今年の山の日はオリンピックの関係で8月9日(月)が休みとなりました。つまり3連休が誕生したこともあって、最終日ぐらいはどこか少し遠出(といっても隣町レベル)しようかと、レンタカーを手配していたのですが、なんと台風直撃の大嵐。
でもまあ、レンタカーを直前でキャンセルしてもキャンセル料が発生するし、台風自体は既に早朝の時点で過ぎ去ってしまったわけだから、車に乗ってドライブするぐらいは良いだろうということで、軽く雨の中をドライブしてきました。
向かった先は、島根県吉賀町にある六日市の道の駅併設の温泉です。
まずは広島ICから高速に乗って・・・
・・・と思ったら、台風の影響で広島道・中国道が一部通行止めという事態が発生。ただ、よくよく調べてみれば下道は通れることがわかったので、焦らず慌てず下道経由で戸河内ICを目指します。
今にも溢れそうな太田川。でも、台風が過ぎ去った後だったこともあってか、特に避難指示などは出ていなかったようです。
戸河内ICからは誰もいない中国道に乗って2つ隣の六日市ICまで40kmほど移動します。
そしてやってきました六日市IC。意外ですが、ここは島根県なのです。
むいかいち温泉・ゆらら。
8月の3連休だというのに、台風＆中国道一部通行止めのコンボのおかげで、ほぼ貸切状態でした！ 温泉自体も一部源泉掛け流しであり、広々とした露天風呂もあってなかなか良かったです。高速のインターチェンジからも近いし、機会があればまたお立ち寄りしてみましょう。
・・・
さて、天気予報を見ると、台風一過の晴天とはならず、むしろ山間部では雨脚が強くなる可能性すらある様子だったので、そのまま広島市内へ戻ることにしました・・・天気が良ければ酷道険道巡りをやったり、山深い峡谷の奥にある滝巡りを遂行することもできたんですけどねぇ。
再び中国道に乗り込んで広島方面へと向かい広島県内へと戻り、せっかくだから前々から興味のあった安芸太田町にある棚田を見に行くことに・・・と思ったら大雨で県道が通行止め！
ならばと思って、今度は温井ダム方面へ向かってみることにしました。
温井ダムは日本で2番目に高いアーチ式ダムで、加計の中心地からわりとすぐのところにあります。今回はレンタカーの返却時間が迫っていたこともあり、上までは行かずにダムの下から眺めてみることに。
太田川支流の滝山川沿いに進むと、最初に現れたのが発電用の小さいダム。
もう、ダムが決壊してしまうのではないかってぐらいの濁流です(実際にはゲートがある程度閉じられているところを見ると想定の範囲内だとは思いますが)。
川幅一杯を轟々と水が流れる滝山川。飛び込んだら間違いなく即死。安全とはわかっていても、あまりの激流に今いる自分の道路が流されてしまうのではないかという恐怖心すら沸いてきます。
そして温井ダム本体がこちら。手前の小さい副ダムが完全に隠れてしまうぐらい大量放流中で、実際に目の当たりにすると迫力満点でした。ただ、下からだとこれ以上近づくことができないのが非常に残念なところではありますが、この辺から眺めるぐらいがちょうど良いのかもしれません。
次回はこういう危険な放流ではなく、安全な観光放流を見に行きたいところ・・・
