NISHISAITAMA PROJECT

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阪神・Osaka Metro乗りつぶし弾丸ツアー 後編

前回からの続きです。

武庫川駅阪神の急行に乗って、次に向かったのが大阪の野田駅です。関東出身者からすると、野田といえば千葉県の上の方の郊外にある醤油の街のイメージが強いですが、大阪の野田駅大阪駅から2駅しか離れていない都心部の駅であり、千葉県野田市には影も形もない「地下鉄」などという都会の乗り物に乗り換えることができます。



なぜここで下車したかといえば、この駅を起点とするOsaka Metro千日前線に乗るためだったりします。こちらは以前、汐見橋に行くために1区間だけ乗っただけで、それ以外の区間は未乗でした。



地下鉄の駅名は野田阪神駅

なぜかこの駅と、あとは京都にある三条京阪駅だけは、乗り換え先の鉄道会社の名前を駅名にしている謎ルールがあります(他にもあるかもしれない、ちなみに近鉄日本橋駅近鉄の駅)。



南巽行きに乗り乗って阿波座駅まで行き、中央線にお乗り換え。もちろん中央線と言っても、あのオレンジ色の電車ではありません(どうでもいいけど、山梨や長野の一部区間を除けば、東京でも名古屋でも中央線はオレンジ色ですね)。



中央線に乗るのは、実に・・・・16年ぶり!

当時は、この先にあるコスモタワーへ向かいましたが、今回は乗ることが目的であり、特に目的もなく同じ方向へ向かっていきます。

阿波座駅からすぐ地上に出た中央線は、そのままほぼ外を走り抜けてコスモスクエア駅へ。参考までに、中国語で書くと宇宙广场站。




今まで乗っていた中央線は一般的な電車で、この先は、東京で言うところの「ゆりかもめ」や「日暮里舎人ライナー」のような新交通システムになります。全く違う乗り物でも、運営している会社は同じOsaka Metroなので、改札内乗り換えできるのが助かりますね(東京では、同じ見た目の地下鉄なのに実際は別会社で料金別立てってのがあるぐらいだし、そういう意味では大阪のほうが親切なような気がします)。



あの頭一つ飛び抜けた高い建物が、16年前に訪問したコスモタワー。当時は西日本では一番の高さだったと説明された記憶があります。

トレードセンター前駅をすぎると九州方面へ行くフェリー乗り場の脇などを通り、住之江公園駅に到着。全体的には、東京のお台場に比べると殺風景な感じでしたね。お台場のような華やかな商業施設などが殆どないからだとは思いますが。

でも、東京や他の街に比べて夜行フェリーが充実しているのは羨ましいなぁ・・・

 

というわけで、南港ポートタウン線(ニュートラム)も乗りつぶし完了です。




この先は四つ橋線という地下鉄に乗り換え、再び大阪の中心地へ向けて出発です(写真撮り忘れた)。

 

・・・

 

そのまま四つ橋線で終点まで向かうのも面白くないし、帰りの高速バスが出るまで時間が1時間半ほど余裕あるので、四つ橋線の路線名にもなっている四ツ橋駅で下車してみます(路線名は四つ橋線で、駅名が四ツ橋駅なので注意・・・まあ間違っても、特になにか不自由することはないと思いますけど)。

外に出て適当にぶらつきます。



アメリカ村を抜け、心斎橋筋商店街の人混みに流されていくと、目の前には・・・



日本人が思い描いている"大阪の風景・その1"って感じの場所に出ました。戎橋ってここにあったのか・・・!

関西圏は定期的に訪問している割に、京都や神戸に比べて大阪の中心地はあんまり訪問したことがなく、未だにどこに何があるのかが把握しきれていません。だからこそ、大阪はいろいろ新鮮味があって、ただ街なかをぶらぶらしているだけでも楽しめたりします笑

もう少し散歩してみましょう。



どうせだったら、2021年ぐらいの外国人観光客がいなかった頃にも一度訪問しておきたかったかも。今更ですけどね。

道頓堀の商店街を抜け、再び千日前線日本橋駅から地下鉄に乗って、四つ橋線経由で西梅田駅へと向かいましょう。なぜ御堂筋線を使わないかといえば、そりゃもちろん御堂筋線は全線乗っている一方、四つ橋線は乗ったことがないからですよ・・・



これで四つ橋線も完乗です。

大阪の西側の地下鉄や私鉄はだいたい乗り潰せたので、次回大阪へ来たときは東側の路線を中心に乗りつぶしてみたいところです。なぜか昔から南海や近鉄にはあまり縁がないので、その辺の路線も攻めておきたいなあ。

急いで大阪梅田バスターミナルへ移動します。



帰りは広島エクスプレス大阪3号というJRバスに乗ります。輪行不可ですが、今回はチャリ無しなので余裕です(?)。



大阪から広島へ行くこの高速バスの乗車時間は約5時間(中筋バスターミナルで下車する場合)。在来線だと6時間かかるのでそれほど時間的な大差はないのですが、乗換なし、リクライニングシートで座って移動し、スマホ等に充電できるというのが良いですね。

在来線だとどうしても乗り換えがあるし、山陽本線の相生から西は線路がグネグネしてて乗っている時間の割に距離が稼げない感じが精神的にきついので、気持ち的にもバスの方に軍配が上がってしまいます。それに、高速バスの広島側の停留所の一つの中筋バスターミナルが、自宅の徒歩圏内にあるというのも地味に大きいというのもあります。

とはいえ、行きは18きっぷ、帰りは高速バスだと、せっかく遠出してまでやってきた大阪滞在時間が僅かになってしまうし、帰りが高速バスだと輪行すらできないので、次回また同じことをやるとしたら、素直に往復新幹線でやろうと思いました笑

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