NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

岩倉ファームパークキャンプ場へ行き、スパ羅漢の温泉に入ってきた

秋も深まりつつある10月の3連休初日、久しぶりにキャンプへと行ってきました。今回も職場のキャンプ仲間でもあるHさんと共に、ソロキャン用テントをそれぞれ持ち合ってデュアルキャンプするスタイルで行ってきました(世間一般では、デュオキャンプとか、デュエットキャンプとか言うらしいですけど)。

本日の行き先は、広島県廿日市市の山の中にある岩倉ファームパークキャンプ場です。

 

hatsu-navi.jp



doveplusにキャンプ道具をくくりつけて駅まで移動します。


ここ最近のデュアルキャンプは現地集合が多かったのですが、今回行く岩倉ファームパークキャンプ場は駅から自転車で行くには地形的にも交通量的にもいろいろ厳しいところにあるため、最寄り駅までdoveplusで移動したあとは輪行袋にすべて押し込んでから電車→マイカーでの移動となりました。

したがって、いつもの「気合と根性で行く、チャリでの限界ソロキャン!」みたいなガチなノリではなく、かなりゆるい「ゆるキャン」みたいな感じでのキャンプとなります△



半年ぶりのテント設営。

ところで今回お邪魔した、岩倉ファームパークキャンプ場。ここは予約なしのフリーサイトのキャンプ場であるがゆえ、いいポジションを確保したいなら早めに行く必要があるのですね。この日は久しぶりに天気の良かった10月の3連休初日なので争奪戦が予想されたため、いつもよりもかなり早めに現地入りしていたのです。つまり、このテントを設営した時点で、まだ午前10時にもなっていない時間でした。

いつもキャンプをするときは、一人であっても二人以上であっても、午後3時ぐらいにキャンプ場に到着してから急いでテントを設営し、休むことなく火起こしをしてから酒盛りして、そのまま寝るという慌ただしいスタイルばかりだったのですが、今回は午前中の早い時間帯にテント設営まで完了してしまったため、手持ち無沙汰になるという今までのキャンプでは起こりえなかった事象が発生。

なので、今回はこのあり余る時間を有意義に過ごすために、iPadとキーボードを持ってきたのですよ。



大自然の中、ゆったりコーヒーを飲みつつブログを書いている図。Hさんは今回、キャンプ用のテーブルを新調したとのことで、そのテーブルをお借りしつつ、持ってきた椅子に座って、しばしの執筆活動などをさせていただきました(ってまあ、そんなすごいことじゃないけど)。これこそが、贅沢な時間の使い方なのでは?

・・・

iPadでブログを書いたり、Kindleで本を読んだり、昼寝などをしているうちに夕食の時間が近づいてきたので、夕食前にひとっ風呂を浴びるため、近くの温泉までdoveplusで行ってみることにしました。

さっそく地図を確認すると、岩倉ファームパークキャンプ場の近くには温泉が2つが候補に出てきました。そのうちの1つ目は、4kmほど近くを流れる小瀬川沿いを遡ったところにある、小瀬川温泉というそのまんまのネーミングの温泉であり、更にそこから3kmほど奥にへ行くと、道の駅スパ羅漢という温泉もあるようです。


 

基本的に登りが続くとはいえ、片道8km弱なら温泉前の軽い運動には丁度いいだろうということで、今回はスパ羅漢をチョイス。テントやその他荷物はHさんに見ていただくとして、着替えと財布と携帯だけ持って、早速行ってみることにしましょう!



よく見ると「岩倉■■ 岩倉ファームパーク」となっていますね。

最寄りのバス停が岩倉温泉前なので、かつては温泉も併設されていたのでしょう・・・・ここのキャンプ場に温泉あったら最高だったのでは。



国道186号線を進みます。doveplusレベルの自転車でも余裕で漕いで行ける緩やかな上り坂が続いています。交通量も少なめなのも快適。



小瀬川温泉の建物を過ぎたあたりから、勾配がややきつくなっていきます。また、このあたりからの小瀬川は羅漢峡と呼ばれているらしく、今まで穏やかだった小瀬川の流れも急峻な峡谷へと変貌していきます。



