NISHISAITAMA PROJECT

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九州実習終了のお知らせと、懲りずに山陰観光!

1ヶ月半にも渡って続いた長かった九州実習も、6月15日をもって終わりとなりました。では北九州にさよならを告げ、関東に帰りましょう。荷物も多いし、新幹線で小倉から東京までひとっ飛びですよ。

だって、出張帰りでスーツを着込んでいるし、大きな旅行鞄もセットなので、とてもとても、帰りに観光なんてできませんよ。

 



おっと、まだ朝の6時だし、在来線で帰ってみようかな(笑)


というわけで、俺の最後にして最大の旅が始まったのでした(弊社、鉄道移動については領収書不要ってのが有り難い←その後、誰かがやらかしたらしく領収書必須になりました死)。

まず、小倉から下関行きの山陽本線に乗車し、関門海峡を通って下関へ。下関で、山陽周りか山陰周りかの選択に迫られるわけだけど、山陽方面は以前、広島に遊びに行ったことがあったので、今回は迷わず山陰方面を選択。

山陰本線は、ほとんどの区間日本海沿いを走り抜けるため、とても景色がよいですな。

・・・っと、そうこうしているうちに長門市に到着。



西日本カラーの気動車を見ると、九州を脱出してきたという実感がわきます。いや、鉄道の旅をしていない人間じゃ、全然気にしないことだろうけれども。

長門市仙崎支線方面に寄り道したくなったけど、この先の萩から益田までは、2時間に1本しか列車の来ない閑散区間なので、そのままは萩方面に移動です。俺が仙崎支線に乗る日は来るのだろうか。でも、4月の頭まで「俺が指宿枕崎線に乗る日が来るのだろうか」とか「島原鉄道に・・・」などと言っていたぐらいなので、いずれ来るべき日が来るのでしょう。たぶん。

・・・

萩に到着です。正確には東萩駅ですが。

ええ、乗り過ごしたのではなく、知っていて東萩で降りました。というのも、以前読んだなんかの旅行雑誌で「萩での観光は、東萩駅の方が便利」と書かれていたことを思い出したので、こちらで途中下車することに。



萩と言えば・・・桃鉄でもなかなか立ち寄らなかった駅だったので、何も知りません(それはどうかと
まずは、駅に置かれているパンフを眺めて軽くお勉強。なるほど、萩城址か。

駅のすぐ横にレンタサイクル&手荷物預かり所があるとの話だったので、そこに行ってでかい旅行鞄とを預け、自転車を一台拝借し、まずは萩城址方面へ・・・



毛利輝元登場! そうか、毛利輝元なのか(よくわかってない



城跡なので石垣だけです。



黒いのは全部亀です。なぜか亀がやたら多い萩城。なぜ?

亀の合間を抜けて、入口で入場料を支払い中へ。で、指月公園として整備されている園内をしばらく進むと、まず現れたのが志都岐山神社。



また神社の他、ちょいと整備中だったけど茶屋(ゆっくり、抹茶も楽しむことができるらしいです)もあったり



また、東園という庭園なども



つまり、城跡だからといって何もない訳じゃないっぽいです(だからといって、岡城址が何もなかったといってるわけではないですよ!)。

そんな公園内をまわっていると、指月山への登山口を発見・・・



山頂まで30分ぐらいかかるらしいけど、(展望台なし)なんて、いきなりやる気のなくすこと書くなよな。まあ、書いてなかったとしてもあとでがっかりすることは同じか。

次の山陰本線のことを考慮すると、ちょうど行って帰ってくることはできるので、登ってみることに。ちなみにこのとき、事情によりスーツ姿だったので、スーツで登山という「仕事に命を捧げている日本人」を演じてきました。というのも、途中で外人さんのペアに出会ったとき「日本人はこんな山の中でも、スーツを着て営業活動しているのか!」といった顔を向けられたのでwwww

・・・

汗だくになりながら登ること20分ぐらいで頂上に到着・・・うむ、確かに展望はあまりよくないな。でも、



萩市内を一望できるだけの空間が用意されていたのはありがたかった。これだけのために登ってきた甲斐はあったかも。

...

時間なので帰ろう。

萩の城下町を自転車で通り抜け、



東萩駅に戻ってきました。こぢんまりとまとまってて良いところでした。チャンスがあればまた訪問したい。

ここからは、山陰本線に乗って、さらに東へ移動ですよ。



途中の車窓から眺める日本海が美しすぎます。

しかも、砂浜がずっと続くのではなく、



時にはこういった、荒々しい風景もあったりと、変化に富んだ車窓が楽しめます。この、下関から益田までの区間に、観光列車が全く走っていないのが不思議なぐらいだな(たぶん、首都圏や大阪からのアクセスが不便だからだろう)。

そうこうしているうちに、浜田駅に到着です。



下車理由は特になし。強いて言えば昼飯を食いに来たみたいな感じ?

