久しぶりに関東の実家に戻ることになったので、地元の友人と共に関東地方で行ったことのないスポットへ行ってみることにしました。そこはどこかというと富岡製糸場です。
富岡製糸場といえば「富岡製糸場と絹産業遺産群」という名目で世界遺産に登録された史跡の中心的存在で、世界遺産に登録された直後はそれはもう大賑わいだったらしいのですが、そういえば最近はそういう混雑しているような話しを聞いていないなぁと気づいたのです。それに、富岡製糸場へ向かう公共交通機関である上信電鉄にも、実はまだ一度も乗ったことが無かったということもあり、それらをひっくるめての訪問してみました。
ちなみに、父親の実家が高崎なので、上信電鉄の始発駅である高崎駅にはしょっちゅう行っていたのですけど・・・・灯台もと暗しというか、いつでも上信電鉄に乗ることができると思っているとなかなか行かないんですよね(そういう意味では、関東鉄道常総線や東武伊勢崎線・佐野線の末端部分などもまだ未乗)。
まずは実家最寄りの東飯能駅からJR八高線に乗って高崎方面へ。
そのまま終点の高崎駅から上信電鉄に乗り換え・・・と思ったのですが、よくよく地図を見ると、八高線の群馬藤岡駅より北は上信電鉄と併走していることを発見。
もしや、これは歩けるのでは? と気づいた直後、高崎の一つ手前の倉賀野駅で下車しました。我々は昔からこのフットワークの軽さが良いですな。
駅を出て中山道と烏川を横切って、上信電鉄の山名駅へ。
この辺を歩くのは初めてなので、何度も来ている高崎なのに新鮮で面白いです。何も無いと言えばそれまでですけど。
駅を出て20分ほど歩いたところ、ちょうどお昼時だったということもあり、グーグルマップで出てきた最寄りの御食事処へ突撃してみました。
やはたや。見た感じは、ちょっと敷居の高そうな料亭風の御食事処です。
三食丼を注文してみました。これは美味い! しかも今回は鉄道旅行なので、昼ビールも堪能です。いやぁ、良い店を見つけてしまった。ここはまた来よう(俺が関東に戻れたらだけど)。ちなみにお値段は見た目に反してお手頃価格で、完全に地元の人向けのお店って感じでした。女将さんも気前が良くて楽しい時間を過ごすことができましたよ。
さて、軽くビールを飲んで上機嫌になったところで、今回の目的地である富岡製糸場まで向かいましょう。と思いきや、時刻表を確認してみると次の電車まで少し時間があること判明したので、山名駅のすぐ脇にある、山名八幡宮へお立寄り。
線路をくぐって山門を抜けると、赤い鳥居が見えてきます。
階段を駆け上がって本殿へ(写真撮り忘れた!)。
日々の平穏で安定した静かな生活が送れるよう祈りを捧げた後、建物の裏へ回ってみたところ・・・
この、建物の裏側に色鮮やかな彫刻を施してある感じ、秩父神社などでも見かけたので、この辺特有の造りなのかもしれません。
比較的小規模ながらも、意外と見所満載の山名八幡宮に満足した一行は、駅へと移動します。
見た感じは、嘉例川駅のような古さは感じられませんが・・・
なかなかレトロな感じが素敵です。
窓口休止中は整理券を取って下車駅で精算しろとのことなので、特に切符なども買わずにホームへ・・・
西武線だ! 行き違いで先に到着した高崎行きの電車はマンナンライフ号(?)でしたが、我々が乗ったのはこちら。
これが高崎へ行って、折り返して帰って来たところを捕まえました。
なるほどかわいい(どっちが?)。
といったところで続きます。次回は富岡製糸場と上信線完全制覇です。