NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

周防大島で自転車無しキャンプ

自転車無しキャンプ、つまり『普通の徒歩キャンプ』をするため、周防大島にある片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場へ行ってきました。ちょうど前回、ゆめしま海道・生名島にあるキャンプ場へソロキャンへ行った翌週に当たる日なので、2周連続のキャンプとなります。

ic-yas.hatenablog.com

この日も職場のデュアルキャンプではおなじみとなった、キャンプ仲間のHさんの車に同乗させて頂くいつものスタイルで行くのですが、そこで、今までとはテーマを変えて、徒歩と電車移動を主体としたキャンプを試すことにしました。

前々から実験的に輪行キャンプではなく、徒歩キャンプをやったらどうなるのか気になっていたのと、それに前回のキャンプではdoveplusで走りまくっていて自転車はお休みしたかったので、ちょうど良い機会に恵まれました(最近は広島近辺でも、主に若い人の間で徒歩キャンをやっている人をちらほら見かけていて、それで興味が出てきたというのもあります)。

キャンプ道具一式を担ぎ、集合場所となる、とあるJRの駅まで移動します。



主に登山やキャンプで使用しているモンベルの35Lザック(チャチャパック35)は、日帰り~山小屋泊用ということもあり、一部荷物は横や下にくくりつけない限りは容量が足りません。そこで入りきらなかった、テントと寝袋と少しの着替えを別の袋に突っ込んでみました(いつもの輪行スタイルだと、入らなかった荷物が自転車に積み込まれる)。

登山キャンプでは厳しいスタイルでも、基本的に電車やバスでの移動が主体の徒歩キャンプならば全く問題無いですね。むしろ、すべてキャリーケースに入れて運んだ方がスマートかつ楽なのでは?とも思った次第です。

・・・

 

自宅からドアtoドアで1時間弱、集合場所へたどり着いたあとは、車で移動となります。




そんなこんなで片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場に到着。

チェックイン手続きを済ませ、予約してあったサイトへ行き、テントを設営します。



今回は一番端っこの隣に人のいないスペースで、これは当たりか?と思ったものの、どうやらここは山の関係で常に日陰になっていて、写真映え的には残念な感じでした。とはいえキャンプ自体を楽しむ限りで言えば、基本的に夕方近くにチェックインし、朝にはチェックアウトするので、日差しはそれほど気にはなりません。むしろ、太陽光線を味方に付けて中途半端に良い写真が撮れまくったときなどには、己の承認要求という名のモンスターとの闘いになるぐらいなので、これぐらいで十分です笑

・・・

普段はテントを設営してから、身軽になったあたりで持ってきたdoveplusと共に近くを散策するところ、今回は自転車無しキャンプなのでそれができません・・・ということで。



キャンプ場のすぐ下にある港で釣りなどをしつつ時間をつぶしていました。

こうして釣りをしながらキャンプをすると、普段のハードな輪行キャンプとは比べものにならないほどのんびりゆったり気楽な時間を過ごすことができるんだと実感できます。

ただ、本人が回遊魚のごとく常に動き回っていないと死んでしまう性格なので、ソロキャンの時に釣りとか読書で時間をつぶせるかと言われると、まあまあ難しいですね(多少、歳でも重ねれば性格が変わるかと思ったのに、学生時代から全然変化無しです)。



今夜の飯はすき焼き。


寒い時期では鍋が恋しくなるけれども焼肉的な肉も食べたいときなど、焼肉と鍋のいいとこ取りができるし、これはかなりありです!

・・・

翌日。



港を散策していたら出会った猫。島猫とはいえ陸続きの島だからか、そこまでフレンドリーではなかったです。キャンプ場近くで人も多いし、警戒されても仕方ない気がします。



午前10時を過ぎ、他のところはすべて太陽光がさんさんと照りつけているのに、自分のスペースだけなぜか真っ暗な図。夏場は涼しくて良いかもしれません。



適当に撤収後、キャンプ後の温泉へ・・・この道は昨年、doveplusでキャンプ道具を背負いながら走りました。

 

ic-yas.hatenablog.com


今回訪問したのは、周防大島・安下庄にある竜崎温泉ちどり。

ryuzakionsen.info
海沿いらしいナトリウム系の塩辛い泉質で、キャンプで冷えた身体を温めるには最適な温泉です。しかも露天風呂から見える風景も海や山の眺めも良く、さらに言えば一部の露天は源泉を少し温めて茶褐色に変化させ、内風呂とは違ったお湯を楽しむことができるようになっているという粋な計らい付き(というか、ナトリウムの温泉を人工的に温めてるとお湯が濁る事があるとは知らなかった)。

なかなか満足できたので、ここはまた機会があれば是非とも立ち寄りたいところではあります。

その後は来た道を戻り、昨日の集合場所で解散となり、あとは電車に乗って自宅へと帰ったのでした。

・・・

今回はいつもとスタイルを変えてのキャンプとなりましたが、特に深いことを考えずに軽い気持ちで行ったわりには、自転車を持つことの有用性を改めて認識できた一方で、徒歩キャンプでの手軽さ、身軽さなどを身をもって体感することができました。

しかも、徒歩キャンプだと、よりいっそう荷物を厳選する必要が出ててくるため、前回のキャンプで完璧だと思われていた装備の一部の無駄にも気づくことができました(ペグ数本、数百グラムレベルの差ですけど)。結果を見れば、徒歩キャンプの善し悪しが体験できた以上に、今後の輪行キャンプにも良い影響を与えてくれたと思います!

誰かとキャンプに行くことで、他の人の良い部分を取り込むことができたり、自分のスタイルを客観視することもできることを鑑みれば、ソロキャンに徹する場合でもグループキャンプにたまに参加した方が良い刺激になりますね・・・・というわけで、もしよろしければ、どなたか一緒にキャンプに行きましょう笑

←新しい記事 / 古い記事→