駅の脇の食堂で昼食を食べ、



軽く市内を回って時間をつぶしました。30分程度で浜田市を知ろうと思ったのが間違いだったな。何が何だかさっぱりわからなかったし。

と、疑問符をたくさん頭に残しつつ駅に戻り、東京目指して出発。

今までは各駅停車の旅だったけど、いい加減各駅停車に飽きたので、ここからは特急をつかってリッチに行動としましょう(というか特急しかなかった)。

・・・

「特急スーパーおき」に乗って、やってきたのは隠岐の島ではなく、本日の最終目的地の出雲市です。



もう時計を見ると、午後4時過ぎだったので、暗くなる前に急いで出雲市内観光を決行。

出雲市といえば何ですか? そりゃもう、出雲大社ですね。最近の趣味の一つが、神社巡りである俺ならば、絶対に外せないスポットです。

出雲大社へは、出雲市から一畑電車という私鉄で行くのが一般的なので、一畑電車に乗り換えです・・・



と思ったら一畑電車のダイヤの都合上、バスの方がJRとの接続がよかったので路線バスで行くことに。一応、こちらも一畑グループのバスだけど、やっぱり鉄道で行きたかったよなぁと思いつつも、時間がないので仕方ない。でもこのバス路線、実は廃止になった大社線に沿って走っている関係上、途中に、旧・国鉄大社線の大社駅が見えたりしたので、これはこれでよかったのかもというか、むしろこっちの方が正解だった気がする。

そんなこんなで、出雲大社到着です。



うむ。やはり他の神社よりも迫力が違うな。とにかくでかいの一言。



松林の中を抜けていくと・・・



拝殿到着。って、ここも一部整備中かよ!
ま、夏の観光シーズンに向けて、今のうちに直せるところは直しておこうという事なんだろう。

とりあえず、豪快に一発「大国主大神」に10円分の俺の願いをぶつけてきました。出雲大社ならば、いつにもまして願いが叶いそうだぜ!

また、ここの西側にも同じような建物(神楽殿というらしい)があったので、そちらにも行ってみました。



こっちのしめ縄はもっとでかいな!

っと、中をのぞくと、巫女っぽい人が(というかあの格好なら巫女だろ)十数名も。さすが出雲大社、正月でなくても紅白の人がたくさんいるんだな!

と、ここでタイムアップ。もう少し滞在しておきたかったけど、時間が来てしまったので戻ることに。



帰りは逆に電車の方が都合よかったので、電車で帰ることにしました。これは駅。



一畑電車で帰りましょう。



途中、川跡で乗り換え、出雲市まで移動。



戻ってきました。

現在夕方6時半です。夕食代わりに駅ナカ出雲そばを啜り、そして、宿を探して・・・というところですが、月曜から普通に会社が待っているので、そうそう遊んでもいられません。

てなわけで、今回の九州実習、最後のイベントの時間がやって参りました!
つーか、ここ九州じゃないぞ!



今夜の宿です。サンライズ出雲号です。

サンライズ出雲は、東京都出雲を結ぶ寝台特急で、中は(ほぼ)全部個室というちょっと豪華な夜行列車。俺が予約した寝台席では一番グレードの低いB寝台(ソロ)でも、個室になってます。

さっそく乗車。



普通の在来線特急なので、ちょいと窮屈なのは仕方ないかというか、文句あるならA寝台に乗れよボケといったところだろう。

でも、B寝台でも個室内はなかなか快適で、しかも運良く上段が取れれば・・・



こんな感じで、星空を眺めながら夜を過ごすこともできます。特に伯備線は、けっこう山深いところを走るので、電車の中でごろ寝しながらの星空観測はおもしろいかもしれません。なぜ、断言できないのかというと、この日は、ちょっと雲が多くて、ほとんど何も見えなかったからです(゚Д゚)

・・・

出雲市を出発したサンライズ出雲は、夕日の沈む宍道湖の横を東京に向けてひたすら走ります。



九州実習と、九州旅行(と山陰旅行)の締めくくりに大変ふさわしい眺めでしたね。

こんな夕日を眺めながら俺は、



出雲市駅で買った鯖寿司を食べつつ、酒を飲みながら、ゆったり過ごしたのでした。

~ THE END ~

・・・・

と、簡単に終わらせてくれないのが、夜行列車の憎いところ。

翌日目を覚ますと、目の前には富士山が



・・・ここどこだ? 静岡か、そうか、俺はついにこんなところにまで帰ってきてしまったのか・・・



東京着~。

ああ、ついに帰ってキタ━━━━ヽ(゚Д゚ )ノ━━━━!!けど、テンションが低いのは朝だからだろう。

ともかく早く帰ろう・・・



やっと俺の駅に到着ー。遠かったー。疲れたー。

と、九州からはるばる在来線を乗り継いでついに地元の駅まで、無事に帰って来ることができました。大変だったけど山陰方面は未だかつて足を踏み入れたことのない地域だったので、とても楽しかったですよ。九州のおまけにしては、非常にボリュームのある旅行が楽しめたのではないかと思いますwww



つーことで、長々と6月28日から2週間以上にわたって毎日書いてきた、九州実習での休日の過ごし方も今日で終わりです。今振り返ってみると、ほんとよくもまあ、あちこち飽きずにまわったものですね。

皆様も、1ヶ月半ほど九州に新人研修に行くことがありましたら、ぜひ今回の旅行記を参考にしてみてください<できる訳ねーよ!

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