一昨年の冬に訪問した山口県下松市(Kudamatsu city)にある笠戸島のキャンプ場へ、再び行ってみることにしました。今回も、いつもキャンプでご一緒させて頂いているHさんと共に、ソロキャン用テントをそれぞれ持ち込んでの現地集合型キャンプとなります。
そしてこの笠戸島、最寄り駅は山陽本線の下松駅になるのですが、どうせ行くならばということで、普段は絶対に使うことがないであろう最寄りではない駅で降りてから、doveplusでキャンプ場へ行くという、まあ、いつも通りの流れで行ってみることにしました。バカ正直に広島方面から下松まで行くと割高ってのもあるんですが(前回の笠戸島キャンプの記事を参照のこと・・・)
広島市内から山陽本線に乗って岩国駅まで行き、下松駅へ向かう山陽本線には乗らずに、岩徳線という非電化ローカル線に乗って徳山方面へと向かいます。
1両編成の岩徳線。乗客が少ないように見えて、沿線には高校が点在しているためか、日曜日でもない限りは日中でもそれなりに混み合うので要注意です。
岩徳線は柳井方面へ大きく迂回する山陽本線とは異なり、山陽新幹線や山陽自動車道と一緒に徳山方面へ直進するため、距離的にはかなり有利です(これのおかげで、広島以東と徳山以西の間には複雑な料金設定が生まれているわけですが)。
岩国駅から1時間ほど乗車し、途中駅の周防久保駅で降りてみます。
理由無く見知らぬ駅で降りてもなんとかなってしまうのが輪行旅の良いところ。自由度が増しすぎて可能性が無限大です(?)。
ここから笠戸島へと向かってみましょうか。
目的地までだいたい12kmほど。キャンプ道具背負ったdoveplusならちょうど良さそうな距離です。
チャリの方も準備完了したので、早速出発します。
実際にチャリで走っていると、けっこうな山の中にいる感覚なのですが、7kmで下松埠頭ということは、ちょっと行けばもう海が見えそうです。
途中で山陽本線の線路を渡ります。
笠戸大橋が見えてきました。
キャンプ道具を満載したチャリには傾斜が急すぎるので、歩道っぽいところを押して登っていきます。たぶんこれ、歩道じゃないような気がしないでもないですが、まあいいでしょう。
笠戸島に上陸後も7割方は登り坂が続くため、徒歩キャンと変わらぬ感じで歩いてキャンプ場へと向かっていきます。
ここからさらに1km、林道のような山道を歩きます。チャリがなければ国民宿舎の方まで行ってから階段を一気に駆け上がった方が楽かもしれません。そもそも、このキャンプ場へ徒歩キャンで来る人がいるかって話ですけど。
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周防久保駅を発って12km、1時間半弱かけてキャンプ場へ到着! 間髪入れずに即座にテントも張ります。
こんな感じで1つの敷地に2張りしてます。ここのキャンプ場はソロキャン用テント2張り+車一台がちょうど良い感じですね。
前回と同様、山側の区画でしたが、一番端っこというナイスポジションが確保できたので、快適に過ごすことができました。
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テントも設営して一段落付いたところで、同行したHさんの車で釣りスポットを探して笠戸島をいろいろと走ってみました。でも、結局良い感じの場所が見つからず、天気や潮の流れもイマイチと言うことで何もせずに収穫ゼロで戻り、そのまま温泉へ・・・ある意味、笠戸島のキャンプ場の大きな目的の一つとなっている温泉へ、今回も行ってきました。
露天風呂から、この写真とほぼ同じ眺めの絶景を見ることができるので、それだけでもこの温泉には入る価値はあるかと思います。ちなみにここは男女入れ替え制なので、タイミングによっては反対側にある造船所の方を向いている露天風呂になる可能性もありますが、そっちはそっちで眺めは良いので、いずれにしても露天風呂は必見です。
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ひとっ風呂浴びた後は夕食タイム。
テトラポッド+焚き火のキャンプ飯って、いかにもキャンプっぽい感じがでて良いですね。
焚き火で飯を作るといろいろ大変なのに、今回はあえて焚き火で鍋をやってみるということにしたのです。結果の方は大成功でした!
翌日は、前日の鍋の残り汁を活用したうどん。寒い朝にはこれが一番だと思います。うまい。
その後、適当に撤収した後、前日も入った温泉へもう一度行き、まっすぐ広島方面へと帰ったのでした。