NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

雪にまみれながら岩手秋田旅行

今回は、盛岡や秋田の方を回りつつ、雪にまみれながら温泉に浸かる旅行に行ってきました。というわけで、つらつらとそれについて語っていこうかなと思います。

旅行前にはいつもテーマを設けるんだけど、今回のテーマは

・JR花輪線
マタギ
・温泉

だったので、これらを満足するルート取りを考えてみました。

 

まずは本数の少ないローカル線である花輪線マタギの里へ向かう秋田内陸縦貫鉄道のダイヤを調べてみると・・・花輪線の始発列車に乗れないと、北秋田市の山中で一泊するハメになるぞwwww

じゃあ、始発に乗るためには・・・あ、これは前日に盛岡入りするか、夜行バスしかないなぁ。仕事があるから前日入りは無理か。じゃあ夜行バスだな!



キラキラ号というバスを使うと、東京~盛岡まで、なんと5000円。これじゃ、新幹線は負ける・・・

・・・

さすがは深夜バス。久々に乗ったけど、これはきついわwwww新幹線が勝てる!

バス会社のスタッフの対応は別に悪くなく、むしろ好印象なんだけど、やはり夜行バスはなにかときつい。良く揺れるし、自分のスペースは狭いし・・・耳栓をあらかじめ用意しておいて正解だったぜ!

でも夜行列車のベッドを体験してしまうと、リクライニングは厳しすぎる。でも、盛岡に朝の6時半に到着するにはこれしかないんだよな。ただまあ、秋田に早朝いくなら寝台特急あけぼの号一択だな!



IGRいわて銀河鉄道に乗って好摩まで行き、そこから花輪線なんですが、上手い具合に直通列車が来たのでそれに乗りましょう。というか、すべて直通なのかな?



岩手山
天気も良いし、今日はよい旅になりそうだぜ!

西へ向かうにつれ、雪深くなっていき、峠を越えたかなーと思ったあたりで、聞いたことのある地名が登場。



鹿角(内輪ネタなんだけど、会社の同期がここ出身ってことで名前だけ知ってた)

途中下車してみようかと思ったけども、途中下車なんてしたらマタギの里に行けなくなってしまうので、駅舎だけ写真に撮って退散。機会があったら今度来てみようかな・・・



大館駅奥羽本線に乗り換えて、ちょっと先の鷹ノ巣駅へ。



そして秋田内陸縦貫鉄道鷹巣駅。

もう、大赤字で風前の灯火である秋田内陸縦貫鉄道です。4年ほど前に一度乗りに来ていたんですが、もう一度乗って見たくなったので、またきちゃいました。前回は紅葉が始まる直前だったんですが、今回は雪景色が楽しめそうです。



乗りましょう。

飛石連休の祭日だったんですが、10時台の列車にしてはボックスシートに1~2人座っていたので、乗車率はそこそこか・・・ん? あのお姉さんはなんだ? うお、秋田内陸縦貫鉄道にもアテンダントが乗るようになったのか。

・・・出発です。

雪深い北秋田市(元々の地名は鷹巣町?)をゆっくり南下する内陸線。車窓の眺めは、普段雪に慣れ親しんでいない埼玉人な俺から見れば、感動に値するけれども、これは地元の人にとってはどうなんだろうなぁ・・・平行する道路を走る車と同じぐらいのスピードでゆっくり走り抜ける内陸線は便利とは言い難いし・・・

うーん、秋田県民の貴重な税金をつぎ込んでまで運営する価値はあるかといえば正直いって微妙だし、やっぱり消えゆく運命なのかっ! いくら県外の俺が「いや、あれは残すべきだ」と訴えても、地元の人が「イラネ( ゚Д゚)、」といってしまえばそれまでだしな。

なんて思っていたら、女性の声の車内アナウンスが・・・

「本日も、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線をご利用くださいましてありがとうございます・・・」

アテンダントのお姉さんが、車内販売を開始するそうだ。よし、俺もいっちょ内陸線の存続に協力しようじゃあないですか。

俺「あ、そのストラップください」
姉「ちょっとまってくださいね・・・はい、これでっ・・・・あっ」

(ストラップを落とした)

姉「あー、ごめんなさいー、新しいのと交換しますか!?」
俺「いや、そのままでいいですよ^^」
姉「すみません、ちょっと今すぐ拭きますから!」

そんな指で拭いたって意味ないだろwwwwってかやばい、秋田弁のなまりが入っていたドジっ娘とか、ちょっと惚れたwww(もちろんシラフですよ俺は)

・・・えーと、それはともかく・・・そのアテンダントのお姉さん曰く、ちょっと先の阿仁前田駅の駅ナカ温泉がとってもオススメらしいので、ちょいと途中下車してみました。

夜行バスで盛岡入りしたので、ひとっ風呂あびたかったし。



クウィンス森吉。大浴場と露天風呂がある温泉です。入りましょう!

・・・

いやー、良い風呂だったぜ。絶妙な時間帯だったので、ほぼ貸し切り状態だったのもよかったかな。露天風呂もあったし・・・すっげー寒かったけど!

しかも、地味に良かったのが、ジュースやビールの値段が安いんだよね。普通こういう施設って、下手するとペットボトルが1本200円なのに、ここはなんと割引価格の140円。こういうさりげない心遣いがうれしいよね。また機会があったら来よう。

ここの食堂で昼飯でも・・・と思ったんだけど次の列車着までの時間が30分と、ちょっと危険だったので、仕方なく諦め次の阿仁合行きを・・・ん? お、駅前にスーパーがあるな。あそこでおにぎりでも買っていこうか。

駅前にあった「みなさまの丸伊」で弁当とビール、あとお菓子を購入! なんつーか、絵に描いたような田舎の何でも屋さんだったけど、このお店のおかげで弁当というかカツ丼入手。これを突っつきつつ、旅行を再開しようじゃあないですか。

・・・といったところで続きます。

次回は、マタギの里でまた温泉! をお伝えしましょう。

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