すでに東京では9月も中旬を過ぎ、もういつ冬になってもおかしくない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
ちょいと写真整理していたら、3月下旬頃に行った福島旅行の時の写真が出てきたので、さらっと書いてみましょうか。ただ、途中でカメラのバッテリが切れて尻すぼみ感がすごいあるんですが、とりあえず書けるところまででも。
福島周辺の鉄道乗りつぶしマップを見ていたら、乗ったことの無い路線がいくつか固まってあったので、一気に乗って来ました。具体的には、いわき〜郡山の磐越東線、猪苗代〜会津若松の磐越西線の一部、そして西若松〜鬼怒川温泉までの会津鉄道、野岩鉄道、東武日光線の一部という、うまい具合に1泊2日でぐるっと回れる感じに乗っていなかったのですね。
関東圏内にいると、福島県というのは泊まりで行くには近すぎるけど日帰りで行くには遠いところで、特に鉄道旅行ではなかなか行く機会に恵まれなかったのです。
途中、日立電鉄の廃線跡や福島臨海鉄道の線路がちらっと見えたりと、地味な見所満載な常磐線に揺られること4時間ぐらいだったかでいわき駅に到着です。
例の東日本大震災と原発事故で不通になった常磐線の福島県~宮城県の区間は、いつになったら復旧するんでしょうか。
それはともかく、今回はここで磐越東線に乗り換えです。
この磐越東線は列車の本数が1〜3時間に一本という微妙に乗りにくい路線なので、今回はこれに合わせてスケジュールを組んだという感じです。
ひなびた山村地域を、JR西日本のローカル線では想像もできないぐらい軽快に飛ばす磐越東線、それなりに乗客もいるように見えるのに、wikipedia情報によれば平行する高速道路のおかげで、こちらを使って大移動する人は皆無だそうで。うまくやればこちらでも乗客確保できそうなのに、バスの安さにはかなわないのかな?
天気も良いし来て良かったですね! 強いて言えば途中下車できるぐらいのダイヤがあれば最高でした。
っというわけで、結局降りること無く終点の郡山に到着です。そのまま、会津若松方面へと乗り換えですが・・・
ちょうどあいづライナーが止まってるじゃないですか!
これは、特急車両であるにもかかわらず、快速電車なので特急料金不要という太っ腹な電車です(さすがに指定席は指定席料金かかりますが)。
あいづライナーに乗り込んでさらに西を目指しましょう。
車窓に雪が増えてきたなぁと外を眺めていたら、中山宿を越えたあたりから・・・
猛吹雪ワロタ。というか、俺、全然雪対策してないんですけど!!
迫り来る猛吹雪にうろたえながらも、会津若松駅に到着した頃にはすでに雪も小降りになり一安心。今回の宿は一つ隣の七日町(なぬかまち)駅付近に取ったので、もう一駅だけ只見線に乗って移動です、
只見線とはいうものの、今現在、会津若松から只見へは只見線では移動できないんですよね。超大赤字路線であるがゆえ、復旧はなかなか難しいそうで、このまま廃線になる恐れもあるとか・・・
七日町駅。
では、会津若松の街中でも紹介と行きたいのですが、ここでカメラのバッテリが切れてしまい、さらに携帯のカメラも使えなくなったという残念な結果になってしまったので、この先は文章のみでさくっと。
まずは、七日町駅近くの宿に立ち寄って荷物を置き、あらかじめ目をつけていた会津若松駅すぐ横のスーパー銭湯的な温泉に行ってひとっ風呂からの就寝でした。
翌日は大変良い天気! カメラが使えないのがマジで痛い!
いやいや、カメラが使えないことを悔やんでも仕方ありませんね。今日の目的を粛々と遂行していきましょう。
会津鉄道に乗って南下します。AIZUマウントエクスプレスというちょっと豪華な列車に乗りましょう。
これに乗って目指すは会津鉄道から乗り入れている野岩鉄道の湯西川温泉駅。どこかで途中下車して温泉に入りたかったので、この駅を途中下車駅としてチョイス。
というのもこの駅は道の駅湯西川に直結していて、さらにこの道の駅には温泉も併設されているとのことで、ここを選択したわけです。
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この駅は山岳トンネル内にある珍しい駅で、地上に出るとそのまま道の駅の中に出るという構造。寒い時期なんかは大変助かります。
さて、道の駅の温泉に早速入ってみましょう。
この温泉は、そこそこの広さの大浴場と露天が用意されているよくあるタイプの日帰り温泉で、鉄道旅行の途中下車でささっと訪問できるこの手軽さがなかなか良いです。しかも、道の駅でビールも売っているので、ビールを買って電車内で飲むことも可能と来れば、これは途中下車する価値ありでしょう!
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その後は遙か彼方の浅草まで行く区間快速に乗って帰ったのでした、