NISHISAITAMA PROJECT

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百島~向島~因島サイクリング

前回からの続きです。

百島の最南端の集落から先は、島の西側をぐるっと回って、元来た福田港へと戻ることにしましょう。

 


こうしてみると島の規模の割には人家の数は多め。

集落の終わりから急な登り坂を駆け上がると、自然に還りかけている林道のような道路が続いているので、注意しながら進んでいきます。



アップダウンさえ気にしなければ、ママチャリレベルの自転車でも普通に通行可能かと思われます。

ただ、島の東側の道に比べて上下左右にクネクネしている道は走りづらく、もっと快適な道はないものかと地図を確認すると、途中から海沿いを進むことができそうなナイスな道を見つけたので、その道を求めて海岸線へと下ってみることにしました。


 

↑の地図を見る限りだと、海岸線を一直線に快適に進めそうですが・・・



ところが、なんとその海岸線を行く道、未舗装で軽トラがかろうじて通行できるかどうかと言うぐらいの消えかけている道でした。

このまま進むべきかどうか迷っていると、向かいから原付に乗ったおじさんがやってきたので、念のため通行できるか聞いてみることに。すると「問題無く通り抜けできるぞ!」という心強い回答を得られたため、意を決して進むことに。



5分ほど進むと再び舗装道路に戻り、しばらく進むと綺麗な砂浜が現れたのでお立寄り。



島の西側は小規模な別荘地として整備されていて、このような砂浜や別荘がいくつか点在していました。日常系アニメに出てくるお金持ちのお嬢さんが持っている別荘ってこんな感じなのでしょう(適当)。



島の北側の小さい峠を乗り越えれば、出発地点の福田港へと到着です。途中に何度か小休止を挟んで、ちょうど1時間で一周できましたね。



自転車を折りたたんで輪行袋に入れるのがめんどくさかったこともあり、自転車料金140円を上乗せして、次の島へと渡ります。今の時期は、輪行袋に突っ込むだけでも大汗をかいてしまうのですよ・・・



俺のDAHON DovePlusが車と共に輸送されてる図。



陸地は灼熱大地でも海の上は涼しくて快適。

・・・

25分ほどの航海を経て、向島の歌港へ接岸です。



島なのに高速道路の案内があるのが妙に不自然で、むしろちょっと面白い感じです。

歌港から先は、向島の南側を経由して尾道駅へと向かいましょう。



向島西瀬戸自動車道というか、しまなみ海道などで本州と陸続きになっている関係上、百島のような離島感はあまり感じられませんが、それでも尾道市街地から遠く離れた島の南側は長閑で鄙びた感じがあります。また、しまなみ海道サイクリングコースからも外れているため、サイクリングする人もまばらです。



歌港を出て8kmほど進むと、お隣の因島へと掛かる巨大な吊り橋、因島大橋が登場します。

この因島大橋を渡るためには、高低差60メートル程度の坂道を登る必要があるがゆえ、さすがに渡るのは今回はパスかなぁ~と思っていたのに、いざ現物を目の当たりにすると渡ってみたくなってしまったので・・・



なんとか到達。気温30℃越えの真夏日にこの登りは堪える・・・



でも、橋の上は思いのほか涼しく、まるで冷房が掛かってるかのようなぐらい快適でした。




しまなみ海道の他の橋とは異なり、二段構えの下段にサイクリングコースが設定されている都合上、眺めはイマイチでも、今の時期だとむしろこっちの方が涼しくて快適なので、これはこれでありかもしれません。



因島大橋を渡りきって因島に上陸です。そしてこのまま海岸線まで一気に下ってしまうと、また同じだけの坂道を登る必要があるため、そんな無駄なことはせず、すぐに引き返します(実は当初の予定では、重井港まで行ってフェリーで三原まで行くことも考えていたけど、フェリーの時間が読めず、金額的にも高くなってしまうため断念)。

再び向島へと戻り、島の西側をまわって尾道駅を目指します。



ここまで来れば渡船に乗って尾道駅はすぐそこ。ラスト5kmがとにかく暑くて地獄でした笑

しまなみ海道サイクリングを楽しむ観光客で満員の渡船に乗って数分で、スタート地点だった尾道駅に到着です。



行きの混雑状況を鑑みて、帰りは高速バスではなく電車で帰ることに・・・山陽線尾道駅の一つ隣の糸崎駅で運行系統が分断される都合上接続が悪く、広島駅まで2時間近くかかってしまいましたが、交通費がいくらか抑えられることを考えれば、それはそれでありでしょう。

という感じで、無事に帰宅となりました。

 

やはり尾道周辺はしまなみ海道サイクリングコースを軸にいろんな派生コースが考えられそうなので、今後も定期的に訪問してあちこち走行してみたいところですね!

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