NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

新居から博多駅までチャリで行ってみた

新年、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今回は移住先の福岡県で新年を迎えたのですが、あろうことか年末の引っ越しの後片付けをしている最中、人生初である「ぎっくり腰」に襲われてしまったのです。

そんなわけで、引っ越しの整理が終わったらチャリ持って周辺をうろつこうかと思っていた矢先に出鼻をくじかれた感がありますが、いろいろ肉体的にも精神的(冬のボーナス全額+αが引っ越し費用に消えて、心が折れかけていた)にも疲れがたまっていたのが「ぎっくり腰」の原因だったんだろうと、安静にしつつ積み本を消化する三が日。

しかしながら、さすがにこのまま文字通りの寝正月で終わらせるのは勿体ない! と思ったので、腰の様子を見つつ、通勤用のクロスバイクなチャリに乗って博多駅まで試しに行ってみることにしました。

引っ越し先の新居の最寄り駅の博多南線博多南駅まで行ってみます。



知らない人が見たら一般的なJRの駅に見えるこの駅。

実は新幹線の単独駅であり、しかも博多までは乗車券+特急券が330円という破格値で新幹線に乗ることができる、かなり変わった駅&路線なのです。九州の駅なのにJR西日本なのも面白いし、他にも語れる要素はありますが、この話は改めてどこかでやるとして・・・

この博多南線もとい、九州新幹線の線路に沿っていけば博多駅まで行けそうなので、新幹線の高架下にある道路を通って博多駅まで行ってみましょう。



博多南駅から、ずっとこんな感じでそれなりに幅が広い歩道が一直線に整備されていて、チャリでも走りやすいのが助かります。



西鉄大牟田線の線路をくぐってしばらく行くと、新幹線高架下の道路はここで終わってしまいます。この先は地図を見ながら、走りやすそうな道を探しつつ新幹線の線路を追いかけていきましょうか。



鹿児島本線の線路を越えた先に、わかりやすそうな道が見えるので、その道を使って博多駅を目指してみます。

博多駅のお隣、竹下駅の前を走り抜けて、さらに進んでいくと、再び新幹線の高架下の道が現れました。



アサヒビール博多工場の横を走ります。

調べてみると、ここのアサヒビールの工場は工場見学もやっているし、併設してレストランもあるようなので、後ほど改めて訪問してみるのも良さそうですね・・・って、2025年末で閉鎖するのか!

 

www.asahibeer.co.jp

 

とはいえ鳥栖ならそんなに遠くないし、これなら一安心。その帰りに大刀洗のキリンビール工場もはしごしたいところ。1日でそんなにビール飲んだら帰れなくなりそうですけど。





アサヒビールの工場を尻目に、ひたすら線路沿いの道を駆け抜けると博多駅はもうすぐそこ。ここで、駅手前のヨドバシカメラ博多の裏手にある音羽公園の有料駐輪場にチャリを止めておきます。なぜなら博多駅周辺は歩行者も車も多く、チャリよりも徒歩の方がスムーズに進めそうなんですよね。

どうでもいいですけど、広島にはヨドバシカメラがなく、ヨドバシがあるだけでも博多に引っ越してきて良かったと個人的には思ってます。



博多駅に到着!

博多南駅から9km程度、普段からチャリを乗り回している人間からすれば、全然問題無い距離ですね。酷暑の時期を除けば、博多駅まではチャリでアクセスすれば交通費も浮かせそうだし、今後も積極的に使って行きたいところ。

さて、ぎっくり腰のおかげで今年はまだ初詣を済ませてなかったので、博多駅の近くにある住吉神社にご挨拶に向かいましょう。



住吉神社は新卒入社した直後、九州配属が決まって毎週のように九州各地を徘徊していた頃に訪問して以来で、かなりのご無沙汰でした。



三が日も終わったためか、正月風味は残しつつも参拝客はそんなに多くなくて、ささっと初詣を済ますことができました。ありがたい。

再び博多駅へと戻り、適当に博多駅の駅ビルで買い物を済ませつつ、チャリを回収して自宅へと戻ります。

ところで、現在の博多駅のJR在来線は鹿児島本線の線路しかないのですが(篠栗線博多南線があるみたいなマジレスはスルーしますよ)、以前は筑肥線の線路も博多駅に接続されていました。



姪浜が起点となっている筑肥線も、かつては姪浜から博多駅まで線路がつながっており、現在はその線路の廃線跡の一部が遊歩道として残されています。

このカーブは、まさに廃線跡



筑前箕島駅まで来てみました。目の前の国道が意味も無く陸橋になっているのが、以前ここに線路があった名残でもあります。

この先も追いかけてみようかなとも思ったのですが、時刻の方は既に5時をまわっていたため、続きはまた日を改めましょう。doveplusを持って現存する筑肥線輪行して、佐賀県内にある筑肥線廃線跡も走ってみたい気もしますし。

とまあ、病み上がりで不完全燃焼な感じがありますが、美味しいところは次回以降、完全復活した腰の筋肉とともに、がっつり再訪しようと誓いつつ、本日はこの辺で〆させてください。

←新しい記事 / 古い記事→