東京から京都へどうやっていこうかと考えていたときのこと、最初は節約して夜行バスかなーとか考えていたのですが、何を血迷ったのか、最終的に思いついた移動手段がこれ。
やってきました、関西空港駅。駅かよ! まあ、JR乗りつぶしをせこせこやっている身としては、少しでも多くのJRに乗っておきたいのです。
とりあえず奈良を目指しましょう。
えーと、携帯の乗り換え案内を見てみると・・・なるほど、奈良へは南海電車で大阪まで出て、そこから近鉄で向かえと。でもそれじゃあJR乗りつぶし的にはおもしろくないな! というわけで、JRに乗りこみ、日根野で乗り換えやってきたのはここ、和歌山駅。
さらにここから未乗区間で、今後も死ぬまで乗ることのないであろう、紀勢本線の支線に乗り込んで、目指すは和歌山市駅。
和歌山市駅。JR阪和線は完乗しているから、南海で来れば効率が良かったのかも知れないな・・・今さらだけどね。
JR西日本って、こういう全面塗装が好きだよねwww
4両編成の車両が、手前から春夏秋冬となっており、けっこう芸が細かいです。車内もいろいろ施してあって好感が持てます。残念な点を一つ挙げればローカル線なのにロングシートってところでしょう(通勤時間帯が混み合うからだと思うけど)。
などと一人心の中で突っ込みを入れているうちに和歌山線は俺が全国47都道府県で唯一足を踏み入れたことの無かった奈良県へ入っていき、ついに全国制覇と相成りました。ばんざーい。
で、電車はそのまま何事もなかったかのように高田駅へ。
ここから奈良市へは和歌山線に乗って王寺駅まで行き、関西本線で奈良へ向かうルートと、桜井線に乗って向かうルートがあるので、ここは今後のことを考えて乗りにくそうなというか、下手すると二度と乗る事がなさそうな桜井線で向かうことにしました(今回そんなのばっかだなww)。
それに桜井線を使うと途中の畝傍(うねび)から、橿原神宮へ向かうことができます。せっかく奈良に来たんだから、行っておきたかったのもあったのです。
畝傍駅で降りて、近鉄線の八木西口駅を目指しましょう。奈良県内のJRの駅はだいたいSuicaが使えるので便利。
ここから僅か数駅の短い区間だけ近鉄さんにお世話になりましょう。さっそく、自動改札にSuicaをタッチ・・・あれ、通れないのかよwwww そうか、ICOCAじゃないとダメなのかwwww (2010年現在、Suicaは関西私鉄では非対応でした)
切符を買い直して、改めて橿原神宮へ向かいましょう。
駅舎がもう神社みたいですね! ここから歩いてすぐのところに、橿原神宮があります。
うお、これが奈良の神社の実力か!
この広さ、この美しさ、この神々しさ、噂には聞いていたけれども、奈良はすごいな。関東じゃこんな神社はおそらく無いよ。天気が悪かった上、時間帯も遅かったので写真写りはイマイチとはいえ、誰もいない静かで広大な境内に立つと、それだけで心が洗われるような思いでしたよ、ええ、ほんと。逆に天気が良くなかったから、人も少なかったというのもあるのだろうな。
さっそく賽銭箱にいくらかのお金を投入して、今回の旅行の成功と、今後の安定した生活を祈願し終了。あんまり時間もないので戻りますか。
・・・
近鉄に乗って大和八木まで行って、そこから畝傍まで歩いて再び桜井線で移動です。
ところでこの桜井線、味わい深いというか、とっても読みにくい駅名が多いんですね。
たとえば、京終、櫟本、巻向、畝傍など、どれもなかなか良い感じ。もう、こういうのに比べると、越谷レイクタウン駅とかもう笑っちゃいますよww
とか考えていたら、あっという間に奈良に到着です。
でも、せっかくなので未乗区間である二つ隣の木津まで移動しましょうか。こういう短い区間をスルーすると、後々それに苦しめられることがあるので!
去年の夏にも来た木津! つーかこれ、おかしくね!? KIZUと書いてあるのに、横に「きづ」ってかいてるよ! 京都ってやっぱり、おかしいところなのか・・・いやいや、たまたまだろう。
いやいやいやいや、京都おかしすぎだろwwwwwwwww
せんとくんとけいおん!が同居する木津の駅構内。そうか、京都ってもっとまともなところだと思っていたのに・・・
おっと、戻らないと・・・
この日は、最近奈良へ転勤となったIYHer仲間のLAEVEさんのお宅へ訪問することになっておりました。
いやいや、宿代が浮いた上、いろいろ素晴らしいものを見せていただき、大変感謝しています。
あるみさん!
・・・
続きます。次回は、古都奈良と京都を楽しめ! をお伝えしましょう。次回が一番普通の旅行日記になると思います。