NISHISAITAMA PROJECT

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ゆめしま海道完全制覇-後編

前回からの続きです。

弓削大橋を渡ってやってきた佐島ですが、佐島自体は2年前にUターンブルーラインなどに訪問してて島も一周済みなので、そのまま生名島へと渡っていきます。



生名橋を渡って生名島に上陸したら、今度は岩城島へと向かいましょう。生名島も最初に訪問した時に一周しており、今回は最短ルートで隣の島へ。



なぜか橋の傾斜が妙にキツい岩城橋。ママチャリとかdoveplusのような自転車だと、見た目以上に厳しい上りが橋の中央部分まで続きます・・・が、橋の中央部分からの眺めは、ゆめしま海道の他の橋よりも視線が高くなるだけ、とても良いですね。



さて、ここで時刻を確認すると、岩城島の小漕港から出ている生口島行きの三光汽船のフェリーが1時間待ちであることが判明。この航路は通常、午前中は20分毎、午後は30分毎にフェリーが発着しているのですが、12時半〜13時半の時間に限り、昼休みということで1時間フェリーが発着しない空白の時間帯があります。

そして今の時刻は12時25分ということで、どうみても5分後の次の便には乗れず、そのまま1時間ぐらいは待たされそうだということで、その時間を使って岩城島を大回りルートで一周(正確には3/4周)してみることにしました。



岩城島に上陸後、左折して時計回りに回ってみます。



ゆめしま海道では最も西側かつ南側で今治にも近い岩城島は、他の上島諸島の島々の中では鄙びている感じがする一方、日当たりの良い南側に島の中心地があるためか明るい印象もあります。



岩城港までやってきました。実を言うと、ここから高速船に乗って伯方島などへ行く案もあったのですが、次の便は自転車(というか大荷物?)積載不可だったため断念しました。広島市内発で日帰りだと、しまなみ海道の南側への訪問はちょっと厳しいですね・・・

前回の訪問では岩城島の最も大回りなルートを使ったので、今回はメインルートとなる少し内陸を行く県道を走ってみます。



小さい峠を越えれば島の西側へ。対岸に見えるのは生口島ですね。



島の西側の平坦な道をゆっくり走ること15分程度で、小漕港に到着しました。ここで10分ほど待てば・・・・



フェリーがやってくるので、生口島へと渡りましょう。



生名フェリーに比べて少し距離があるとはいえ、それでも、たったの5分で生口島の洲江港に接岸します。



この時点で13時40分。速度が出せるロードバイクなら今治へ行ってから尾道へ戻っても日没前にはギリギリ戻ってこれそうな気がしますが、そこはdoveplus。素直にまっすぐ帰りましょうか。

・・・

まだ走ったことのなかった生口島の南側のルートを生口橋まで走ります。ここを走りきれば、一応、生口島も3回に分けて一周したことになりますね。



生口橋を渡って因島へ。



渡ったところで、少し遅めの昼食を摂りつつ休憩。



因島は今まで通ったことのない道を走ってみようかなと一瞬思いつつも、そろそろ戻っておかないと帰りの通勤ラッシュに巻き込まれかねないので、アップダウンの少ない重井港ルートで早めに向島を目指します。

(サイクリングコースとしては)しまなみ海道最後の橋の因島大橋を渡って向島へ。



真冬の平日なので誰もいない因島大橋の歩道部分。見た目以上に寒いです。



向島に上陸してから因島大橋を眺めている図。この橋は本当に大きいですね。

引き続き、公式のルートを使って尾道駅を目指します。



途中、岩子島へ渡る橋が見えてきましたが、今回も立ち寄れませんでした。こういうスタート地点から近いけれども、それなりに時間が取られてしまうような立ち寄りスポットというのはなかなか立ち寄れません(東京都民が東京タワーやスカイツリーにいかないのと同じやつ)。

最後に本日3度目のフェリーに乗って尾道の駅前まで渡りましょうか。



ちょうど向島にある高校の授業が終わった時間だったのか、乗客の9割は高校生でした。毎日フェリーで通学というのもなかなか面白いですね。

・・・

尾道に上陸。本州に戻ってきました。



高速バスは1時間以上こないようなので、素直に尾道駅からJRで帰ったのでした。鉄道だとバスよりも時間がかかる一方、輪行するとなると、なんだかんだで鉄道が一番気楽に乗ることができるので素直に鉄道で帰りましょう。


と、こんな感じでゆめしま海道で走ったことのなかったルートを取りつつ、しまなみ海道を走るようなサイクリングでした。次は、まだあまり訪問したことのない、しまなみ海道の南側、大三島伯方島あたりを中心に走ってみたいところではあります。

 

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