NISHISAITAMA PROJECT

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クレセントビーチでの極寒キャンプ

ここ最近、ソロキャンはおろかキャンプにすらあまり行ってないし、3月ぐらいになったらこっそりソロでどこかに行こうかと考えていたある日のこと、いつも一緒にキャンプに行く職場のHさんからお誘いがあり、キャンプへと行くことになりました。しかもこの2月上旬という、1年で最も寒い時期に・・・!

今回の目的地は、沼隈半島の沖合にある田島という島にある浜辺のキャンプ場で、実はここ、何年か前に自転車で訪問したところだったりします。当時、ちらっと見た限りではなかなか良さげなキャンプ場ではあるものの、同じ広島県内とはいえ自宅から100km以上離れているうえ、最寄り駅からも20km以上離れていて、近くに路線バスすらないという条件だったこともありソロキャン候補地からは外れていました。

ただ、そこへ車で行くとなれば話は別です。というわけで、行ってきました。

まずは、広島市内から山陽道で東へと向かい、福山西ICで降りたら南へ向かって下道をひたすら走り、沼隈半島の南端を目指します。同じ県内なのにえらく遠い・・・

そして田島へと渡る内海大橋の手前の街で、食料を買い込んでから島へと渡りましょう。



ミートショップやまだ。

ms-yamada.com



「焼肉用の肉は精肉店の肉にしよう!」

という流れになり、行きがけにいろいろ調べてみたらヒットしたのがこちらのお店。価格は一般的なスーパーの肉と同じぐらいだけども、肉の質はワンランク上、結果としてこちらで購入して大正解でした。他にも単品コロッケなどもあったりするので、サイクリングの途中で立ち寄ったりしても楽しめるような気がします(日曜日が定休日だそうなのでご注意を)。

食材その他諸々、肉屋の近くにあるスーパーやホームセンターで買い込んだあとは、内海大橋を渡ります。



途中で「く」の字に折れ曲がっているのが特徴的な内海大橋。車で走ってみると意外と急カーブなのが実感できます。

ここはチャリで走っても楽しめるので、そういうことが可能でしたら是非・・・

ic-yas.hatenablog.com


島に入ってから車で5分程度走れば、本日のキャンプ場である、クレセントビーチに到着です。

crescentbeach.jp





車を横付けできるオートキャンプ場の他、フリー区画などもあります。ソロキャンも歓迎してくれているので、これでもう少し交通の便が良ければ改めて一人で訪問しても良いかなとも思えるぐらいのキャンプ場でした。目の前が海というのも良いですね。



瀬戸内海とは反対側の本州側を向いていて、目の前にはこんもりとした小さい無人島もあるので、大海原を見ながらのキャンプではなく、どちらかというと湖畔のキャンプ場っぽい雰囲気。



オート区画にテント設営完了。意外と区画が広く、ソロキャンテントなら4つぐらい設営しても行けそうな予感です。

まあ、今回はテントを設営したの自分だけで、同行したHさんは、最近買い換えたという車中泊仕様に改造した軽のワンボックスでの参戦だったので、テントなしとのこと。



さらに、尾道に住む職場の後輩に「飯代いらないから一緒に肉でも焼かないか」と声をかけたところ、片道20kmの道のりをチャリで駆けつけてくれたので3人体制での夕食となりました。



あまりに寒すぎて動く気がしなかったため、早めにビールを飲んでる図。焚き火に当たりながら飲むビールは美味い。もちろん後輩はノンアルですよ。



ミートショップやまだで買った肉をさっそく焼いてます。牛カルビや厚切りタンはもちろん、豚カルビが意外と美味かったのが驚き。これはうまい!



暗くなってきたので後輩は自宅へと暗い夜道をビカビカ光らせながらロードバイクで帰り、残った我々は寒さを凌ぐためにガンガンに焚き火で暖を取ります。

その後、薪を節約するためにワンボックスカーの中へ避難して、ストーブを焚きつつiPadで麻雀対戦などをやり、酒が回ってきたところで解散となりました。

・・・



翌日、テントを見るとうっすらと霜が降りていました。天気予報を見ると昨晩は軽く雪も降ったぐらいには冷え込み、間違いなく自身が経験したキャンプの中では最低気温の記録を更新したのではないかと思われるぐらい寒かったです(氷点下を下回ったと思う)。

気温が上がるまで寝袋の中に避難し、昨日の鍋の残りを良い感じに温めて食べたあと、適当に撤収して解散となりました。



当初の予定では、早朝に、キャンプ場の対岸にある阿伏兎観音あたりまでdoveplusで行こうかなとか思っていたのに、あまりの寒さでその気力も無く、今回は全く自転車に乗らないキャンプでしたね。残念・・・

今回は今までに訪問したことが無かったキャンプ場で、同行者がキャンピングカー仕様に改造した車を持ってきたり、後輩が途中参戦したりと、シチュエーション的には大変楽しかったのですが、いかんせん寒すぎたのが厳しかったです。

ここまで寒いと、本当に何もやる気が起きないのに、無駄に体力と精神力をゴリゴリ削られてしまうので、真冬のキャンプは真冬仕様の道具が必要だというのが分かった次第(寝袋にはLimit-6℃と書かれているぐらいなので寝る分には問題無かったけど、寝袋の外が極寒すぎて動くに動けぬ状況だったし、自転車輪行キャンプとは比にならないぐらいの帰宅後の疲労感があった)。

コロナ禍直後に始まったキャンプブームも落ち着いてきた感もあり、わざわざ寒い時期や悪天候の日を選ばなくても、キャンプ場によっては静かに楽しめそうですし、今後は12月中旬~2月下旬はシーズンオフということでキャンプはお休みとさせて頂きます笑

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