NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

18切符を消費するため、茨城県に行ってきた!!

別に東京都心の往復に使えばそれで十分な気もしたけど、せっかくなので遠出してきました。目的地は、日本で第2位か第3位の広さを誇る湖、霞ヶ浦です。関東の人間なら一度は見ておかないとな!

というわけで、早速行ってきました。案の定、18切符の旅なので、大半が鉄道写真です。まあいいじゃん。

 

朝9時。
最寄り駅飯能より西武池袋線で秋津まで向かい、そこから武蔵野線で新松戸へ。そして柏で常磐線快速に乗り換えて・・・



柏と言えば、東武野田線の大きな中間ポイントだったね。てか、ここで進行方向が変わるのか。知らなかったけど、どうでもいいぜwwww

そのまま常磐線に乗って石岡まで移動。ここで、このまま行けば来年3月に廃止となってしまう鹿島鉄道に乗り換え...



って、何このレトロな雰囲気(実際に調べてみると、上の車両たちは、昭和初期に作られた車両らしい。すごいな)

まあ乗ったのは、こっちの新型車両。電車と言うよりむしろバスだねこれは。



乗ったと同時に発車。ゴゴゴゴ....うお、只見線以来のすさまじいローカル線だな。車窓は退屈な関東平野の風景だけど、エンジン音がすごいぜヽ(゚Д゚)ノ

しばらく乗っていると、右側に霞ヶ浦が!! でけーヽ(゚Д゚)ノ  でも琵琶湖より小さいかもヽ(゚Д゚)ノ

そのまま終点まで向かっても芸がないので途中下車。降りた駅は玉造町という駅(現在は行方市です)。



駅を降りたら霞ヶ浦だと思ったら、どうやら違うらしい...下調べしてくるべきだった( ゜д゜)

特に観光地化もされてなく、ほかに名所などなさそうだったので、適当にほっつき歩くことに。

なんか川が流れていたので川沿いに歩く。というのは、川沿いに歩けば、いずれ霞ヶ浦じゃね? という胆略的な思考より。



この風景だけ見ると、近所の日高とか川越に行けば普通にありそうだよな。小畔川とか新河岸川とか。

さらに炎天下の中、歩くこと30分。いい加減飽きてきた頃...



霞ヶ浦ヽ(゚Д゚)ノ

せっかくなので近づいてみる。



何ともいえぬ香りが...そうだな、澱みきった沼の臭いにおいというかなんというか。ああ、やっぱり霞ヶ浦はきれいじゃないんだな。うーむ、NHKできれいになったとか言う放送を聞いた気がしたけど、気のせいだったか。これが茨城クオリティなのか。

っと、次の列車の時間が来てしまったので退散。EZナビウォークによれば、すぐ近くに「浜」という駅があることがわかったので、そこまで移動。



待つこと2分。登場したのは・・・



うお、これまたレトロな!
(あとあと調べてみると、この602という車両は、昭和12年製造らしい。昭和12年って戦前じゃん! ボロい中央線の電車が新車に見えてきたぜ)



最初に乗ったバスみたいな車両は車内もバスみたいだったけど、こっちの車両はなんかもう、小学生の頃に乗っていた緑色の世田谷線もびっくりみたいなそんな感じ。床は木製だし。おそらく、60歳ぐらいの初老の夫婦が乗ったら、懐かしがるだろう(とくに意味無いけど)。

浜駅から20分。あっという間に終点の鉾田駅...の前に、こんな駅が。



あれ、いつの間に埼玉県坂戸市へ?? しかもこんなにしょぼく、と思ったら違いました(当たり前だ

えーと、気を取り直して...終点鉾田駅です。



ここからは、鹿島臨海鉄道新鉾田駅まで歩いて移動しなくてはいけないと言うことは事前調査でチェック済みなので、記憶を頼りに新鉾田駅まで移動。

...到着。今日は歩いてばっかだな。まあ、いつものことか。



鹿島鉄道とは異なり、鹿島臨海鉄道は比較的新しい路線なので、鹿島鉄道に比べて、見た感じちょっと豪華。殺風景で味気ないけどな。

で、待つこと15分。鹿島臨海鉄道の車両が登場。時間もないので水戸へ急ぐ。

しかし、鹿島「臨海」鉄道なのに、海の近くを走ってないのが残念。臨海じゃないじゃん...ってなことを思うこと40分。水戸に到着。



水戸! といえば納豆!

それっぽいおみやげを購入し、埼玉に向けてGo!
ただ、常磐線をそのまま引き返し松戸方面に向かうのは、朝と同じルートで芸がないので、ちょいとアレンジをということで、乗車したのは水戸と小山を結ぶ水戸線



常磐線と同じ車両だけど。

そのまま筑波山の裏を抜けて、小山駅へ。



小山といえば、大学のサークル時代に一悶着あったところですが、それはさておき、宇都宮線に乗り換え、埼玉の首都に近い大宮へ!



そして川越線八高線と順々に乗り換えて行き、東飯能到着19:28。お疲れ>俺。



なんか霞ヶ浦を見に行ったのか、鹿島鉄道に乗りに行ったのかよくわかりませんが、まあよいでしょう!
ところでこの鹿島鉄道。調べてみると、現在そうとうやばいらしいね(鹿島鉄道を守る会)。実際に乗ってみても、至る所で「ガンバレ鹿島鉄道!」「かしてつを救え!」みたいなのぼりが立ってたし。ここは雛見沢かy(略

そういえば今年の3月に大甕に行ったとき、この駅で乗り換えることができた日立電鉄廃線になったというし(廃線になるまで、この鉄道の存在すら知りませんでした!)、さらに勝田から出ている茨城交通という、これまた鹿島鉄道並みにローカルな路線も、再来年に廃止になるとかならないとか。

まあ茨城県は、ほかの県に比べても車の依存度がとりわけ高そうだし、継続させるのは難しそうだな。しかも、鹿島鉄道に関して言えば、途中駅にこれといったすさまじい観光スポットがあるわけでもなく、また東京への通勤圏からも外れているから、大幅な利用客のアップは望めそうにないしなー。

いずれ茨城の私鉄は、TXと常総線を残して全部消えてしまいそうだねぇ...あの鹿島鉄道の雰囲気はなかなか良かったからぜひとも残して欲しいところだけど、経営する面から見るといろいろと厳しそうだな。うーむ。

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