NISHISAITAMA PROJECT

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大三島横断してみるサイクリング前編

少し前に大崎上島へ渡ったときのこと、大崎上島の木江町の街中をdoveplusで走行中、木江町から対岸の大三島・宗方港へと渡ることができるフェリーが木江町の天満港から出ていることを見つけたので、このフェリーに乗る事を第一目標として、大三島周辺をdoveplusで走ってみることにしました。

大三島しまなみ海道の途中にある愛媛県の島で、かなり広島県寄りにはあるのですが、広島市内方面から陸路を通り、しまなみ海道を真面目に行くとなると尾道から入って大廻りする必要があり、大三島へ行くだけでもそれなりに時間がかかってしまいます。一般的なロードバイクのように、原付やそれ以上の速度を軽々と出せるような自転車なら、これはこれで問題無いのですが、我がdoveplusはそんなことはできないので別案を考える必要があります。

そこで地図を眺めてみたところ、尾道より10kmほど手前の三原駅からフェリーで大三島のすぐ隣の生口島瀬戸田港へ渡る高速船があることを思いだしたので、これを使って一気にショートカットして大三島へと向かうことにしました。



三原駅からスタートは久しぶり・・・というか、doveplusだと初かもしれない。

駅前にあるメインストリートを少し行くと、すぐ目の前には三原港の船着き場が現れます。



瀬戸内海をチャリで巡るには必須アイテムである、せとうちサイクルーズPASSを発行して頂き、そのまま高速船で瀬戸田港まで渡航します。三原港から瀬戸田港への高速船は、このパスがあれば自転車代が無料になるのですね。

habushosen.jp




カーフェリーとは違って海面が近く、スピード感もあるので、デッキに出て海を眺めているだけでも爽快な気分になれるし、今後も機会があれば積極的に乗りたい航路の一つでもあります。



高根大橋をくぐれば、瀬戸田港はすぐそこ。



しまなみ海道を大幅にショートカットし、瀬戸田港からスタートします。

それではまっすぐ大三島へ・・・の前に、ショートカットのおかげで少し時間に余裕があったので、ちょっとだけ寄り道させてください。



しまなみ海道では有名な、ドルチェのジェラート

www.setoda-dolce.com

今までタイミングが悪く、なかなか立ち寄る機会がなかったのですが、やっと頂けました。これはうまい。オススメ。

カロリーも摂取したところで元気に大三島へと向かいましょう。



シーズン中だから混み合っているかと思いきや、そうでも無い感じのしまなみ海道メインストリート。鉄道風に表現するなら「しまなみ海道本線」とでもいうのでしょうか。



多々羅大橋が見えてきました。



多々羅大橋へひたすら登っていく途中の図。ミカンやレモン畑の中を緩やかな勾配で登っていくこの道は、しまなみ海道の中でも個人的にはかなり好きな区間の一つでもあります。



お約束の写真。
多々羅大橋の中間地点を越えて、愛媛県へ。



しかしまあ、ここを渡るたびにいつも思いますが、多々羅大橋は、びっくりするぐらいに本当に大きな橋です。

橋を渡りきったところに道の駅があるので、少し早めに昼食を頂いておきましょうか。



今回は軽めに、うどんと鯛飯のセット。これも美味いですね。

では、ここから先はしまなみ海道とは別れて、大三島を横断し、島の最西端にある宗方港を目指していくことになります。

多々羅大橋から大山祇神社へ向かう最短ルートを通って行きます。



しまなみ海道から外れた支線的なルートであっても、ちゃんとサイクリングロードがしっかりと整備されているのが助かります。特にこの多々羅大橋大山祇神社を結ぶ道路は交通量も多いので、こうして車道と自転車道を完全分離して用意して頂けるとはありがたい限りです。

そんなサイクリングロードを走っていくと、どちらも現在は今治市となった旧・上浦町と、旧・大三島町の境目にある三村峠を越えて行きます。勾配はなだらかなので、doveplusでもわりと余裕で乗り越えることが可能です。



三村峠であることを示すバス停。

バス自体は数ヶ月前に廃止されており、このバス停もいつ撤去されるか分からないので、三村峠に行ったエビデンスを残したい人はお早めに・・・・。

あと三村峠から先、大山祇神社の手前までの一部区間自転車道が苔むしているので、可能な限り、県道を通った方が良いかと思います(天気が悪いときは特に)。

峠道を一気に下っていくと、大山祇神社の裏手に出ます。



今年もご挨拶していきましょう。

ic-yas.hatenablog.com

 

昨年は車で訪問しました。



素晴らしい神社ですね。

何度訪問しても、このオーラに圧倒されます。



こちらは樹齢2600年とも云われる御神木。今までは気づきませんでしたが、少し遠くから見てみると、本来はかなり大きな木だったことがわかります。

再びdoveplusに乗って、宗方港を目指していきましょう。



こちらは大山祇神社の最寄りにある宮浦港

しまなみ海道が開通する前は、今治尾道からフェリーでこの宮浦港へ行き、そこから大山祇神社へ向かうのが一般的だったとか。実際に、港の目の前には一の鳥居があったり、その参道にはかつての土産物屋や旅館のような建物が点在していたので、大三島の昔の玄関口だったのでしょうね。

見た感じは今でも現役のフェリーターミナルのように見えるにもかかわらず、現在はフェリーの発着は無く、フェリー乗り場の向かいにあるバス停にたまに路線バスが立ち寄る程度の場所になっています。

少し長くなってきたのでここらで一旦区切って、続きは後編へ。

 

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