今回のルートは18切符で安く九州へ向かうことだったのですが、それに加えてまだJR四国で唯一乗っていない予讃線の旧線も乗りつぶしてみようという計画もあったのですね。
なので、ただ最短ルートで山陽本線→日豊本線or鹿児島本線という道順では意味が無く、瀬戸内海を渡った上で予讃線を使う必要があったのです。
まま、そんなことはさておいて。
まずは京都から東海道線→山陽本線と乗り継ぎ岡山を目指しましょう。
姫路で軽く腹ごしらえ。
ここの駅そばは美味い!
岡山ではマリンライナーに乗り換えて瀬戸内海を渡りましょうか。
そして坂出駅で途中下車。
ここで降りた理由は、坂出駅の中にある亀城庵といううどん屋に立ち寄ること。ここのうどん屋はマジで美味い。坂出駅通過するときはほぼ必ず来ているくらい好きなうどん屋。
うどんうめぇwwwwww
では予讃線に乗り換えてゆっくり行きましょうか。18切符ゆえに特急に乗ることは許されないのです・・・
でもまあ、最近は金にものを言わせて特急ばかり使うことが多かったので、こういうのもありかもしれませんが、やっぱり特急を使いたい! というのも、JR四国の幹線(というか鳴門線と予土線以外)は特急を使うことを前提でダイヤを組んでいるためか、普通列車乗り継ぎの移動が大変時間がかかる!
3時間ぐらいの乗車だったかで、やっと松山市内が見えてきました。が、この予讃線自体は実はすでに乗車済みだったりするので、無理して全線乗り通す必要も無いのです。つまり、平行する他の路線があればそれに乗るのもまた良しというわけで・・・
三津浜駅で下車。
この駅、歩いてわりとすぐのところに伊予鉄の三津駅があるのです。この伊予鉄自体には全く乗ったことがないので、乗りつぶしもかねて乗ってみました。
さあ、伊予鉄!
伊予鉄は市内線と呼ばれる路面電車と、郊外線と呼ばれるいわゆる普通の鉄道路線があって、この高浜線は郊外線にあたります。で、調べてみると終点の高浜まではそれほど距離もないってことだったので、ちょいと高浜方面を目指してみました。
高浜駅。渋い。
よくみると駅前からそのまま、対岸にある小さい島への渡し船に乗り換えができるとのことだったのですが、時間ももう遅くなっていたって事で諦めて、そのまま帰って来ました。これは次回改めてだなー
高浜より今来た電車に乗って戻り、古町駅で路面電車にお乗り換え。
おおっ、これもなかなか渋い。床が木製の路面電車とか、まだ現存していたのかww
そしてこの日は松山市内に1泊となりました。
ちなみに松山と言えば道後温泉ですが、宿泊した宿にも露天風呂付きの温泉があって、それで満足してしまったので、有名な道後温泉へは行きませんでした。やっぱり、松山へはもう一度改めていくしかないな!
・・・
翌日。
この日は宣言通りに、予讃線の旧線乗りつぶしをメインに九州へと向かいました。
実は予讃線乗りつぶし以外にもいろいろ考えていて、たとえばそのまま宇和島まで行ってから予土線経由土佐くろしお鉄道で宿毛まで行ってからフェリーで佐伯に渡るなどというプランもあったのですが、いかんせん各乗り物のダイヤがうまく絡み合っていない・・・ 特急使えば何とやらだけど、それだと18切符のうまみを享受できないのでそれも諦め、わりと最短ルートな、八幡浜→臼杵というルートで行くことにしました。
予讃旧線、通称海線。眺めが良いね! ロングシートだけどな!!
こういう路線はクロスシートにして欲しいわ・・・通勤通学時間に混み合うから仕方ないのかもしれないけど。
流れに身を任せて、そのまま八幡浜駅へ移動。
時間も無いのでフェリー乗り場へ即座に移動しましょうか。もう少し時間に余裕があれば市内観光もありでしたけどね。
フェリー待機!
18切符な鉄道旅行していると、なにかと疲労がたまるし、それに旅にも変化を付けたくなるのでそういうときはこのフェリーがオススメです。東日本だとフェリーの活躍できる場はそれほど多くはないけれども、西日本では鉄道駅と鉄道駅を結ぶ連絡船もところどころに存在しているので、利用しない手はないでしょう!
デッキに出て由良半島を眺めたり、船内探検したりしつつで2時間ほどの乗船で九州側の港、臼杵港へ到着。
ここからは徒歩で臼杵駅に移動となります。臼杵駅まで徒歩移動中に道の駅らしき施設を見つけたので、せっかくなのでお昼ご飯を頂きましょうか。
あつめし500円。あつめしってのは、醤油たれに漬けた青魚(ここではブリだった)を熱いご飯の上に載せて、だし汁を掛けて食べる大分地方の郷土料理だそうで、これが大変美味い! おお、これは臼杵に来て良かったぜ!
そうして、その後は臼杵駅から電車に乗って別府駅まで向かったのでした(というか直接別府に船で向かえば良かったのでは・・・)。
次回は別府地獄巡りをお伝えしましょう。