あと1km・・・! この先は登坂車線もあるぐらいの急な登り坂となるため、ゆっくり歩いて押していきます。もしDAHON doveplusではなく、3段ギア搭載の上位機種であるDAHON K3なら、これぐらいの坂なら登れてしまうものなのでしょうか??(別に乗り換える気はさらさらないですけど)

登坂車線のある坂を登りきったところで、やっとお目当ての温泉。スパ羅漢に到着です。キャンプ場からdoveplusで登り坂7.4kmを35分なら、なかなか優秀ですね。



sparakan.com

スパ羅漢は内湯と露天風呂の他、打たせ湯やサウナなど一通り揃っていて、温泉をガッツリ楽しむなら申し分ないです。お湯自体はラドン泉なので見た目は普通のお湯のようでも、柔らかい肌触りのお湯が気持ちよくて長々と入っていられますね。あと、個人的に良かったのが、ここのサウナ併設の水風呂もラドン泉の温泉なので、サウナ→水風呂がとてもいい感じなのです。普段はサウナのあとは水風呂ではなく水シャワーをするのですが、今回ばかりは水風呂に入っていました笑

と、しっかり1時間ほど温泉を堪能し、下り坂を一気に駆け下りてキャンプ場へ(帰りは17分ぐらいだった)。



ビールを飲みつつ、火起こししながら今夜の焼き肉の準備中。温泉に入り、サウナに入り、そしてキャンプでビールとか最高ですね。



そしてひたすら炭火で肉を焼いて、酒を飲んで、この日は終わったのでした・・・

・・・と行きたいところなのですが、ここでトラブル発生。

なんと、シュラフ(寝袋)を忘れるという大失態を犯してしまい、この日はシュラフなしで寝なければならないということに。10月上旬とはいえ、廿日市市の山の中の深夜の気温は10℃を下回ることが予想され、これはもしかしたらやばいんじゃないかと戦々恐々としながら今ある持ち物で対策をすることに。持ち物を再確認すると、幸いなことにシュラフカバーとカイロは持ってきていたので、シュラフカバーの中にカイロと、さらに持ってきた衣類をすべて突っ込んで防寒対策をしたところ、なんとか一夜を明かすことができました。

自宅出発時に、いつもよりも荷物が少なく「あれ、こんなもんだったかな?」と疑問をいだきつつも「今回はパッキングがうまく行ったんだろう」と、謎の納得をしてしまったのが敗因でしたね。

次回からはチェックリストを元に持っていく荷物のチェックと、シュラフの中にシュラフカバーもセットで入れておくことで、シュラフを忘れにくい仕組みを作っておくつもりです。

まあ、気温10℃を下回ったとしても、シュラフカバーとカイロさえあれば案外問題ないという、限界値を知ることができただけでも収穫はあったとポジティブに捉えておきましょう笑



無事に朝を迎えることができました。

帰りは下り坂だし、現地解散して小瀬川沿いに下って大竹駅から一人で帰ろうかという計画などを立てていました。しかしながらこの日は昼前から雨予報だったので、朝風呂を求めて昨日も訪問したスパ羅漢に寄り道しつつ、帰りも宮内串戸駅まで来るまで送ってもらい、無事にキャンプを終えることができました。

そういえば、キャンプ場をぶらぶらして気づいたのが、泊まりキャンパーの数が以前に比べて減ったように見えますね。

昼間はキャンプ場が満杯だったのに夜になったらちらほら空きもあったので、半分以上はデイキャンパーだったような気がします。たぶん、キャンプブームでキャンプを始めてみたけど、泊まりキャンプは準備も大変だし、夜は寒いしで、デイキャンプのいいとこ取りだけ楽しもうというキャンパーが増えたのではないかなと思います。

個人的にはそれほど興味も無いのに無理して寒空の中で苦しみながら一晩を明かすぐらいなら、昼間だけきてアガる(?)BGMを流しながら肉食って酒飲んで暴れて満足して夕方には帰ってくれた方が、夕方ぐらいにちょろっとやってきて静かにソロキャンしたい人とも棲み分けができるし、WIn-Winな気がします。

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