NISHISAITAMA PROJECT

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大三島横断してみるサイクリング後編

前回からの続きです。

宮浦港へと立ち寄ったあとは、適当に道を探しながら海岸線に沿って西へと向かっていきます。



このあたりまで来ると、有名な観光スポットなどもなく、他の自転車乗りともほとんどすれ違うことはありません。



ブルーライン自体はしっかりと引かれているから、こういう複雑な交差点でもコースをロストすることはまずないかと思います。



対岸に見える陸地は、これから向かう予定の大崎上島です。中央右に見える山は神峯山で、真正面に見えるのは、この前訪問した木江温泉ですね。

ic-yas.hatenablog.com




そして宗方港に到着です。

宗方港からは、これから向かう大崎上島の木江町・天満港への航路の他、とびしま海道の岡村港への航路と、今治港への航路がありますが、どれも1日数便しかないので、事前の下調べは必須です。

omishima-bl.net


ここで14時発の木江港行きに無事乗船できたわけですが、もし14時発を取り逃すと、次は16時半までフェリーは来ませんし、予定変更して岡村島へと向かうとしても、こちらもフェリーも1日5便で、下手すると何時間も待たされる可能性があります。いずれの船も乗り遅れると、そのあとの計画が破滅するような極めて重要なポイントだったため、今回は確実に宗方港へ14時前に到着することを最優先事項として行動していました。

大三島も、大山祇神社から先は初めての場所だったこともあって、実は内心、乗り遅れたらどうしようかとヒヤヒヤしながら走っていたのは内緒です笑



大三島へと向かいます。



この辺は本州からも四国からも離れた海域なので、海は綺麗だし、見渡しても大きな街はないし、ちょっとした秘境感すらありますね。まあ、そんなところなのでこのフェリーの乗客も少なく、いつまで存続できるかどうかも分かりませんが・・・(ただ一定の利用客はいるようで、この日も自転車は2台、乗用車が3台ほど乗船してた)。

大三島の宗方港と大崎上島の天満港は距離にして3km程度、15分ほどの短いクルーズを経て、大崎上島の天満港に接岸です。ここから再び広島県



この先は何度かチャリで走ったルートだし、大崎上島と本州を結ぶフェリーは本数も比較的多めなので、あとはもう気軽に快適な大崎上島のよく知った道を走るだけ・・・



一瞬、対岸からちらっと見えた大崎上島の温泉にでもお立ち寄りしようかと思いつつも、大崎上島から広島市内へは距離の割に意外と時間がかかることがわかっていたので、温泉は諦め最短ルートで島の反対側へ向かいます。



山を越えて大西港へ。



天満港から40分で大西港に到着です。ここでdoveplusを輪行袋に突っ込んで、本日3度目のフェリーへ乗船します。



もう、何度もお世話になっている安芸津フェリー

sanyo-shosen.jp

本州側の安芸津港はJR呉線安芸津駅と直結しているので、JRを利用したい人には大変便利な航路。呉線のダイヤがもう少し改善してくれればさらに良いのですけども・・・



既に日も暮れかけてきています。今回は余裕のある行程かと思っていましたが、なんだかんだでギリギリでしたね・・・正直なところ、どうにかして温泉には入りたかったんですけども笑

安芸津港に接岸後、すぐ向かいの安芸津駅まで歩いて移動すること数分で安芸津駅に到着し、ICOCAで入場してからホームで待てば・・・



寸分の狂いも無く、時間通りに呉線の電車がやってきます。

あとはこの呉線に乗り、呉経由で広島市内へと帰りました。

 

今回、大三島の宗方港では、大崎上島へ行くか、岡村島へ行くかで迷い、前者を取りましたが、機会があれば同ルートでとびしま海道を経由しつつ、呉までチャリで走破するか、あるいはその逆ルートにチャレンジしてみたいところではあります。

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