NISHISAITAMA PROJECT

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防長線に乗って湯田温泉へ行く

(前回の続きです)

さて、せっかく来たのに、このまま防府駅に引き返すのは勿体ないと思ったので何か探してみたところ、防府天満宮の裏手の山に登れることが判明したので、そちらへと行ってみることに。

 
裏手の駐車場から登山口を探してみたところ、ありました。



どうみてもメインルートには見えないのは気のせいではないはず・・・気にせず行きましょう。目的は山頂です。



やはりメインルートではないためか、ハードな岩場が続きます。岩にへばりつきながら登っていくと・・・



わりとあっさり天神山の山頂に到達できます。防府市内を一望できる眺めは素晴らしいですね。この日は天気がちょっと悪かったので、天気が良い日に再訪したいです!

そして、下りは天神山直下から真っ直ぐ防府天満宮へ降りるメインルートで一気に下山しました。

・・・

防府市内で軽く昼食を摂ったあとは、本日のもうひとつのメインイベント。温泉へ。

山口県の県庁所在地がある山口市には湯田温泉という古くからある温泉があり、しかも山陽本線や新幹線の駅から比較的近いところにあるので、防府天満宮の後に立ち寄るにはちょうど良かったのです。

地図を見るとわかるとおり、防府市から湯田温泉へはJR山陽本線山口線というルートで行くのが最適であることが明白ですが、よく見ると、防府市からほぼ直線で湯田温泉へと続く国道262号線があることがわかります。



調べてみると、この国道には路線バスが30分毎に走っているようなので、今回はこれを使ってみることにしました。ちなみに先に申し上げておきますと、鉄道の方が速くて安いので、普通の人には鉄道をオススメします(バスの方が値段も時間も倍ぐらいかかる)。



ゆめタウン山口山口駅、山口県庁前経由の山口大学行き。これでもかと言うぐらいの、山口づくしの路線バスです。

このバス路線、正式名称は防長線という路線名で、周防と長門を結ぶJRバスの一部分なのです。歴史をたどれば、鉄道の先行開業路線だったようなので、もし山口県山口市が日本を代表するような中心地として栄えていたならば、同じルートで鉄道路線が開通していたのかもしれません。

山口県の内陸をゆっくり走る防長線、防府市山口市の市境付近では皆無だった乗客も、山口市内に入ってから徐々に増えていきます。そして山口線を乗り越えたあたりで見えてきたのが山口駅



全国47都道府県にある県庁所在地・県庁最寄り駅の中では、もっとも小さい駅であるに違いない。



こちらが県庁前バス停と、山口県庁。県庁のすぐ後ろが山になっているってのも、なかなかないのでは?



湯田温泉に到着です。このバス停は温泉街の中心地にあり、JRの湯田温泉駅から少し離れているので要注意です。まあ、わざわざ路線バスを選択して来るような人なら大丈夫だとは思いますけど。

湯田温泉は風情ある温泉街のような箇所は意外とほとんど無く、無難な感じで昭和的な大型ホテルがいくつか点在するような街並みとなっています。なので、温泉街をしっぽりそぞろ歩くことなく、当初から目を付けていた日帰り温泉施設へと向かいました(実際にはその近くの古本屋チェーン店などに立ち寄ったりはしてますけど割愛します)。

ここが今回の最終目的地である温泉の森。

onsen-mori.com

日帰り入浴が1000円という、地方にしては高めの設定価格ですが、その分だけ施設は充実していて、混雑もしていなかったのでむしろ歓迎。源泉掛け流しと思われる内湯の大浴場は温泉も濃く(?)て最高に良かったですね。それ以外にも露天や打たせ湯、サウナなど一通りそろっていたので大変満足できました! 

がっつり1時間ほど温泉に浸かって、その場でビールをがぶ飲みしたあとは帰るだけです。まずは最寄り駅の湯田温泉駅へ徒歩で向かいます。



駅員も常駐し、特急も止まるぐらいには利用客のある駅です。一面一線の小さい駅ですけど。



そしてこれに乗って新山口まで移動して、そこから新幹線でさっさと帰ったのでした。

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