NISHISAITAMA PROJECT

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厳島神社のさらに先まで行ってみる

一昨年、宮島の反対側を行けるところまで行ってみるようなことをやってみましたが、それとは別に、宮島にある厳島神社の先にも、似たような感じの狭い道が数キロに渡って続いていて、これもまた前々から気になっていたのでした。

ic-yas.hatenablog.com
こちらは、Googleストリートビューもかなり手前で終わっており、どうなっているか確認するためには自らその場まで行って見るしかなかったので、天気の良かったとある日曜の午後、ちょいとDAHON DovePlusを担いで行ってみることにしました。

 

まずは宮島口まで電車で移動し、宮島口フェリーターミナルから船に乗って宮島へ渡航します。



最近は、厳島神社とは逆となる(写真で言う右手の)包ヶ浦キャンプ場方面ばかり行っていたので、厳島神社へ向かうメインストリートを進むのはかなり久々。



観光客も戻ってきていて、賑やかな宮島に戻りつつあります。



厳島神社の有名な大鳥居は、現在もまだ工事中。でも、そろそろ改修工事も終わりそうな感じ・・・・と思って調べてみたら、来年(令和5年)2月末まで作業するとのこと。



今年はまだ、厳島神社へご挨拶に伺っていなかったので、初詣を兼ねてご挨拶。



朱塗りの回廊の雰囲気が好きなんですよね。

・・・

厳島神社を抜けたところで、大事に抱えてきたDovePlusを輪行袋から取り出して展開します。



これをささっと組み立てて、さあ出発しようとしたら、斜め向かいにある宝物館の受付のおばちゃんに

 

「へー、こんな小さい自転車あるのー!? あんな小さい塊がいきなり自転車になってびっくりしたわ」

 

なんて声をかけられ、軽く会話してました。宮島にこういう自転車で訪問する人は珍しいようですね。

では、厳島神社の先に何があるのか・・・Googleストリートビューにすら収録されていない未開の地へ向けて、いざ出発です。


京都祇園の裏路地のような柳小路を通り過ぎ、宮島水族館の先まで行くと、大元橋という朱塗りの橋と、小さいトンネルが見えてきます。



ここまでは観光客や、弥山へ向かう登山客がちらほらいるのに、この橋を渡ると、まるで結界でも張られているのではないかと言うぐらいに、驚くほど誰も居なくなります。ストリートビューの車もここで引き返したようなので、もしかしたら『そういう何か』があるのかもしれませんが、深夜の墓場でも気にせず突き進めるぐらいには霊感が全くない超理系人間なので気にせず先へと進みます。



京都の裏道みたいな道も、気がつけば誰もいない離島の林道のような曲がりくねった細くて狭い道に成り果ててしまいました。もう、宮島らしい雰囲気は皆無です。ある意味この原生林の感じは宮島らしいと言えばらしいですけども。



宮島の反対側の包ヶ浦や大砂利方面とは異なり、対岸の大野浦の街並みを眺めながらのサイクリングとなるので、人里離れた無人地帯を走っているような感覚はそこまでありません。



観光農園入り口の看板がありました。地図で調べてみると、一応、集落っぽいですが、全く人気(ひとけ)が無かったので、定住している人がいるかどうかは不明です。

さらに1kmほど進むと・・・



突然のゲートが登場です。宮島水族館から4kmほどで終了です。

この先は広島大学大学院統合生命科学研究科附属宮島自然植物実験所という、ざっくり言えば広島大学の研究所があるらしく、一般人は進入禁止なのでここで引き返すことにしました。まあ、写真を見れば分かるとおり、ゲートの横は思いっきり自転車や原付ぐらいなら通れるぐらいの隙間があるんで強行突破はできそうですけど、素直に帰ります笑

そういえばこれ、広島大学の学生だったら、たとえ学部が違ったりしても誰でも入れるのだろうか・・・・

来た道を戻る途中、小さい砂浜へと出られそうなところを発見したので、ちょいとお立寄り。



誰もいないし、ゴミ一つ落ちていない綺麗で静かな海岸がありました。しかも、良い感じに大人の人間一人ぐらいが大の字で横になって眠れるぐらいの少し傾斜の付いた平らな岩があったので、そこで休憩がてら1時間ほどKindleに入れてきた本を読みつつ、しばしのごろ寝。最高に贅沢な時間ですね!



本当に海が綺麗・・・ここまで綺麗なら、普通に泳げそうな予感。

 

しばしゆったりした時間を堪能したあとは、来た道を戻って自宅へと帰ったのでした。

 

・・・

 

今日のまとめです。

手書きでメモするやり方を確立したいところ・・・いろいろ模索中。


宮島の厳島神社側は観光客が多く、自転車で侵入するのは少しめんどくさいところではあるのですが、厳島神社から1kmぐらい進んだだけで、こんなに感じの良い海岸があるならば、これはまた気軽にふらっと立ち寄ってみても良さそうです。

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