11月10日から1泊2日で山形県経由で新潟に行ってきたので、そのことについてでも。
今回の目的は、新潟でのイベントに参加することでしたが、ただの往復では面白くないといういつものノリで、今回はまだ乗ったことがなかった仙山線と左沢線にスポットをあてて行ってみることにしました。ええ、新潟に行くのに何で仙台行ってるんだよ俺。
早朝の新幹線に乗って仙台へ。仙台からは仙山線に乗り換えましょう。
仙山線は仙台と山形を結ぶ鉄道路線で、その途中にはいろいろと見所があるのですが、その中でも最も代表的な観光地である、山寺へ行ってみることにしました。
仙台から普通列車で約1時間、山形県に入ったところで山寺駅に到着。
山寺は川を挟んだ反対側の山の斜面にあるので、そちらへ急ぎましょう。なんせ、次の電車がやってくるまで約1時間ちょい。その間に奥の院往復をせねばならないのですから!
麓のお堂に軽く挨拶してから、さあ行きましょう。
山寺自体は急な山の斜面にあるのですが、常日頃からこういうところを重い荷物担いで行動している俺から見ればたいしたことなど無く、むしろ紅葉目当てのご老人方が列をなして登り降りしている脇を避けて行動するのが大変という状態ww
奥の院到着。なんかさっきまで天気悪かったのに、急に天気が良くなったとか、最近天気には良く恵まれている感が強いww
紅葉もこんな感じ。
山からの眺め。ジオラマみたいな眺めで良い。
さてそろそろ撤収しましょう。ここは余裕を持って2時間ほど時間を確保して来ると良さそう(文字通り駆け足だった)。
引き続き山形へ向かいましょう。山寺を出た仙山線は20分弱で終点の山形駅に到着します。で、新潟を目指すならば、このまま南下するのがセオリーですが、ちょいとここで乗ったことのないJR路線がまだ残っていたので、そちらも乗る事にしました。それが左沢(あてらざわ)線。フルーツライン左沢線とかいう愛称まで持っていますが、時期が時期なので特にそういうフルーツには恵まれなかったのが残念。
左沢線は基本的にロングシートってのも残念。観光路線で売り出したいなら、クロスシートは基本だと思うけど、それだけ乗客がいるって事なのかもしれないですね。
路線は山形の盆地を快走して行きます。乗り心地も悪くないし、新幹線からのアクセスも容易なんだから、何か観光列車を走らせるなどすれば良さそうな感じ。
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珍しいワーレントラス橋の最上川橋梁を渡って、寒河江で一両切り離して、終点の左沢到着。
軽く観光でもと思って時刻表を見たら、今来た左沢線を見送ると4時間来ないというとでもない事実を知ってしまったので、仕方なく今来た左沢線で山形駅へ逆戻り。
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次の目的地は以前も一度立ち寄ったことがある赤湯温泉の最寄り駅の赤湯駅で、奥羽本線を使えばすぐなのに、なんということに普通列車が全く来ないという残念な特急優先ダイヤ。なので、わずか2駅に対して・・・
山形新幹線—! ウィークデーパスがあるから720円ほどの投資で乗れると考えれば安いものだけど、県庁所在地の駅なんだし、もう少し普通列車も増やして欲しいよなぁ。
スカイタワー41という一部で有名なマンションを眺めつつ、駅弁を食べる俺。
30分ほどの乗車で赤湯駅に到着です。この駅に降りたのは3度目ですね。
この先は、赤湯から山形鉄道で今泉まで行き、さらに米坂線で新潟へ向かうルートを考えているのですが、この米坂線がまたネックで、だいたい3時間に1本ぐらいしか来ないという超絶ローカル線。なので、時間つぶしもかねて以前もお世話になった赤湯温泉元湯共同浴場へ行くことに。
駅から2kmと、ちょっと離れているけど小走りで行けば20分弱で行けます。もちろん参考にはしないでくださいww
3時間ほどの滞在時間を用意しておけば、温泉や小高い丘にある公園などをゆっくり回れるかと思います。
↑数年前にその辺をゆっくり?観光した時の話し
200円という安さが良いね。関東近辺だとこの価格で温泉にはなかなか入れない。しかも、硫黄っぽい感じの湯質だし、建物も比較的綺麗なのもグッド。
風呂上がりのビールを購入して赤湯駅にもどり、出発間際の山形鉄道に乗って今泉へ。
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学校帰りの高校生を満載した一両編成の山形鉄道に乗って30分弱で米坂線との乗換駅の今泉駅に到着。
山形鉄道を見下ろしながら米坂線のホームへ移動。で、止まっていた米坂線に飛び乗ったらなんと反対方向www でも目的の新潟方面へ行く米坂線はまだしばらく来ないようなのでこれに乗って隣駅へ行くことに。
で、到着。隣駅の犬川駅で降り立つ俺。
なにもねぇwwwwwww
しかし、こういう一生のうちに絶対に降り立つことのないような駅に降り立つって好きなのですよ。こういうところで新たな発見があるかもしれませんし。今回は無かったけどな!
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やってきた新潟方面の米坂線に再度飛び乗り、いざ坂町へ。
晴れていれば絶景が楽しめるであろう、真っ暗な車窓を眺めながら淡々と進む米坂線。今回はこれで3回目だからいいけど、やっぱり明るい時間帯に使いたかったな。って、本数少なすぎでそんな時間に山形と新潟の県境を越える列車がないのですけど。この路線の場合は、紅葉も綺麗だと思うし、シーズン中はそういう観光列車を走らせても良いと思いますよ(って、さっきの左沢線の時も同じこと書いてるな俺)。
坂町到着。
この何も無い乗換駅で56分の無駄な待ち時間を耐えきって、新潟行きの普通列車に乗り換え、新潟に行ったのでした。
翌日はがたふぇす2012に参加し、主にすのこタンブースでMarryさんのライブを楽しんだり、以前出会った地元の高校生とぶらついたり、社長やレイヤーさんとお話ししたりと、そんな日曜日を過ごしたのでした。