羽幌から先は富良野周辺の親戚巡りをして、そのまま帰ったので特にこれと言って変わったことはやっていないんですが、その途中にいくつかお立ち寄りした観光スポット(?)があるので、簡単に紹介しておきましょう。
羽幌を出発してまず訪れたのが、三毛別羆襲撃事件発生場所。Wikipediaなどにもまとめられている知る人ぞ知る事件現場で、せっかく近くまで来ていたので寄り道してみました・・・とはいえ、羽幌から往復40kmぐらいあるところなので気軽には行けないんですけども。
実際に行ってみるとそこまで怖い場所では無く、ちょっと山間に入り込んだところにある小屋という感じでした。でも、あんな掘っ立て小屋みたいな建物で夜中ヒグマが襲いかかってきたらそりゃ恐怖だったでしょう。
もう少し離れたところにある三渓神社には慰霊碑もあります。
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この後は富良野まで一直線、1泊してあとは帰るだけです。
まっすぐ富良野からレンタカー返却場所の札幌へ向かっても面白くないよなって思ったので、夕張に行ってみました。
数年前に来たときはまだ建設中だった夕張シューパロダム。ついに完成したようです。
個人的にはこのダムができることによって、三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の線路跡や三弦橋が水没してしまうことが無くなってしまうことが残念ではありましたが、これも時代の流れなのでしょう。
ついでにダムの下にある南大夕張駅にもお立寄り。
こちらはしっかり手入れされているようで、年々車両が綺麗になってる感じがあります。
札幌へ向かいましょう。
札幌へは夕張市内から夕張鉄道の廃線跡に沿うように走る北海道道3号札幌夕張線を通ってまっすぐ札幌へ行きます。この道を使うとあっさり札幌へ行くことができるんですね(初めて使った)。
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ここまで来たら後は東京に帰るだけだったので、今回は夜行急行はまなす+新幹線という手段で帰ることにしました。これができるのも今年度限りですからね。
金曜日夜という週末だったからか、はたまた廃止間際だったからか、自由席車両は大混雑で座席がほぼ埋まっている状態。いつもはたいていがらがらだったので、今回も余裕だろうと思ったら大誤算。思い出補正的なもので良い思い出にはなったとはいえ、こんなに混雑する自由席車両にはもう乗りたくないですね!
そして終始満員状態の急行はまなすで札幌を出発し、青森を目指しました・・・乗ってみてわかったのは、意外と途中駅での乗降客が多いということ。だからこの夜行列車はまだ十分需要があるんですよ。これをただ単に「老朽化してるから」「新幹線が走るから」という理由だけで廃止にしてしまうのは勿体ない気がします。ただ、今のJR北海道はもういろんな意味で終わっているので、来年には代替の列車も用意されず消えていくことでしょう。残念です。
はまなすよさようなら、今まで何度もお世話になったよ!
早朝の青森、そのまま乗り継ぎ先の新幹線はほぼ満席状態だったので2時間ほど遅らせ、空いた時間で温泉に行ってきました。
青森まちなか温泉。青森駅から徒歩5分弱のところにある温泉で、早朝から深夜まで入ることができます。
文字通り街の中の温泉なので、小さい銭湯のような温泉を想定していたのですが、実際には大浴場と露天風呂、あとはサウナもあったかな? それなりに混み合っていたのに、そんな混雑も気にならないほどの広さでとても良かったです! ここは青森駅立ち寄る機会あったらまた使いたい!
そして新青森駅まで一駅移動してから・・・
新幹線!
乗って30分ぐらいで夜行列車からの温泉というコンボのおかげであっさり熟睡してしまい、気がついたらあっという間に東京でした。