特急飛騨に乗ってやってきたのは、ここ、下呂温泉。
凄まじい豪雨で笑った・・・笑えねーよｗｗｗ
富山県内にいるときは、なんだかんだで天気にはそれなりに恵まれていた（雨に当たらなかったぐらい）けど、山を越えて岐阜に来てからはもうこれでもかというぐらいに雨に降られまくりだ。
とはいえ、時間もないので雨の中をダッシュ！
まず行ってみたのが、ここ、下呂温泉博物館。
下呂温泉の博物館と言うよりも、下呂にある温泉の博物館といった感じで、日本全国の温泉についての博物館ですね。
展示については特に凄い物はなく、だいたい想定していた感じだったけど、博物館の中の人による解説がおもしろかった。
たとえば温泉について。
地上に吹き上がってくる前の温泉は、ほとんど透明なので、本当に効果のある温泉は透明だそうだ。色がついている温泉は、化学反応を起こした燃えかすだから、良い温泉というのは透明だとか。その話は納得がいくけれど、下呂温泉自体が無色透明だから、そういう説明をしているんじゃあないのかなとも思ってみたり(笑)
そんな感じで、温泉の小ネタをいくつも学習することができた博物館でした。外湯との共通券を買って入れば、割安で入場できるので行ってみてはどうでしょうか。つーか、それが本来の価格だろ・・・
さて、下呂温泉に来たからには温泉に浸かっておきたいですよね！
白鷺の湯。入浴料300円だけど、お金の返ってこないロッカーだったので、実質400円ですね。いや、別にいいんですけども。
入口にはこんな碑まであります。
日本三名泉発祥の地。つまるところ、日本三大名湯の碑みたいなものか。
温泉自体はとりわけ特徴があるわけじゃないけど、日本を代表する温泉だけあって、良いお湯でしたよ。高山本線で移動する機会があれば、ぜひ途中下車して立ち寄っておきたい温泉ですね！
・・・
豪雨の中を下呂駅まで戻り、岐阜市内へ向かいましょう。
風呂上がりのビールを飲みながら携帯をいじくっていたら・・・うお、名古屋で生活している大学時代の友人であるうみんちゅさんよりメールがっ！ 時間が合えば名古屋か岐阜で飲みましょうですか、いいですね。
・・・
で、美濃太田駅。
このまままっすぐ岐阜へ向かうと、うみんちゅさんの提示してくれた時間よりも、かなり早く着くなぁ・・・よし、ちょっと寄り道してみようか。
美濃太田から岐阜まで、高山本線を使えば30分ぐらいで行けるんだけど、俺の記憶が正しければ、たしか美濃太田から出ている長良川鉄道に乗って、関市内まで移動すれば、そこから名鉄が出ていた気が・・・あ、いやいや。あれは廃止になったな。
ということは、全く調べていないけど、代替バスがあるはずだよなぁ・・・うーん、ちょっとリスクが高いけど、時間もあるし、少しぐらい冒険してみよう！
ってなわけで・・・
長良川鉄道。
日本全国を走る第三セクター鉄道＆地方私鉄のうち、経営が危うい部類に分類されるであろう鉄道です。ほとんどが高速道路沿いってのは痛いよな。高速1000円で乗り放題で致命傷を負っているに違いない・・・
ま、その話は置いといて、さっそく乗って見ましょう。
・・・・
直感で関という駅で下車。刃物の街、関。お土産はカミソリですね。
あれ、駅前にバス停でもあるかと思ったら、無いぞ。うーむ、しくったか・・・
ま、まだ時間もあるから、もう少し市内を散策してみよう。大通りに出ればバス停が見つかるかもしれないし、名鉄の廃線跡もあるかもしれない。
・・・
大雨の中、岐阜方面と思われる方向に向かって歩いて行くと・・・お？
これは、どう見ても廃線跡だろ！
下調べ無しだったけど、普段、仕事中にwikipediaでいろいろ眺めていたおかげで、なんとかなったぜ！＜仕事しろよ＜他の人よりムダにサービスで働いているんだから良いんだよ
廃線跡があれば、代替バスもあるはず・・・よし、発見。
代替バスかどうかわからないけど、岐阜市内へ向かうバスなので無問題です。
よし、これで無事に岐阜に行ける。
かなり綱渡りな行程だったけど、スリル満点でなかなか楽しかったぞ。
・・・
渋滞に巻き込まれつつも、岐阜駅到着。
代替バスに乗って気づいたけど、なんで廃止になったんだ？
沿線はずっと住宅街でバスの乗客もそこそこあったから需要はあるはずだし、そこまで大赤字ってところでもなかったんじゃないかな。しかも、岐阜市内に近づくにつれ、渋滞もひどかったし・・・
・・・ああ、でも調べてみるとこれ、路面電車扱いだったらしいね。確かに、岐阜市内の道の狭さを考えると、難しいところはあるけれども、もう少し他にも案があったんじゃないのかなと思ってしまうね。特に昨日、高岡市内で万葉線を見てきているからというものあるし。
それはともかく、さっそくうみんちゅさんと感動のご対面・・・と思いきや、いろいろと忙しくて今日は無理だそうだ。残念ｗｗｗｗ
寝る。
＜⌒／ヽ-、_＿_
／＜_/＿＿＿＿／
次回は「京都観光の難易度が高すぎてﾜﾗﾀ」をお伝えしましょう。あ、たぶん最終回です。
