宮地を出発した豊後竹田行きのワンマン列車で目指す目的地は、豊後竹田駅。なぜこの駅なのか? そうですね、勤務先の会社の人にも何度か聞かれましたよ。 まあ、俺の旅行スタイルは、わりとこんな感じなので、いまさら誰かにあーだこーだいわれる筋合いはありません。はい。
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終点の豊後竹田到着
全然この街について調べてこなかったけど、竹田市はかつての城下町で、歴史ある建物が点在している街だったのか! (って駅前の観光案内で知った)
となればもう、普通に観光モード突入です。
豊後竹田では駅で自転車貸し出しサービスを行っているのでさっそく利用しましょう。2時間で300円ぐらいかかるので、ちょっと割高だけど、電動自転車なのはありがたい限りですな。ってか300円ぐらいいいだろうよ。
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ではさっそく観光へ・・・の前に、こういうことは地元の人間に聞くのが一番。よしゃ、まずは竹田出身の後輩にメールっと。
おおっ、そうかそうか。まずは「源義経を迎えるために築城したといわれる国指定の城跡(竹田市HP参考)」である、岡城址が竹田最大の観光地か。行くしかないな!
むむ、意外と坂の多い街だな! 電動自転車を貸してくれた豊後竹田の駅の人に大感謝!(あとあと知ったんだけど、楽チャリというJR九州のサービスらしい)
(。゚ω゚)?
音楽にゆかりのある街なのか、何の説明もなしにいきなりこんなオブジェが。ちなみに音は出ません・・・へー、滝廉太郎にゆかりのある街なのか。なるほど。
などと感心しながらチャリを必死にこぐこと、駅から約15分。岡城址に到着。
受付で入場料を支払って、岡城址の内部へ・・・って、なんだこの案内はwwww
巻物スタイル。これは新感覚だ。これだけで120円ぐらいの価値があるんじゃないか?
この巻物を開くと、長さ60cmぐらいの紙に岡城の歴史などが丁寧に書かれているので、入る前に一度目を通しておくとよいかもわからんね。というのも・・・
絵に描いたような城跡です。建物は全く残されておらず、残っているのは石垣のみなので、全く知識がない状態で来ると、何が何だかわからないまま終わってしまいそう。ただ、さっきもちらっと書いたとおり、ここは滝廉太郎ゆかりの地。滝廉太郎の代表作といえば荒城の月ですよね? どうも、その「荒城」というのがここの城跡らしいんです。
てわけで、奥の方に滝廉太郎の像があったり。
そしてこの滝廉太郎が見つめる先には・・・
どこまでも続く森と竹田市街地ってか、市街地見えないんですけど!
...よし帰ろう。岡城址は、城を見学というよりも、ハイキングに近かったぜ。
次ぎに向かったのが・・・うお、反対側の白滝川とかいう川に降りたら道に迷った(;゚Д゚)
よくわからん川べりの道を抜け、山超え谷超えトンネル超え・・・
お、これはもしかして、後輩の高校か。さっそく写真って、中から女子の高校生がたくさん出てきたので、真正面から撮影すると、ある意味犯罪に近い物が感じ取られたので、ちょいと角度を変えて一枚撮影。
とりあえず街に戻ることができたっぽいんで一安心。
そういや財布の中のお金が寂しくなってきたので、郵便局を探し・・・
こんな建物じゃ、わっかんねーよ!
もっと郵政公社らしい建物にしていただきたいと思ったけれど、周りの外観に合わせるとこうなってしまうのは仕方ないのか? いやむしろ、こっちの方がよいな。
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というか街全体が、城下町の雰囲気を醸し出しており、それ自体が見所らしいので、引き続き街中を適当にふらつくことに。
いわゆる武家屋敷通り(だと思う)
ここを曲がると、キリシタン洞窟なる物があるらしい。せっかくだから行ってみよう。
うお、これは夜に来るとけっこう怖いかもな。写真だとわかりにくいけど、全体的に薄暗くしめった感じの洞窟が、何とも言えぬ雰囲気を醸し出しております。
お、猫か。竹田猫(笑)
こいつッ!
飛びついてきやがったッ!
こんな猫初めてだぜッ!
さすが竹田ッ!
てか、このあとしばらく、猫に粘着された俺でした。
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猫の猛攻を何とかくぐり抜け、最後にやってきたのは、滝廉太郎記念館。すでに、大分行き列車の発車時間が迫っていたけど、やっぱりここは外せないんじゃないかなーと思ったので、駆け足で訪問
滝廉太郎が実際に暮らしていた家屋をそのまま利用した記念館で、この中には滝廉太郎が書いた楽譜やら、手紙などが展示されておりますが、どちらかといえば「ご自宅拝見」といった感じかも。なので、庭を眺めているだけでも良いかもしれません。まあ、俺がいたときは、騒がしいおばさんが占領していて、それどころじゃなかったけど(-Д-)
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さて、時間になったので戻りますか。
最後に、後輩オススメの駅前のカレーパンを1つ購入。
ここらしい。
(゚д゚)ウマー
1個100円だし、どうせだったら10個ぐらい買っておけばよかった。
・・・っと、ちょいと時間があるようなので、駅の反対側にある気になる、赤い鳥居のところまで行ってみよう。
よしゃ。登ろう。
うむ。竹田市内が一望というか、駅がよく見えるな。よし、大満足した、帰ろう。
とまあ、2時間ちょっとの竹田観光でしたが、比較的狭い範囲に見所がつまっているので、軽い気持ちで途中下車して、自転車借りて行き当たりばったりで見て回るだけでも、なかなかおもしろいと思いますよ? 俺的にはオススメの街。そして竹田出身の後輩に乾杯。杯を乾かすと書いて乾杯。
まあ現実問題として、ちょっと大分市内から離れているけど、機会があったら是非行ってみてください!
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その後は、大分までぐっすり睡眠で移動。大分からは、もう毎週のように乗っている特急ソニックに乗り換え小倉まで移動。で、終了。お疲れ俺。
次回は、せっかくの日曜日なのに、午後から仕事とかアリエネー。アリエネーけど、午前中はフリーなので、午前中だけでも楽しんでくるぜ、「駆け足で巡る西戸崎訪問というか、日曜日仕事がある会社ってどうなのよ!?」をお伝えします。日曜日に仕事というか、日曜日のうちに現場に移動するだけなんだけど...