天売島と焼尻島は北海道の羽幌沖にある小さい離島で、羽幌フェリーターミナルから船で1時間ほどで行くことができます。二つの島は隣接しているので、その気になれば1日で二つの島を見ることができるのですが、今回はそこまで慌ただしいスケジュールにする必要もないし、羽幌だったらまた来ることもあるだろうということで、二つのうちの手前の島、焼尻島のみに行くことにしました。
こちら、初日に飛行機から見た天売・焼尻島です。右手前の方が今回の目的地の焼尻島になります。
それはともかく、羽幌フェリーターミナルを出発した船、おろろん2は何事もなく焼尻島へ到着しました。
フェリーターミナルのすぐ横にあるレンタサイクル屋のおばさんに聞いてみたところ、1日1000円(今日のフェリー到着時から明日の帰りのフェリー出発まで)で借りられることが判明したので、早速チャリを確保。島内を自転車で一周することにしました。
まずは島の中央に広がるオンコの森を貫くハイキングコースのような道路をまっすぐ西へと進むと・・・
羊! どうやらこの島ではこの羊が名物らしいです(提供してくれそうな店が見当たらなかったので食べませんでしたが)。
さらに進むと島の反対側に到達です。本気出してチャリ漕げば30分かからない気がします。
天売島まで3kmぐらいかな。というか、天気がいまいちなのが残念。こういうところはアホみたいに晴れてくれた方がいいんだよなぁー。まあ、雨降らなかっただけでも感謝すべきか。それに風も穏やかだったからサイクリングするには良かったと思うべきかもしれません。
戻りましょう。
帰りは島の南岸沿いの道を進んでいきます。
ここも晴れていれば眺め良さそうですが、あいにくの曇り模様。
細かなアップダウンはあるとはいえ、普段からママチャリで10kmぐらい走っている人なら全く問題無いと思います。
そしてこの日は、島にある3つの宿泊施設のうちの一つ、小田民宿に宿泊しました。夕食が美味しかったです!
・・・
翌日は天売島に行くことなく羽幌に戻るだけ。でもその前にこの島に来たらやっておきたかったことがあったので、今度はフェリー乗り場付近の集落を散策しました。
何をやりたかったかというと、それは離島猫ウォッチ。
この島も比較的猫が多いと言われていたので探してみたらいるわいるわ。それもどの猫も人なつっこくて、人間を見かけたら向こうからこっちに迫ってくるような積極的な猫だらけ。
茶トラ白が多いですね。ここに限らず離島の猫はトラ猫、特に茶トラ系が多い気がする。
もうこいつ、表情が猫じゃない。
ハチワレもいました。
柴犬だ!
今年の2月に訪問した福岡県の相島ほど猫は多くなかったですが、それでもたくさん出会えたので満足。猫目的でこの島に来ても良いかもしれません。
では帰りましょう。
今度は天売島に行ってみよう! と思いつつ、羽幌へ向かって出航です。おしまい。
・・・の前に最後に羽幌で食べた昼飯も。
羽幌と言えばエビが有名です。そんな羽幌市内の羽幌バスターミナル(昔の羽幌駅)の近くにある一休食堂で食べたエビラーメン。
最初はラーメンと刺身って食べ合わせよろしくないのでは? って思ったのですがこれ、すっげーうまかった! 刺身はもちろんのこと、エビ出汁のラーメンスープがこれまた絶品でした。なるほど、ラーメンの出汁をエビで取るのか、やってみよう。
次回は、最後の夜行急行はまなすで東京に帰る!をお伝えします。