経て、小豆島の土庄(とのしょう)港に接岸します。



いつも我が家で使っている、かどや製油のごま油はここで造っていたのか!



小豆島は架橋されていない瀬戸内海の離島の中では最大の人口を誇り、人の行き来も多いためフェリーターミナルの規模もそこそこ大きめです。なんでも、空港を持たない離島の中では最も人口の多い島だとか。



今回お世話になったホテルはこちら、土庄港の目の前にあるオーキドホテル。サイクリング目的の来島者も多いからか、自転車向けのサービスもいろいろあるようです。温泉もあります。

では、早速小豆島を一周・・・といきたいところですが、既に時刻は15時半。ロードバイクならいざ知らず、たいして速度も出ないDovePlusで今から小豆島一周など不可能なので、手始めに小豆島一周ルートの一部分を先行して走ってみることにしましょう。



というのも、公式の小豆島一周ルートの地図を見ると、この土庄港の近くにある土渕海峡を挟んで小豆島の本島と、厳密に言えば小豆島に隣接している前島の二つの島をそれぞれ一周するコースとなっています。この前島という島は土庄港を起点に12km程度で一周できる島ということもあり、明日の練習もかねて先にこちらだけ時計回りに一周してみることにしました。

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土庄港から1kmほど東に向かって進むと、一部で有名な土渕海峡が見えてきます。こちらは世界で最も狭い海峡としてギネスブックに認定されている、B級スポット的にはなかなか見所のある観光名所だと思います。潮の流れもそれなりに速く、言われなければ川と間違えそうなぐらいの海峡でした。



次に向かったのが土渕海峡から南へ少し行ったところにあるエンジェルロード。こちらは、干潮の時間帯になると向かいの島への道が浮かび上がってくると言う、土渕海峡に比べればかなりのA級観光名所なのですが、狙って干潮の時間に行かないとこの通りでした。天気もあんまり良くない日だったので、この程度でいいでしょう。



広島近辺の瀬戸内海とは全然違う光景。どれが何島なのか全くわからない・・・!



いわゆる「前島」の12km島一周コースは、30メートルほどの高低差のある峠越えが3カ所程度ありました。同じ瀬戸内海のしまなみ海道サイクリングコースにくらべて平坦な箇所が少なく、アップダウンが意外とあるので、明日が本番の小豆島一周はギアすらないミニベロDovePlusには厳しそうな予感しかしませんね。



ところどころにオリーブがたくさん植わってる風景が、小豆島っぽくて良いです。これでもう少し天気が良ければ最高だったのに・・・!



時計回りで前島をまわると最後の急登となる峠を越えると、土庄港まではもう下っていくだけです。かつてはここがトンネルだったのか、「小滝隧道」なる石碑がありました。どうせだったらもっと低い位置に長いトンネルを掘っていただきたかった・・・!

・・・

1時間ほどで無事に12kmの一周を走りきり、オーキドホテルに戻ってきました。後は明日に備えて部屋で大人しくしてましょう。



ところで今回泊まった部屋は最上階の部屋で、部屋から土庄港が一望できる楽しい部屋でした。土庄港は大型フェリーが岡山方面と高松方面からそれぞれ1~2時間毎にやってくるほか、近隣の離島フェリーや高速船もやってくる賑やかな港なので、ただ眺めているだけでも見ていて飽きません。



近所のスーパーで買ってきた夕食や酒を飲みながらフェリーを眺めている図。

続きます

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