9月にあった連休最終日、ちょいと暇ができたので近場で行ったことのないところへ行ってみました。
行き先というか、何をやってきたのかというと東武小泉線の乗りつぶしです。そしてそのついでに少し足を伸ばして9年ぶりぐらいにわたらせ渓谷鉄道にも少しだけ乗ってみました。
まずは東武鉄道に乗って館林まで移動します。館林駅は伊勢崎線から小泉線と佐野線が分岐していますが、今回乗るのは小泉線の方です。
これに乗りつつ、車内にあった時刻表を見ると、なんと小泉線を全線制覇する良いダイヤが無いことが判明。
説明すると、小泉線は館林から東小泉を経由して太田へ行く路線の他に、東小泉から西小泉へと伸びる路線もあるうえ、本数がお世辞にも多いとは言えないので、これを一発で全線乗り尽くすことが難しそうな雰囲気(正確には館林から西小泉までが本線で東小泉から太田へ抜ける路線が支線だったかな)。なので、とりあえずは館林から西小泉をスルーして太田駅を目指すことにしました。そしてその電車はそのまま東武桐生線に乗り入れていたので、終点の方まで行くことに。
というのは、東武桐生線に乗るとうまい具合にわたらせ渓谷鉄道に乗れることがわかったので、伊勢崎線に乗って伊勢崎線完乗する予定を急遽変更してそちらに向かうことにしました。
そんなこんなで相老駅到着です。
わたらせ渓谷鉄道は廃線の噂も流れるぐらい、首都圏のローカル線の中ではかなり危険な部類に入る路線ですが、相老駅にやってきた列車はピカピカの最新型。こういう設備投資がされているなら、一時期よりも状況は改善したと言えるのかもしれません。
ただこれ、中身はロングシートなんですよね。うーむ、せっかく眺めが良い路線でこれはどうなのか。
大間々駅を越えるとローカル色が強くなってきます。
ロングシートの時は最後部で線路を眺めるのが良いです!
わたらせ渓谷鉄道に乗って数十分、今回はかなり手前の水沼駅で降りてみました。
この駅は知る人ぞ知る駅、温泉が併設されている駅として一部の人には有名ですね。
というわけで、水沼駅温泉センターへお立寄り。入浴料600円で露天やサウナもあり、ビールも飲めるお食事処も併設されているので鉄道旅行のついでに立ち寄るにはなかなか良いでしょう。わたらせ渓谷鉄道も90分おきぐらいにやってくるので、風呂入って飯食ってベストな感じです。
さて、ビールも飲んであとは帰るだけですね・・・ということで相老駅に戻ったのですが、このまま太田駅から小泉線の残りに乗っても面白くないなって事で、相老駅から東武線には乗り換えずに少し歩いて、別の鉄道路線に乗ることにしました。
やってきたのは富士山下駅。なんと富士山の下まで来てしまいました!!!
というのは嘘で、この駅の小さい裏山が富士山というらしいです。ついでに読み方は「フジヤマ」です。
時間があったら登ってみても良かったのですが、ジャストタイミングで井の頭線らしき鉄道がやってきたのでそちらに乗る事に。
上毛電鉄です。これも乗るのは2回目だったかな。
今回はすぐ近くの赤城駅までの短距離の乗車です。本当なら終点まで行きたかったのですが、今回は東武小泉線がメインなのでそちらを優先せねば・・・ということです。
短い間だったけど楽しかったよ。上毛電鉄さん。
上毛電鉄にもオタク化の流れが・・・
赤城駅から東武桐生線に乗って東小泉駅へ行き、接続している西小泉行きに乗車。
終点の西小泉に到着して完乗となりました。
そして、今朝来たルートで東京へと帰ったのでした。
今回は観光名所に乏しい地域巡りかと思いきや、温泉を入れてみたり、普段乗る事の無い上毛電鉄などを絡めてみたりと、振り返ってみればコンパクトで良い電車旅だったと思います。万人にはお勧めしませんが!