NISHISAITAMA PROJECT

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福島・新潟旅行記2006 ~ 前編

この前行ってきた福島・新潟旅行についてレポートしましょう。

でも18切符旅行ゆえ、詳しく説明しすぎると「磐越西線五泉駅から見える蒲原鉄道廃線が云々」のように、いったい誰をターゲットにしているのかがわからなくなるぐらい、理解しがたい文章になってしまいそうなので、それなりに詳しくそれなりに適当に。

 

とりあえず初日、まずは夜行バスで小出へ。



インターチェンジは街から離れたところにあるため、あたりは真っ暗でした。しかも真夜中の3時で、曇っていたため、星を頼りに方角を確かめることすらできず、長年の経験と勘を頼りに小出駅まで移動...できました! 携帯のGPS最高!

小出駅に到着したのが4時ちょい前ぐらい。



小出stヾ( ゚д゚)ノ"
でも5時まで駅のシャッターが開かなかったので、夜遊びを終えた渋谷の若者のように、シャッター横で座って、持ってきた音楽を聴きながら時間つぶし。

そんなこんなで5時を回ると、シャッターも開き、ホームに入れたのでそそくさと移動。目的は、只見線の始発列車。



会津若松へ向けて出発ー。てか、エンジン音うるせーwwwww
でもやっぱこの音がいいね、この重圧感が。うるさいけど。

しばらく魚沼産コシヒカリで有名な新潟の農村地帯をのそのそ、乗客を乗せることもおろすこともなく走り続け、大白川駅で交換待ちのため30分停車し、その後、冬期は国道が豪雪のために閉鎖されるという難所・六十里越をトンネルで抜け(ここの景色はすごかった!)、とりあえずの目的地である只見駅に到着ー。



ってか、高校生をのぞいて乗客は誰もおり無いんだね。みんな乗り鉄か。

観光客代表で降り立った只見駅
駅前が上の写真。



駅その1



駅の反対側...線路が草で埋もれているんですが!



時刻表も確認...会津若松方面は1日4本! しかも今乗ってきた7:23のあとは、14:38。実に7時間以上も来ないという驚愕の事実が発覚(いやいや、調べておいてたけど)。とりあえず、駅にて役場に併設されている観光協会で、自転車を無料で貸してくれるという情報を得たので、「灼熱サイクリング地獄in只見」を決行することに。

観光協会でもらった地図を頼りに、まず向かった先が、日本第二位のダムで知られる(らしい)田子倉ダムへ...! 片道7km、ずっと登り!



写真で見るとそうでもないけど、実際見るとでけぇヾ( ゚д゚)ノ"

汗だくになりながら、というか脱水症状になりかけつつ、気合いを入れて何とかダムの上へ。



でかいぜヾ( ゚д゚)ノ"
近所の宮沢湖や名栗湖とは比べものにならないほどのスケール。これはすごいな。

時間も有り余るぐらいあったので、さらに6kmほど先にある、秘境駅で有名な「田子倉駅」まで足を伸ばしました。

さらに上り坂を進むこと40分...到着です。



何でこんな所に駅があるんだ! 誰が使うんだ! ってな感じで、周りにはホント、国道以外に何もありません。民家や自販機はおろか、電信柱すらありませんwww

プラットホームはこんな感じ。



険しい山道を15kmもかけて自転車で来た甲斐があったかどうかはわかりませんが、とにかくすごいところに駅があるということがい実感できました。

満足したので戻ります。帰りはほとんど下り坂なので「いやっほーぅ!」な感じ(投げやり)。

只見町役場に到着。往復で3時間もかかってしまいましたよ...でもまだ4時間も時間をつぶさないといけないので、観光案内に書かれていた、手頃な名所をしらみつぶしで回ることに。

まず最初に向かったのが、只見スキー場。



夏なので誰もいませんでした(笑)
当たり前だ。はい次、そのすぐ近くにある三石神社。



立派というか、やたらでかいしめ縄がある鳥居はいいんですが...本体は、15分ほど山の中に入ったところにあるらしいです。ハイキングをかねて行ってきました。

その途中で発見した、中ボスのような岩。



むむ



なにーwww
俺がここに頭をつっこめば、いまの研究をあっという間に終わらせることができるぐらい頭がよくなると言うことじゃないか!! さあ、一の岩よ、俺に情報数学やマルコフ過程を教えてくれ!!!

...



( ´_ゝ`)
いや、やっぱ俺は自力で勉強するからいいや。頭つっこんで、ムカデとかにかまれたら嫌だし。

楽して頭がよくなることはあきらめ、さらに奥へ。
しばらく進むと、奇岩を発見!! てか、これが三石神社のご本尊様らしい。



屋根のように見えるこれ、岩です。

何だあの看板は



観光協会パンフレットによると、「カップルでここに来て、縁結びをするよろし」とか。よし、一人旅実行中の俺には関係ないぜヽ(゚Д゚)ノ

帰ろう。

さて、その次に向かったのが、また神社。滝神社という名前らしい。



わりと小綺麗な神社だったかなと。

あとはまあ、あちこち目的もなくうろちょろ。下の写真の、中央やや左に見える山は、只見のマッターホルンといわれている、蒲生岳だそうです。簡単に登れるらしいので、次回来たときにでも行ってみましょう。



只見川



そうこうしているうちに、お昼の時間。
只見といったら「そば」が名物という話を聞いたので、駅前のそば屋に入り、オススメの一品を注文。



いつも愛用している、そこら辺の立ち食いとはひと味もふた味も違うぜwwwww

そんな感じで、気がつけば列車の発車1時間前となったので、只見見物は終わり。



役場に自転車を返し、役場の人と1時間ほど(!)お話をした後、駅に戻り....駅前で見かけた生物



駅に蛇が出るとは、さすがすぎだぜ!

やってきた只見線会津若松行きに乗り込み、目指すは会津若松

この只見線福島県側は只見川を何度も渡り、そのたびにすばらしい渓谷美を堪能することができて、車窓から外を見ているだけで十分おもしろかったね。ただまあ、車窓から写真を撮るのは神業レベルのスキルを要求されるために、うまくとれませんでした( ゜д゜)

気になる方は、この辺を見ていただければ...と。

途中の会津川口駅では、交換待ちでそれなりに待たされるので、いったん駅に降りて、鉄道マニアも鉄道ファンもそうでない人もみんなで写真撮影...明らかに興味なさそうなおっさんまで、駅に降りて携帯のカメラで撮影していたのは笑えた。



意外と地元の人も乗っています。
そしてこの会津川口駅ですが、ホームのすぐ脇に只見川が流れていて、これがなかなか圧巻。


そして只見線会津川口を出発後、しばらくして会津若松へ到着ー。



前もって、会津若松のビジネスホテルに予約を入れているので、今日はそこに宿泊。

激しく就寝

続きます

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