7月のとある日曜日、いつもより少し早く目覚めることができたので、真夏の涼しい時間帯を活用して軽く近所を自転車で走ってきました。
今回向かった先は、北広島町の千代田ICから豊平町を抜けて小河内地区を通り、太田川に沿って自宅へ戻る全行程50km程度のプチサイクリングです。
まずは自宅最寄りの中筋バスターミナルから三次方面に向かう高速バスへと乗り込んで、千代田ICバス停まで向かいます。高速道を通るため、中筋バスターミナルから30分程度で移動できてしまうのがすごい。
ここで、DAHON DovePlusを展開して、サイクリングのスタートです。
とりあえず、近くを走る国道261号線まで出て、広島市方面へと向かいましょう。
まだ午前9時前なので気温もそれほど高くなく、非常に快適なサイクリングが楽しめます。一日中これぐらいの気温なら快適なのに・・
しばらく進むと、千代田町から豊平町(どちらも現在は北広島町)へと抜ける県道314号線が現れるのでそちらへと進みます。この県道は峠越えのハードなコースですが、豊平に抜ける最短ルートでもあるので、頑張る価値はあるのです。それにここさえ登り切ってしまえば自宅までは、ほとんど下りとなるのでここぐらいは頑張っておきたいところ。
30分ぐらいかけて高低差200メートルの3km程度に及ぶ登り道をゆっくり進み、標高500メートルの名も無き峠を越えれば、快適なダウンヒルとなります。
豊平町のいくつかの集落を駆け抜け、小河内川に沿って進んでいくと、今吉田のバス停が現れます。
近所のバス通りでたまに見かける「今吉田行き」のバスの終着地点がこんなところだったとは・・・
今吉田のバス停を過ぎ、小規模な商店街(といえる規模ですらないけど)を通り抜けると、少しずつ左右から山が迫ってきて、気がつけば峡谷沿いの急な下り道となっていきます。
道幅は狭くても、それほど交通量もないので自転車的にはとても快適です。突然目の前から大型の路線バスが登場したりして驚かされたりしますが笑
小河内の中心地を抜け、中国自動車道の高架橋をくぐって少し進むと、目の前に水場が現れます、ここいらで行ったん小休止しましょう。
なんでも、原爆慰霊祭に献上している名水だとか。それはともかく、冷え切った水はほてった身体を冷やすのにちょうど良いですね。
水場から少し進むと、小河内川は太田川へと合流します。
ちょうどこの↑の写真の部分に、かつての可部線の小河内駅があったらしいです。今でも健在だったなら、ここから列車に乗って帰れたのですが、すでに廃線になってしまった鉄道は諦め、引き続き川沿いに沿って自転車を漕ぎ続けます。
小河内駅跡から15kmほど進むと、廃止にならなかった部分の可部線の駅、あき亀山駅の駅前に到着します。
この時点で午前11時すぎ、既に気温も最高潮に高まってきたうえ、この先は木陰も少なく下手すると熱中症の危険性すらあるルートを進むことになりかねないこともあって、この先は電車に乗って帰ろうかなとも思ったのですが、ダイヤを調べてみると30分待ち・・・30分あれば自宅近辺まで行けてしまう時間なので、引き続きチャリで走り抜けることにしました。
可部まで来ると標高も低くなるおかげでとても暑い!
太田川沿いの灼熱の土手道を頑張って進み、なんとか無事に自宅へと帰れたのでした。