NISHISAITAMA PROJECT

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みぞれ降る太宰府天満宮と太宰府線乗りつぶし

今回、大連出張のために自宅のある広島から使ったルートは、前回の広島空港から出ている大連直行便ではなく、福岡空港から毎日出ている大連行きの飛行機を使ったため、いったん新幹線で博多まで移動したのでした。広島~大連の飛行機は特定日のみしか飛んでいないため仕方ありませんが、言い換えれば、出張ついでに博多に立ち寄ることもできるとも考えられるため、個人的にはむしろ歓迎ですね。

 中国ノービザ渡航期間ギリギリに近い12日間の大連出張を終え、無事に戻ってきたのは福岡空港。国内線ターミナル行きシャトルバス→地下鉄の順に乗り換えて(福岡空港国際線ターミナルは国内線ターミナルとは滑走路挟んで真逆にある)、博多駅に到着。

博多駅のコインロッカーに荷物を投げ込んで再び地下鉄に乗り込んで向かった先は天神。

天神からは西鉄大牟田線に乗車です。



福岡県には毎年訪れていて、地下鉄やJR、高速バスなどの他、西鉄貝塚線甘木線なども利用しているにもかかわらず、実は西鉄福岡(天神)駅を利用するのは、新人研修の時以来なので、相当久しぶりだったりします。

しかも当時はハードな旅程の最終日に西鉄特急を組み込んだこともあり、ほとんど寝てしまったため、車窓などは全く覚えていないことから、実質初めて乗車するような感じでした。

急行花畑行きに乗って見慣れぬ車窓を眺めながら15分ほどの乗車で、今回の目的地である西鉄二日市駅に到着です。ここでは、まだ西鉄はもとい、福岡県で唯一の未乗鉄道区間となっている太宰府線に乗り換えです。



白い点々は雪です。

今まで滞在していた中国の大連市より、だいたい700kmぐらい南にある福岡県なのに、この日の気温は0℃前後だったので、大連と大差なかったというか、雪が降っていた分だけむしろ寒かったです(大連は秋田県あたりと緯度が同じ)。

この太宰府線に乗って、たった2駅乗るだけで終点の太宰府駅にたどり着けます。



駅はなかなか立派で利用客も多かったです。個人旅行客は鉄道利用者が多いのかな。

ちなみに福岡空港国際線ターミナルから太宰府までは、直通バスが出ているので「博多の街中通るのはいろいろめんどくさい!」って人はバスを使った方が無難です(※国内線ターミナルからは出てない)。実は今回、国際線を利用しているというまたとない機会を有効活用するためにバスを使おうか迷ったのですが、それ以上に西鉄に乗ってみたかったので、あえてまどろっこしいルートでやってきたのです(が、そのために1時間ぐらい余計に掛かったので、次回があればバスを使おう)。

では、太宰府天満宮へ向かいます。

ちょっとした京都の観光地っぽい落ち着いた雰囲気のある小綺麗な参道を進んでいきます。この辺はシーズン中だと混雑する上に、アジア系外国人の集団が多くて魑魅魍魎阿鼻叫喚な世界が広がっているという話しも聞いているので、1月下旬の天気の悪い日というのは、案外狙い目なのかもしれません。



土産物屋が並ぶ参道を抜けて左に90度曲がると大きな鳥居と赤い太鼓橋が見えてきます。



大きな池もあります。天気が良ければ眺めも良さそう・・・観光客も多そうですけど。



楼門をくぐれば本殿です。



軽く雪化粧しているほか、有名な飛梅も少し色づいてて良いじゃないですか。まあ、この手の歴史に関する知識は全然詳しくないので、これ以上語ることはできないんですが、とにかく日々の平穏で安定した暮らしを願って参拝です。



牛もいます。

もう少し天気が良く、時間があって、暖かければ、太宰府天満宮を中心とした太宰府市内をあちこち巡ってみたかったのですが、それらの条件がどれも悪かったので、無事に参拝を終えた後は真っ直ぐ博多駅へと戻ってそのまま新幹線で帰宅したのでした。

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