NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

梅雨の合間に江田島サイクリング

最近は仕事の方が何かと忙しく、この前などは休日返上で夜遅くまで作業が入ってしまったりと、毎日降り続ける梅雨の雨と相まって、正直なところかなりうんざりしている日々を過ごしているのですが、それならばと天気予報で唯一晴れマークが付いてた平日のど真ん中に無理矢理休みを取って遠出することにしました。

とはいえ、輪行スタイルでの平日の移動となるとラッシュ時は避けたくなるので、やるなら始発に乗って遠出するか、逆にラッシュが終わった時間帯を狙ってゆっくり近場を行くかの二択となります。もちろんそこは涼しい早朝に出発して遠出だろうと意気込んでいたところ、激しく寝坊してしまったために、プランBとして考えていた近場でそれなりに非日常感を楽しめるであろう江田島に行ってみることにしました。

自宅でゆっくり朝食を摂り、ついでにTOEICの勉強などもやってから10時前に自宅を出て、広島市内の銀行などを巡って私用を済ませたあと、広島港へと向けて一直線に向かいます。



梅雨時の貴重な晴れた日に仕事するなんてもったいない・・・・

広島港について江田島方面への航路の時刻を確認すると、12時半に三高港行きのフェリーが出るようなので、そちらへ乗ってみましょう。



似島の西側を抜けて、江田島の西にある三高港へとまっすぐ進んでいきます。



広島港から40分で三高港に接岸します。今回はせとうちサイクルーズPASSを使用して、自転車は折りたたまずにそのまま乗船したので、接岸と同時にスタートです(なので、今回は厳密には輪行ではない)。



当初は島根の方にでも行こうかとも思っていたのですが、向こうの方は雲がかかっているようなので、江田島に来て大正解だったと思わざる得ない光景。



鹿田公園から瀬戸内海へ向けてまっすぐ延びる下り坂。個人的に江田島のサイクリングコースの中でのハイライトの一つだと思っています。



江田島の南側は車通りが少なく、景色も海も綺麗なので何度でも走りに来たくなります。もう少し自宅から近ければ、毎月のように訪問している気がしますね。



今回もこの高さの低いトンネルを抜けて、鹿川の石油備蓄基地の中を走ります。



前回はここから江田島市役所のある大柿町方面をぐるっと廻ってから中町桟橋へと向かいましたが、そちらのルートは道幅が狭い割に交通量も多く、さらにはアップダウンもあり走りにくかった記憶が一瞬にして蘇ったので、今回は鹿川から江田島の中央をまっすぐ北上して直接中町桟橋へ行くルートを選択してみます。

 

↓こちらは半年前の訪問記

ic-yas.hatenablog.com


中町桟橋へ行くルートは一応は峠越えとなるとはいえ、doveplusでも余裕で走りきれるぐらい勾配はかなり緩く、だいたいの区間で自転車走行OKな歩道も整備されており走りやすさは良好。今後もこのルートを使った方が良さそうです。中町桟橋から倉橋島へ抜ける際もこっちの方が距離的にも近そうですし。



三高港を出て鹿田公園経由で中町桟橋まで、20km程度のコースを1時間半で走れました。

自宅から広島港まで片道10km走っていることを考慮すれば、ここで切り上げても十分満足できるぐらいには堪能しました。そこで、すぐ近くにある江田島荘の温泉か、あるいはフェリーで宇品に戻ってから近くにあるスーパー銭湯型の温泉に立ち寄って、ビールでも飲んで広電で帰ろうかと思ったのですが、いかんせん走り足りない気持ちの方が僅差で勝ってしまい、もう少し走ってみることにしました。



いわゆる「江田島」にあたる、江田島湾を挟んだ反対側へぐるっと回り込みます(細かいことを言うと、今まで滞在していたのは江田島ではなく能美島)。この辺は大型スーパーなどがあって、平日の午後でも交通量が多いですね。



海上自衛隊第1術科学校の横を通り抜けたところで山を越えて小用港へと向かいます。というのも、江田島の海岸線を走って切串まで行くとなるとそれなりに距離を走ることになる反面、山を越えればすぐに小用港まで出ることができ、そっち経由ならば切串まで最短距離で行けそうだったのです・・・が、この判断が今思えば間違いでした。

まあ、小用港から高速船で帰ってしまえば良かったんですけども、高速船はカーフェリーの倍ぐらいの料金がかかってしまうのです。このたかだか数百円の高速代をケチって、高速船には乗らずに切串港まで向かう判断をしてしまったことが失敗でしたね。



小用から切串への国道487号線。海沿いで眺めも良いから最高では?と思えたのは、小用港から僅かな区間で、あとはひたすらアップダウンとトンネルが連続する厳しい道のりでした。



わりと古い時期に造られたトンネルらしく、トンネル内に入ると道幅が狭くなるうえ、意外と走行する車も多くてとにかく走りにくいという・・・これなら、さっさと追加料金支払って小用港から高速船で一直線で帰った方が良かったような気がしますが、まあ、この辺は自転車でも車でも走ったこと無かったので、これが分かっただけでも収穫があったと思いましょう。

そういえば、江田島のサイクリングロードを紹介している地図には「切串港~小用港の国道は道幅が狭くトンネルが多いためオススメしません」って書いてありましたね。ただここは、「トンネルが多くてオススメしません」ではなく「トンネル内が狭くて勾配もあり、交通量もそれなりにあるから自転車にはオススメできません」っていうのが正しい表現かもしれません。



無事に連続トンネル地帯を文字通りくぐり抜け、広島港へと向かうカーフェリーへ乗り込みます。



三高港に比べて切串港は広島港への距離が短いためかフェリー代も安く、三高航路に比べると自動車利用客の割合が多めで、ほぼ満車状態でした。

さて、渡りきった時点で時刻を確認すれば16時40分。ひとっ風呂浴びると帰りの中心街の自転車ラッシュに巻き込まれそうなので、温泉はキャンセルして、まっすぐ自宅へと向かいました。



今回の走行距離は35km。自宅と広島港の往復で20kmを計上しているため、だいたい55kmのそれなりに走りがいのある良いサイクリングとなりました。次回は後半部分をバッサリと切り捨て、途中で温泉に入って酒でも飲んで帰るような楽々サイクリングにしたいと思います笑

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