沖縄旅行ついでに羽田空港に立ち寄ったので、せっかくなので実家近くの秩父へお出かけしてみました。しかも、今回はあえて鉄道とバスだけで行ってみる、新しい試みに挑戦です(ってたいしたことじゃないけど)。
まずは実家のある飯能駅から西武線に乗ってスタート。
私鉄では珍しい4人掛けボックスシートが標準搭載されている車両。普通列車でトイレ付きってのも珍しいらしい。
途中駅で中高時代の友人と合流し秩父方面へ。
西武秩父線でやってきたのは4年ぶりぐらいかも。マイカーを持っていた頃はそれこそ毎月のように遊びに来ていた秩父も、広島に引っ越してからは何年も来てないなぁ。懐かしい。
まずは昼食ということで、適当な蕎麦屋を見つけてそこに突撃してみました。
秩父市役所の向かいにある、立花。ちょっとした古民家っぽい造りの風情ある建物です。
そして、適当に頼んだ「かつざる」という、秩父名物のわらじカツ+蕎麦というセット。これ、半人前の丼と7分盛りぐらいの蕎麦が出るだろうと思いきや、1人前ずつ「カツ」と「盛りそば」が付くというセットで大変食べ応えがありました! もちろんどちらも美味かったです!
蕎麦に満足した一行が次に向かったのは、秩父駅の近くにある武甲正宗。
秩父に来たら、ここの日本酒は欠かせませんね! しかも今回は電車で来ているのでいくらでも飲めますよ!
お目当ての日本酒も確保できたところで、三峯神社方面へ行くバスの出発時刻が迫ってきたので、再び西武秩父駅へと戻って路線バス待機。
秩父駅から秩父鉄道で向かっても良かったのですが、こちらの方が速くて安くて乗り換えもないという、どう考えてもこちらの方を選択したほうがすべてにおいて正解だったので今回はバスで向かいます。ちなみにこのバスに乗るのは初。
国道140号線をノンストップで三峰口方面へと進み、さらにその後もほとんどのバス停を通過していきます。
いつもは車を運転している身なので、こういう風景をじっくり眺めることができないって考えれば、路線バスの移動も悪くないですね。
三峰口駅から30分程度で目的の大滝温泉に到着。もちろんここで下車する乗客は我々一行のみ。
これまた何年ぶりかわからないぐらいの大滝温泉。いつ来ても変わらぬ温泉があるってのが実に安心できます。
埼玉周辺にしては珍しいとろっとした温泉に満足し、しばし大広間で休憩したあとは帰るだけです。たったこれだけのためにわざわざ電車とバスを乗り継いでやってくるとは、なんて贅沢なんでしょう!
帰りのバスも、ちょうどうまい具合に西武秩父行きの直行バスがありましたが、ここはあえて三峰口行きのバスに乗り込んで三峰口駅へと行ってみます。久々に秩父鉄道にも乗ってみたくなったのですよ。
昭和の風情を色濃く残す三峰口駅。鉄道むすめの立て看板がなければ、「30年前の写真です」と言っても信じてもらえそうなぐらい昭和な駅です。それはともかく桜沢みなのかわいい。
この車両、自分が小学生の頃から走っているような・・・
久しぶりに秩父鉄道に乗って車内から車窓を眺めていると、見たことない電車なんかもちらほら見えたりして、これはこれで楽しいですね。ロングシートですけど、それもまあ秩父鉄道っぽくてありといえばあり。というか三岐鉄道もこんな感じだったなぁ。
といった具合に御花畑まで移動し、そこから西武秩父線経由で飯能方面へと帰ったのでした。
関東在住の頃は、この辺は当たり前すぎて日記のネタにすらならなかったけれども、いざこうして改めて訪問してみると、見所もたくさんあるし、食あり酒あり温泉ありと、なかなか楽しいところであることが再発見できたので、無事に関東に戻れたらまたちょくちょく秩父方面へ遊びに行きたいですね!