NISHISAITAMA PROJECT

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福島・新潟旅行記2006 ~ 後編

この日は、朝5:31発の磐越西線に乗り、新潟に10時前に到着し、新潟観光をする予定だったんだけど、前日の夜にビールを飲み過ぎての灼熱サイクリング地獄in只見の疲れと、夜行バスでの徹夜が響き、目覚めたのが6時半...寝坊したー(;´Д`)

 

というわけで、残念だけども新潟観光はまた次の機会に行うとして、今回はとりあえず新潟経由で帰るという、ある意味、究極の18切符の旅っぽいことをやってきました。

だからほとんど電車と駅の写真ばかりです。

 

 

はい、気を取り直して、まずは会津若松駅より、磐越西線で新潟に向かいましょう!



この磐越西線は、昨日乗った只見線と同様、喜多方を過ぎたあたりから阿賀川を何度も左右に渡りながら、山の中を走り抜ける路線で、愛称の「森と水とロマンの鉄道」の通りな車窓が広がってましたよ。

まあ、只見線よりも幾分開けたところを走るため、山奥感はそこまで無かったけど。



8時過ぎに出発した磐越西線も、4時間も乗っていれば終点の新津に到着します。新津ヾ( ゚д゚)ノ"



新津は、事前の調査で駅弁を販売している駅と言うことがわかっているので、とりあえず新潟っぽい駅弁を一つ購入...新潟っぽいというか、日本海っぽいというか。



まさかのいくら何でも寿司! 鱒、鮭、蟹、いくら、卵、野沢菜、生姜、醤油! 新潟っぽいかどうか、新潟の人間ではないので判断できないけど、俺はこういうのを求めていたんだーwwww
といった感じで、いくつもある駅弁の中からこれを即決購入。せっかくの駅弁なので、電車の中で食しましたよ。ええ。

新津からは、そろそろ自宅に向けて動かないと終電がやばそうだったので、最短ルートで埼玉に向けて移動開始。まず使ったのが信越線で長岡まで。



新幹線も止まる大きな駅ですが、18切符ユーザーには無縁の存在。ここで上越線に乗り換え群馬方面へ・・・

...っと、ここでちょいと北越急行、通称いわゆる「ほくほく線」(ご指摘ありがとうございました>しるふぃ様)に、とある事情で乗ってみたくなったので、途中の越後川口で方向転換することに決定。越後川口で乗り換えたのは、長野まで走るローカル線の飯山線



今回初めての一両編成ヾ( ゚д゚)ノ"
これに乗って十日町まで行き、そこからほくほく線に乗り越後湯沢に行くというルートでございます。

新潟の山の中をゆっくり走ること30分。到着したのは十日町



ここでほくほく線に乗り換え、六日町へ・・・



で、なんでほくほく線かというと、実はこの路線。プラネタリウム電車のゆめぞら号なるものが走っているらしく、時間が合えばそれにぜひ乗ってみたいと思ったからで、だからあえて寄り道したというわけです。

簡単に説明すると、ほくほく線はほとんどがトンネルの中を走るため、トンネルを走行中に、電車を真っ暗にして、プラネタリウムなどを放映するという、なかなかおもしろい試みを行っている路線で、前々から興味があったんだけど、見に行く機会がなかったんだよねぇ(青函トンネルのように、トンネルの壁面に細工してる路線というのはほかにあるけど、車内でこういうトンネルを生かしたイベントを行う路線はほかにないんじゃないかな)。

以前、天文研究会の合宿で六日町に行ったとき、いい感じでゆめぞら号が止まっていたので、「天文研のメンツなら、一度見ておいた方が言いと思うから行こうぜwww」って誘ったら「んなもん行けるか」と軽くあしらわれた悲しい過去があったので、今回改めて見に来たわけですが...

...上映は土日( ゜д゜) (今日は火曜日)

また土日に来よう...λ.......

ちなみにこんな感じで放送されるらしいです(実際にナレーションが入るとか、ちゃんとストーリー性のあるプラネをやってるようだ)。ああ、このムービーを見せればたぶん、プラネを自作するようなサークルの会員の心を動かすことができただろうな。あー、惜しいことしたかもわからんね。

まあ、このプラネを放映するゆめぞら号ですが、平日は平日で違うことをやっています。こんな感じ・・・



音楽とともに、某絵画販売で販売している絵に描かれているようないるかが泳いでます。これはこれで目新しいので、悪くはないかなと。ただわざわざ見に来るようなコンテンツじゃないのが惜しいな(ゆめぞら号という名前をつけているのにほかのことをやっているからと言うのが惜しい点だね)。

そして、飯山線とは対照的にものすごい速度で走るほくほく線は、六日町で上越線に乗り入れ、そのまま越後湯沢駅に到着。



毎年おみやげを買っていた、駅の土産物屋で適当に物色した後、時刻表を確認すると、なんとこの先上越線で群馬に抜ける電車は2時間待ちだとか...2時間待ちは退屈過ぎなので、新幹線に乗ることにしました。18切符での旅の最大の邪道行為だと思いますが、別にそんなこだわりなど持ってないから関係ないんです!



でも、あまりお金かけられないから、となりの上毛高原までです(笑)

...新幹線はえーなヾ( ゚д゚)ノ"

ほくほく線も速いと思ったけどそれ以上だ。在来線なら40分以上かかる山越えを、17分で通過...1680円の価値はあったな。

到着したのが上毛高原



近くにある上越線後閑駅まで2~3kmほど歩いて移動し、ぎりぎり高崎行きに追いつけました。

あとはまあ、高崎で八高線に乗り換えて、3時間後には帰宅となったわけですが(後閑駅高崎駅も乗り換え時間がほとんど無く写真が撮れなかったwww)、こうして改めて振り返ってみても、最終日はやっぱり鉄道に乗るのが目的の旅のような感じだったね。

でも、電車に乗ってあちこち移動するのは嫌いじゃないし、それに多種多様な路線に乗れたのはおもしろかったかな。なにかとタイミングが悪かった気がしたけど、それは次回以降へのお楽しみと言うことで取っておくことにしましょう。

とりあえず新潟はしばらくおいといて、次回は仙台より北の東北地方から北海道にかけて回ってみたいと思います。次回はいつになるかわかりませんが。

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