NISHISAITAMA PROJECT

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瀬野八の裏側を自転車で下ってみる

広島には全国でもここにしか存在していない、スカイレールサービスという交通機関が存在しています。これは、簡単に言えば、遊園地とかスキー場にあるゴンドラのような乗り物であり、れっきとした公共交通機関になります。

ちなみに数年前、当時東京在住だった頃、出張ついでに乗りに来たことがありました。

ic-yas.hatenablog.com

当時はまだ、広島に関連する仕事を始めたばかりで、まさか転勤で広島在住になるとは夢にも思いませんでしたね。

まあ、それはともかく、6年ぶりぐらいに乗ってみることにしました。

スカイレールサービスの発着駅は、JR山陽線の瀬野駅という鉄道的には有名な(今となっては、ただの坂道ですけど)セノハチの「セノ」側の駅です。スカイレールサービス自体2kmに満たない路線であり、ただ起終点を往復するだけでは一瞬で終わってしまうので、ついでにこのセノハチの「ハチ」側の八本松駅から自転車でスタートして、それからスカイレールサービスに乗ってみるような算段で行ってみましょう。


 

国道2号線ルートよりも4kmほど遠回りなコースです。


 

駅前でDAHON DovePlusを組み立ててスタートです。


瀬野駅と八本松駅は高低差が200メートルほどあり、JR山陽線に沿って国道2号線も整備されているため、そちらを一気に下っていけば自転車ならば快適に行けそうに見えるのですが、この西日本の大動脈である国道2号線は交通量が非常に多く、ダンプカーなども行き来している危険な道でもあるので、途中までは山陽線沿いに走行して、それから山一つ越えた裏側にある裏道を通って瀬野へと向かうことにします。

思いっきりカーブミラーが邪魔している図(笑)


途中で山陽自動車道の志和IC方面にアクセスするバイパスへ入り、そのまま志和方面へ。



田んぼの中の道を進んでいくと、高速のパーキングエリアの入口があったので、立ち寄って見ることに。もちろん、ウエルカムゲートと言われる、外から歩いてはいることができる裏口からの侵入ですよ。



駐車場脇のフェンスに自転車をくくりつけ、奥屋PAの中へ。



そして、いかにも「高速道路ドライブ中に腹減ったので飯食いに来ました」みたいな顔をして、松屋で昼食。

こういう、食べることはおろかコンビニすらないような観光地でもない無名の地域のサービスエリアって、コンビニとトイレと食堂その他諸々がセットになった超便利なコンビニエンスストアの強化版みたいな感じで使えるので、ドライバーじゃなくても大変助かるんですよね。



晴れてきました。暑くなりそうなので、そろそろ出発しましょうか。

・・・



奥屋PAを出て広島市方面に向かうと1kmほど登り坂があり、それを越えればあとは一気に下っていけます。



広島市に入った直後に、こんな分岐が登場。



地図で見る限りでは、写真で言う左の方が直線で距離も短そうですが、ちょっと観察しているとどうやらこの界隈を走行する自動車はこの直線道路を行き来しているように見えます。そりゃあ、頭文字Dの舞台になりそうなクネクネ道をわざわざ好き好んで選択するドライバーなど、それこそ走り屋か酷道マニアぐらいでしょうから、当然と言えば当然です。

というわけで、今回は安全そうな右側をチョイス。



旧・正丸峠のような峠道を下っていきます。

こちらは全く自動車が通行せず、逆にヒルクライム的な感じのロードバイクが何台か登ってきたので、広島界隈の自転車乗りには有名なところなのかもしれません。私のDovePlusでは不可能な登りですけども笑。



榎山という山間の集落で先ほど別れた直線道路を合流し、さらに下っていきます。地図で確認すると、この近くにも限界っぽいニュータウンがあるあたりが、広島らしいといえばらしいと思います。



無事に瀬野駅に到着。写真はみどり口駅ですが。

続きます

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