NISHISAITAMA PROJECT

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キツネと米沢牛とダムと紅葉と求めて山形福島ドライブ

11月中旬頃、キツネと牛とダムを堪能したくなったので、レンタカーを借りて蔵王周辺にちょいと繰り出してきました。蔵王山本体にはいかずに、蔵王のふもとをぐるっと回るような感じのドライブです。

 

 

 

東京都内でレンタカーを借り、実家の埼玉経由で行くことにしました。というのもちょうど圏央道の桶川北本IC~久喜白岡ICが開通したばかりだったということもあり、それを使ってみたかったのです。というかこの区間、一時期は永遠に開通なんて無理じゃないかとか(俺の中で)言われていたぐらいなのに、意外と開通するときはあっさり開通するものなんですな。

 

でも東北道~関越道~中央道~東名が圏央道一本でつながったということはかなりすごい。この調子で外環の大泉から南の部分もぜひともつなげていただきたいところです。

 

それはともかく走ってきました。まあ、走行したのは午前5時前という夜明け前だったため、真っ暗すぎて何も見えなかったのですが、圏央道を使うことで、埼玉西部の飯能市から埼玉東部の久喜や幸手まで1時間ぐらいで行けるようになったのはこれはかなり衝撃的。

 

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と、そんな感じで東北道に入り、ひたすら北上して白石ICで下車、そこから道なりに進んでいくと、最初の目的地である宮城蔵王キツネ村に到着です。関東から意外と近い!

 

 

なぜかゴリラに歓迎される。

 

受付で見学に関する注意事項の説明を受け、いざキツネ村の中へ。

 

この日はあいにくの雨、しかもかなりの大雨だったので、どうなるかと思ったのですが、このキツネ村はだいたいの見学ルートの上には屋根があるので、雨でも問題なく楽しめるようです。でもまあ、晴れていた日のほうがやっぱりよかったかな?

 

 

とはいえ、かなりの至近距離でキツネたちを眺めることができるので、雨の日でも全く問題ありません! ただし、触ることは厳禁ですのでご注意を(噛みつかれることがあるらしい)。

 

 

基本的にはスタンダードな黄色いキツネの他にも、シルバーなキツネもいます。

 

 

また、放し飼いエリア以外にも展示ルームがあり、そこには北極キツネなどもいるので、本当にここはキツネパラダイスです。

 

入場料が大人一人1000円とちょいとお高めと思う人もいるでしょう。でも、その価値は十分あると思いますので、この手の動物が好きな方は行ってみるとよいかと思います! 俺もまた訪問したい!

 

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キツネ村に別れを告げ、国道457を使い遠刈田温泉経由で笹谷峠を越えて山形県へ。

 

本当は国道286の笹谷峠越えを遂行するつもりだったのに、1週間前に冬季閉鎖されてしまいあえなく山形道の笹谷トンネル経由での山形県入りです。東北地方の酷道は通行止め期間が長すぎです・・・今度から晩秋の酷道巡りは注意せねば。

 

山を越えて山形県へ。

 

まずは山形県に来たからには見ておきたい建物があったのでそちらに行ってみました。

 

 

スカイタワー41。山形県内で最も高い建物であり、東北地方でもかなり上位に食い込むであろうすごい高層マンションです。なぜすごいのか、それはやはりその立地条件でしょう。

 

  ※山形新幹線の車窓(2012年10月頃)

 

田んぼのど真ん中に一つだけあるような話を聞いてましたが、実際に行ってみると上山市の新興住宅街の一角にあるため、「ものすごい田舎にある不釣り合いな建物」とまではいかなかったかな?

 

マンションに満足したあたりで温泉に入りたくなったので、近場の温泉へということで、山形県に来たらいつも立ち寄っている赤湯温泉の共同浴場を目指したところ・・・いつも鉄道で訪問しているため車だとどうやって行けばよいかわからず、また駐車場があるかどうかすら定かではなかったためそちらをあきらめ、逆にいつも電車のダイヤの都合上、なかなか訪問することができなかった、高畠駅に併設されている温泉へ行ってみることにしました。

 

 

こちらはパーク&ライド用の広大な駐車場もあるので実は車での訪問にも適しているのです(この時はじめて知ったんだけど)。なので、温泉客は鉄道旅行者よりも地元の人が多い感じでした。てか、上にも書いた通り、鉄道旅行客だとここを使うのがダイヤ的に難しいっていうのがあるのでしょう。それに車で来る観光客なら観光客向けの豪華な温泉に行くだろうし。

 

温泉でさっぱりしたので、あとはもうビールだろう! ってことで、宿泊予定地の米沢に移動し、宿にチェックインして米沢牛のお店に入ってみました。

 

 

美しい米沢牛。しかもビール込みで3000円程度の予算でOKと来ているからさすが産地は違う!

 

この日は米沢市内のビジネスホテルで一泊となりました。

 

そうそう、このとき使ったビジネスホテルは、ホテルα1米沢だったのです。このホテルは家族風呂がいくつか用意されており、宿泊者ならだれでも利用できるので、これがけっこういいサービスでした。温泉ではないのが残念ではあるものの、ビジネスホテルでこの手のサービスがあるところはなかなかないと思うので、そういった意味でもポイント高かったです。

 

・・・

 

翌日、せっかく山形まで来ているんだから寄り道して帰ろうぜってことで、国道121号線を忠実にトレースしながら会津若松や日光鬼怒川を抜けて帰ることにしました。

 

米沢を出発し、福島県に入ったと同時に訪問したのが、日中ダム。

 

 

ダムカードもあるようです。ところが日曜日だったためにもらえず・・・残念。

 

その近くにある旧国鉄日中線の熱塩駅にも行ってみました。

 

 

レールこそないものの、駅舎もおそらく当時のまま残されているようですね。また、駅舎の中には資料室のようなものもあるようです。、時間がなかったのでそちらには立ち寄らずに終了。

 

そういえば、同じく廃線になった士幌線の士幌駅に雰囲気がどことなく似ているような・・・そうでもないかな。ただ、この熱塩周辺の雰囲気が北海道っぽく感じられたのは、やはり北国の一部だからでしょうか。なんとなくですけども。

 

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喜多方→会津若松→南会津と移動したところで、「塔のへつり」なる名所が目に入ったので、そちらにお立ち寄り。

 

いったいそれはなんなのかと思って行ってみたら、なるほど、川沿いにある断崖絶壁の一部分なのですね。

 

 

晴れていれば紅葉がきれいなところなのでしょう。やはり天気が悪かったのが惜しい。

 

さらに南下し、栃木県に突入です。

 

このあたりから先は、ちょうど1年前の同じ時期に同じルートで鬼怒川沿いをドライブしたので、軽く流すような感じでドライブです。

 

まずは川治ダム。このアーチ式ダムは迫力あります。

 

 

上から下を覗いてみるとその高さに驚かされます。高所恐怖症の人にはお勧めできません!

 

次に向かったのが、前回は時間がなくて立ち寄れなかった龍王峡。野岩鉄道の駅もあるぐらいの観光名所ですが、塔のへつり同様、ちょっと天気がいまいちだったのが残念。

 

 

滝があったり

 

 

もう一つ滝があったり

 

 

これ晴れていれば最高に美しそうだ・・・けれども、観光客もその分だけたくさん押し寄せそうなので、やはりこの時期の観光地巡りは難しい。

 

その後は、まっすぐ東京に向けて帰ったのでした。

 

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